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化粧水戦国時代のスキンケアの秘訣:美肌菌を増やすこと

健康な素肌には数百万個の美肌菌

よく「洗顔はぬるま湯で」なんて言われますが、面倒くさくなって熱いシャワーで流してしまうこと、ありませんか?
 
面倒くさくなる理由は「なぜその工程が大切なのか」が説明されていないからなんだと思います。
 
そんなときは、お肌の味方である美肌菌(常在菌)を大切にして、増やすイメージを持ってみてください。

この子たち(美肌菌)を大切にして、増やして共存していくイメージ

美肌菌スキンケアの方法 その1 落としすぎない こすりすぎない はがしすぎない

美肌菌たちを増やして共存していくイメージを持つと、洗顔の際「落としすぎない」ように意識が向きます。

クレンジング剤などでゴシゴシこすると、大切な美肌菌たちが肌を「キャ~」と滑り落ちて、排水溝に流れてしまいます。

ところで、美容に詳しい人は「細胞間脂質」という、肌に自然に備わっている保湿成分をご存じかもしれません。

細胞間脂質には主成分のセラミドのほかにもコレステロール、遊離脂肪酸などが含まれています。しかも、セラミドひとつとってみても、さまざまな種類のセラミドが絶妙なバランスで組み合わさっています。

複雑なバランスでできあがっている細胞間脂質は、1種類や2種類のセラミドを配合しただけの人工的なクリームなどでは代用できません。不純物として作用し、かえって微妙なバランスを壊してしまうだけです。

宇津木龍一『肌の悩みがすべて消えるたった1つの方法』

生命はとても神秘的で、実際に体内で行われていることを人工的に起こそうとすると、巨大工場級の莫大なエネルギーが必要になります。

それが36℃程度の体内で行われているというのは、人体の中で本当に複雑で繊細なメカニズムが働いている証拠といえるでしょう。
もちろん、皮膚の上で行われている営みも同様です。

そのため、汚れや油を洗顔やクレンジングでキレイに落としきってから、必要なものだけを化粧水や美容液で補うというのは、一見合理的な気がしますが、いくら美容が進化した現代でも未だ難しいといえるでしょう。

繰り返しになりますが、クレンジング剤などでゴシゴシして大切な美肌菌たちを排水溝に流してしまうのは、とてももったいないことです。

美肌菌スキンケアの方法 その2 薬品で刺激を与えすぎない

美肌菌たちを増やして大切にするイメージを持つと、薬品で殺菌してしまうのがかわいそうになります。

特に防腐剤と界面活性剤。
これらは非常に高いパフォーマンスを示します。

しっかり防腐剤の入った化粧水は、主成分が水にもかかわらず、放っておいても何年も腐りません。

界面活性剤だってそう。本来は混ざらない水と油を使い勝手よく、絶妙に混ざり合わせてくれます。

しかし、美肌菌はこれらに非常に弱いことを知っておきましょう。

私は化粧品の成分については勉強中で、専門家ではありませんが
「何だかよくわからない成分」
が入りすぎていないものを選ぶようにしています。

よ~く探すと「何だかよくわからない成分」が一切入っていない化粧水もあります

美肌菌スキンケアの方法 その3 熱すぎ 冷たすぎの水で洗わない

もうお分かりかと思いますが、美肌菌たちと共存していくことを考えると、極端な温度の水ではなく、ぬるま湯が最もやさしいということになりますね。(シャワーじゃ可哀そう!)

美肌菌の力を借りるメリット

美肌菌の力を借りると、スキンケアのやり方がとても楽になります。

事実、私は半年以上クリームを使っていません。クリームを使用するとニキビができるようになってしまうんですよね……

今はいい香りのする高級クリームをつける楽しみや喜びはなくなってしまいました。
しかし、クリームがないと象のような肌になってしまうということはないでしょう。

巷には、全くスキンケアをしていないのに、お肌のキレイなおばあちゃんもいらっしゃるくらいですし。

参考の一つとして……

もちろん、様々な肌質の方がいらっしゃり、それぞれに適切なスキンケアというものがあると思います。

私もまだまだ研究途中ですが、私のマイナーなスキンケアについて下記の動画にまとめましたので、興味のある方はぜひご覧ください。

私の動画を観て、「いや、違うだろ!」と違和感を持ったとしても、その違和感によってご自身の感覚も研ぎ澄まされ、持論が言語化されていくと思いますので、ぜひ活用してみてください。

おわり

あやめ総合サービスの顔タイプ診断®では、For Artistという小顔クリームを使用してメイクレッスンをします。


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