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知らない間に、日本語ラップミュージックがすごくカッコよくなっていた件

2021年上半期ドラマで、私の中でのダントツナンバー1は『大豆田とわ子と3人の元夫』なわけだけど、


エンディング曲が毎回、すごく楽しみで。

民放ゴールデンタイムのエンディング曲、かなりの時間が日本語ラップなのって、今までなかったのでは?しかも、めっっちゃくちゃ、とてもカッコいいのです。松たか子のボーカル部分、歌詞も歌唱も最高ですが、ラップもすごく内容が深くて素晴らしいのです。私、音楽にも日本語ラップにも詳しくないけど、これがとても良いのははっきり分かります!


ドラマ放送ごと毎回、ラップが違うバージョンで、たくさんのラッパーが出てくるのですが、どれもすごく良かった。

これは別バージョンの1つ。私はこれが一番好きかな?


エンディング映像は毎回違っていて超オシャレ。その回フューチャーされた人物(岡田将生、松田龍平、東京03・角田晃広)までが登場するという凝り方!ドラマ『大豆田とわ子と3人の元夫』、おススメです!

…日本語ラップの方にお話を戻します。この二つの動画に出演している人たちは皆、人気実力のあるすごいメンバー、らしい。動画見ていただけたら、きっと、納得できると思います。


動画のタイトルに「STUTS &松たか子」とある、STUTSさんは、音楽プロデューサー、MPCプレイヤーです。『Presence』の作編曲、プロデュースを担当。

MPCについて、私は説明できるほどの知識がないのであやふやですが、MPCは音楽制作・演奏に使われるコンピュータで、あらかじめサンプリングされた様々な音声をSTUTSさんが楽曲に提供。

私がSTUTSさんを知ったのはこの曲。

この曲の出だしの所を聞いていただけたら、STUTSさんがどんな音を出して、この曲を魅力的にしているか、よくわかる。同じ箇所でMVにも演奏しながら出演しています。

劇団ひとりさんみたいな、おぼっちゃまの雰囲気だなあと思ったら、経歴にラ・サール中高卒とあり、すごい納得。

で、この曲をMC.wakaこと、オードリーの若林正恭さんと星野源さんが、「星野源のオールナイトニッポン」放送中にコラボ披露したのが、トップ画像の動画。

若林さんのラップ、自分で考えた、楽しいしとてもカッコいい仕上がり!ぜひ聴いてみてください!

若林さんのラップ、よいでしょう?相当、日本語ラップお好きみたいです。

ラップの中で、「オレのラップパート、PUNPEEさんより多くね⁉︎」とある、PUNPEEさんと星野源さんの曲『さらしもの』

ピアノで静かに始まる、一人で歩んできた同士の、孤独はひとりではない、というフレーズが印象的な曲。PUNPEEさんのラップはもちろん、源さんのラップパートがあります。

日本語は英語に比べてメロディに載りにくい。英語圏の曲の歌詞日本語訳と、同じくらいの曲の長さの日本の歌を比べたら、情報量の差は歴然。

ラップはメロディに載せなくていい分、字数を十分使って、考え、思いをリズムに載せ存分に語れる。その可能性が、多くの若い才能を集めて、結果、日本語ラップミュージックが急速にカッコよくなっているのだろうか。

ラップ自体、ここ40年ぐらいの歴史しかない新しいジャンルだけれど、食わず嫌いしている方、昔の日本語ラップのダサさで敬遠している方は、ぜひ、この記事の動画一つだけでも試してほしい。

新しいお気に入りが見つかるかもしれない。

チェーンナーさん、企画、ありがとうございます!

この企画は10月19日まで。参加したい方はぜひ。私も、皆さんのおすすめ動画が知りたいので。



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今日はこれから、入院していた病院へ外来受診して、いくつか検査してきます。検査はすぐ終わるけど、結果を聞くのがとてもこわいです。

はー、やだやだ。こんな時は、楽しいこと、きれいなもの、感動するものにしか触れたくない。

記事を書く間は、現実逃避できてしあわせでした。






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