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結婚相談所の主観的レビュー ~ オーネットで共働き共家事婚活するコツ

このnoteでは、婚活で「共働きでも家事育児は女の仕事」とか言わずに公平に家事分担できる男性=共働き共家事夫 を見つける方法を書いています。

前回、結婚相談所オーネットでの活動について書きました。
今回は、私の経験から、オーネットで共働き共家事婚活するときに注意することについて書いていきます!
おそらく、他の結婚相談所でも同じなんじゃないかな‥

1. 結婚相談所の基本原理とは?

これは私の主観だし、会社とか支社とか担当にもよると思うので言い切るのは勇気がいるけどあえて言いますね。
ざっくり言うと、結婚相談所というのは、「女は年齢、男は年収」という原理で動いてます。

アプリ vs 結婚相談所の記事でも書きましたが、結婚相談所って、申し込める人数が限られてる割には、申し込む前に得られる情報が少なすぎるんですよね。

オーネットだと、申し込む前にわかる情報は、年齢・年収・大体の職業(会社員、公務員、自営業など)・学歴(高卒、大卒、院卒のステイタスのみ、学校名は明かされない)・身長・居住都道府県・出身都道府県・兄弟姉妹の有無・飲酒喫煙の頻度・養子縁組*1の可否、くらい。
フリーコメント欄もあったけど、上限が200文字くらいなので人となりを判断するには少なすぎる。

逆に言うと、オーネットは、上記の情報さえあれば、この人に申し込むかどうかを判断できると思ってる、ということです。月に8人しか申し込めないのに。
共働き希望かとか子どもが欲しいかとか転勤があるかとか、価値観やライフスタイルに関わることなんか知ったこっちゃねえ、って姿勢です。
もちろん、申し込んでマッチングしたらメールや対面で確認すればいいんだけど、その段に来て「専業主婦希望です」って言われたら申し込み枠と時間の無駄ではないですか。

*1:オーネットでいう「養子縁組」とは妻の名字に変えていいかどうか、だと私の担当アドバイザーは言っていて、それが会員全員の共通認識ならジェンダー観をはかるいい材料。
ただし実際は人によって解釈がいろいろで、妻氏婚の可否だと思っている人・養親の戸籍に入ることだと思っている人・よくわかってない人などが混在しててあまり役に立たなかった。

2. 担当アドバイザーとの攻防

私の担当アドバイザー(50代くらいの女性)がまさにその「女は年齢、男は年収」という原理を体現してるような人で、

私「年齢は私プラスマイナス5歳でお願いします」
担当「10歳年上までOKにするのがおススメです」

私「希望年収? 下限は私の年収マイナス100万円です。それくらいあれば、2人で合わせたときに生活レベルを落とさなくていいだろうと思うので」
担当「ご自分より低くていいんですか? もっと高収入を狙えますよ?

私「職場が遠いと住む場所に悩むと思うので、できれば都内の人がいいです」
担当「神奈川県も大企業が多いので高収入の人が多いんですよ♪
私「(今収入の話はしてねえよ)」

私「プロフィール書いてきました。『なんでも話し合える友達みたいな夫婦が理想です』」
担当「夫婦は友達みたいに対等ではありえません。私なんか結婚した当時は専業主婦でしたから、食べさせてもらってる立場で対等なんてとてもとても…」
私「(共働き希望だって言いましたよね?)」

私「共働きで、家事育児を分担できる人がいいです」
担当「男の人っていうのは、奥さんに可愛げがあれば自然と家事はやるんですよ」
私「(自分の衣食住を整える行為をやるかどうかを、相手の可愛げ依存にするなよ)」

と話が全然かみ合わなかった。

担当アドバイザーも人間なので、個人としてどんな結婚観を持ってても自由です。自由なんだけど、今は私の結婚相手を探してるので、私の価値観に沿って話してもらえませんか?
もし私が、高収入高身長高学歴同年代イケメン、みたいにたくさん条件を出してたとして、それだと厳しすぎてマッチングする人がいませんよ、というアドバイスなら聞きます。
でも、収入など私が重視してないところを重視して、年齢など私がこだわってるところを軽視するのはやめてもらえませんか?

ということをカスタマーサポートにメールしたら、担当交代となり所属支社の支社長に担当してもらえることになりました。
この支社長さんは30代くらいで、私の結婚観を尊重してはくれました(まあクレーム入れた後だから)。
が、忙しすぎて月1で30分くらいしか面談できなかったし、面談では私の活動進捗を聞き取るくらいで特に有用なアドバイスをくれたわけではなかったです。

アドバイザーと名乗ってはいるが大して有用なアドバイスはできない、っていうのも、「年齢と年収は開示しておくので、条件に合った人探してくださいね」っていう姿勢だからでしょう。

「共働きで公平に家事分担できる人か確認するにはどうしたらいいですか」って質問には誰も答えてくれなかったので、価値観ベースの選び方には詳しくないんだろうな、と思いました。

3. だからとにかく気を付けて

結婚相談所は、身元が確かで結婚の意欲がある人ばかり集まっている、婚活するにはとても便利な場所です。入った方がいいと思います。
でも、プロフィール欄の内容といい相手の選定方法といいアドバイザーの頭の中身といい、「女は年齢、男は年収」なんです。

もちろん、アプリのプロフィール欄にだって年齢や年収は書いてあるから、若い女性、高収入の男性がモテる傾向はあると思いますよ?
でも、アプリって、たとえば「年収600万円以上」で検索した時に「800万円以上の人も狙えますよ」ってしゃべってこないでしょ?
結婚相談所の人はしゃべってくるんですよ。20代女性にならなおさらです。

人間は流されやすい生き物なので、もし最初に「高収入激務の人より、同じくらいの収入でいいから家事育児する余裕のある人がいい」と思って活動を始めても、
担当アドバイザーと話してるうちに「もっと高収入な人にしないともったいないかも?」とぶれてしまって結婚した結果、ワンオペ地獄に陥ることもありえます。

とにかく、結婚相談所で共働き共家事婚活をするみなさんは、共働き共家事できる人を見つけるんだ!という意志を強くもってご利用ください!

結婚相談所にも、年上OKや共働き共家事志向の男性はいるので、変なアドバイスにのせられて自分の求めるものを見失わないでください。

共働き共家事婚活の決意をぶらさないために、昔の記事共働き共家事夫でなければ結婚しないと覚悟する!もご参考ください。


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