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フリーランス14カ月目・お客様になりきる

会社員を辞めてよかったこと

会社に属さないでよかったと思う点は、お客様のことを真剣に考えられるようになったことです。



組織に属していると、多かれ少なかれ、
自分の評価のために行動しがちになります。

「一生懸命やっている感」を出すために、
プロセス重視になることもあります。

一方、お客様にとっては、
プロセスなんかどうでもいいわけです。


いいものを提供してくれるかどうか、それだけです。


すなわち、自分でビジネスを始めると、
「結果が全て」に全振りしていくのです。


お客様との関係性

お客様への価値提供を考え続けていると『お客様とスタッフ』いうより、人間同士の関係になっていきます。  

心理的な距離が近づくのです。

そうすると自然にその人のお悩みが想像できるようになります。


マーケティング界隈では、頻繁に「ペルソナを考えろ」と言われます。

しかし、ペルソナという架空の人物の設定をしなくても、お客様の生活や関心ごと、不都合が想像できるようになるのです。

理解が進むと、自分のお客様にとっては、
クーポン券や割引券は的外れだと推測できます。


お客様の「買いに行く手間・選ぶ手間」を省くためのプレゼントのほうが喜ばれるだろうという仮説が立ちます。

それを実行するにはコストはかかりますが、
ある程度価格に反映しても良いでしょう。


なぜなら、プロが選んだもので、かつ、お客様にとって時短になるものであれば「どうぞどうぞ。料金に入れてください」となるのが普通の感覚だからです。
(そういうお客様だけ選んでください)


広告は何のため?

ところで、広告はとても大事な存在です。

見る側からすると「煩わしい存在」ですが、
実はその既視感が安心感につながっていくのです。

人は見たこともない商品を買いません。

初めて見る物や人は怖い、
損したくないという心理が働くからです。

その心理があるから広告を出すのです。

結果的に、購買意欲の積み重ねになっていきます。


社名を連呼するCMなどがありますが、極端な話、名前なんて覚えてもらわなくてもいいのです。


それよりも、自分の存在を定期的に思い出してもらうことのほうが大事なのです。

だからInstagramのストーリーズで毎日「生きてるアピール」することが大切なのです。


クーポン券よりも、お客様の身近で「私」を感じてもらえるプレゼントのほうが重要な理由がここです。


どんな特典が喜ばれるか

そして特典は、物はもちろんのこと、サービスでも喜ばれます。


例えばVIPだけの先行案内や、ZOOMで個人的な勉強会(補講)をしてあげるなどもいいですね。


物よりもオーダーメイド感があり、
距離感を感じることができるので、
お客様に「自分が特別な存在になったこと」を実感していただけます。


仕入れのない技術料は、自分の判断でいくらでも下げることができます。



極端な話、リピート率が100%あれば、お客様が少なくても、単価が低くても十分やっていけるのです。


つまり、新規獲得ばかりに目を向けて、既存のお客様のケアをおざなりにしないことが事業継続の鍵になります。


リピート率を100%に持っていく努力を惜しまないことが大切です。



なんたって、数多くいるライバルの中から私を選んでくれたのですから。
せっかくのご縁を腐らせてはもったいない。



選んでくれたお客様のためにも、事業を続ける必要があります。

急に私が「あ、あれですか?もう辞めちゃって、今は新橋の一般企業で働いてます」とか言ったら皆さんドン引きしますよ。


その程度の人にお金を払ったことを後悔するでしょう。


だから経営戦略を兼ねたお客様への思いやりは、事業継続のための重要な糧なのです。


これからもお客様への価値提供について考え続けます。

それが私の仕事です。


本日もお読みいただきありがとうございました。


あやめ総合サービスのイメージコンサルティング(4つあるメイン事業のうち、今回はこちらのお客様を想定して書きました)▼



参考:華僑Jマインドバンク


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