20代前半で婚活市場に飛び込んだら。 【その⑥】
前回のお話です↓
おそらく、当時の私が婚活をして仮に結婚していたとしても、今のように幸せにはなっていなかった。
むしろ思ったはずだ。
「こんな筈じゃなかった」と。
若いから、理想の相手に出会うなんて簡単だと、ある種婚活の世界を舐めていた。自惚れていた。
婚活界隈でダントツに若い21歳。
正直言って市場における割合としては何%かと考えると確かに希少価値自体は高いだろう。
実際に男性側のメリットは0ではないから、いくら性格が高慢ちきでも一定のニーズはある。
「若い嫁をもらった」と自慢することはできる。しかし、それだけだ。
それ以外は、期待できない。
そんな結婚をして、私は幸せなのか。
そう考えると、うまく行かなかったことが結果的にはよかったのだ。
ようやく現実を見ることができたのだから。
さて。時は進み22歳になったばかりの秋。
友人の紹介で出会った男性と私は交際していた。
付き合う前から「私は結婚を24歳までにしたいと思っている」と伝えていたし、そのまま付き合う事になったので勿論彼も結婚前提で交際してくれるのだと思っていた。
しかし蓋を開けてみるとその彼は30代になってから結婚したいというライフプランを持っていたのだった。
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