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私が行政書士試験に2回連続失敗した理由

知識を身につけ、思考回路を鍛えるには
インプット:アウトプット=3:7の割合が
よいといわれている。


読書で学んだことを
実践に落とし込んだり、
人に話したりするアウトプットなら
比較的実行しやすい。
 


しかし資格試験の場合はどうだろうか。
私の場合はかなりインプットに偏っている。
 

まず講義を視聴して
復習のためにもう一度視聴して
少し問題を解いて、
参考書を見る。


ほぼインプットではないか!
 

なぜこうなるのか。


おそらく「間違えるのが怖い」
「まだ覚えきれていないかもしれない」
という不安な心理が働いているのだろう。


私は心配性か。

 
その割には、
1章を終えたら2章、3章と進んでしまう。

本当に心配症なのか?
 

消化しきれていないのに単元を進めても意味がない。


結局そのやり方では、
2度どころか
3度も4度も戻ってくることになる。


そして戻ってきたころには
『わかったつもり現象』に陥っており、
サラッと流してしまうわけだ。

 

『今日からインプット3に対して
アウトプットを7にしないと
余命1年になります』と言われれば、

さすがの私でも
「いかにインプットの時間を減らすか」
に意識が向くだろう。


そして正確なアウトプットをするための
インプット
に変わっていくはずである。
 

1日当たりに進める量も減るかもしれない。

だけどそれが1発合格の可能性を高めていく。
 

とはいえ、全体像を把握したくなって
浅い理解で先に進めたくなる。

人間だもの。


そういう時は
ベストセラーの参考書を
丸1日かけて読破すればいい。


一方、動画講義の場合は
時間がかかりすぎるから、
全体像の把握には向いていない。
 

全ての分野が終わらなくても、
全体像が把握できなくても、
資格試験であれば合格は可能だ。


本番という
アウトプットを意識した
インプットさえできていれば、
合格ラインには到達できる。


今思えば、3ヶ月で簿記3級・2級に
同時合格した際はそれが自然にできていた。


「二度と受けたくないから一発合格したい」
という気持ちが強くて、
常にゴールを見据えて
戦略を練っていた記憶がある。
 


一方、マンション管理士試験や
行政書士試験の際には、
隅々まで理解したいという気持ちが強すぎて、
過去問に手を出したのも遅かった。


そして同じ参考書を
何度も繰り返すことばかりに
意識が向いていた。


トレーニングのように、
一問一答などの単調作業を
何度もこなせばうまくいくとも思っていた。
 

クイズ形式で
一問一答に答えることができても、
配点の大きい記述には
対処できないだろう。


なぜなら
頭を使っていないからだ。


そうすると、記述対策を別途
行わなければならなくなり、
インプットのやり方が2通りになってしまう。

非効率だ。
 


やはり意識や時間のフォーカスの仕方が間違っていた。


だから私は行政書士試験に二度も落ちたのだろう。
 

次は変わる気がしてきた。
もう受けないけど。


本日もお読みいただきありがとうございました。


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