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やる気なしサブカル女がディレクターとしてバリバリ働くようになった話

こんにちは、あやまろです。

「あやまろ」は小学校5年生からのあだ名で、友達からは他に「まろちゃん」「まろ」「まろ氏」とか呼ばれてます。最近は年齢を考えてちょっと自分で紹介するの恥ずかしいです。

わたしは現在企画・ディレクション会社で働いていて、社内で自主的に勉強会を開いたり、休日はイベントやセミナーに参加するなど、いわゆる「意識高い系」と呼ばれる部類だと思うのですが、元々は超やる気のない人間だったんです。

何がきっかけで仕事に対してのモチベーションが上がったのか、わたしの体験と感想を書いていきます。

やる気のない大学生時代

わたしが本格的に仕事について考え始めたのは大学の就活の時期です。

大学は昔から英語の成績が良いという理由だけで、英語の学部を受けました。(保育園の時から通っていたECCジュニア、ありがとう🙏)受験時は特に勉強したいことや、就きたい職業はありませんでした。

入ってみると常に英語漬けの毎日。先生は基本外国人で授業中に日本語を話すのはNGだし、宿題の量は多い…。本当に大学生活がイヤで「あ、わたし英語そんなに好きじゃないんだな」と実感しました。

まぁ基本的に頑張れない性格なので、(英語に限らず)好きになるまでの努力が足りないんでしょうけど…。

就活の時にみんながよくやる自己分析では英語に関することが全く出てこなかったです(笑) 

↓自己分析の結果

保育園:自分で作ったコンセプトに合う写真を切り貼りして、雑誌を作る遊びにハマる
小学生:新聞係を立ち上げてクラスの広報活動を行う
中学生:モバスペでWebサイト作りにハマり、友達のサイト作りを請け負う
高校生:コピーバンドをしていて、文化祭ライブでのPRをがんばる
大学生:CDショップでバイトし、プロモーションの楽しさを知る

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大学生の頃CDショップでアルバイトした経験も今の仕事と繋がっていると思います。CDショップには手書きのポップが飾られているのをご存知でしょうか。こんな感じです↓

私がバイトしていた店舗は、バイトの身分でも応援しているアーティストのポップ作成や売り場づくりに関わることができ、とても楽しかったです!

ちなみに大学時代のわたし↓

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原宿とかにいそうですね……(笑)今見るとメンヘラの要素詰まりすぎてて怖い…。初対面の人に「サブカルの権化」と呼ばれたことがありました…。

人生振り返ってみると、広告、広報、制作・デザインなどの分野に興味があるのでは?と思い、名古屋の広告代理店を中心に就活しました。

でも本音は「働きたくないな〜めんどくさいな〜」と思っていたので、周りの雰囲気に合わせて就活をしていた感じです。

就活へのやる気がないので10社ほどしか受けなかったと思います。

社長に「社会不適合者」と呼ばれたやる気のない新卒時代

ゆるく就活して、グラフィック・Webの制作会社に内定をいただいたき、アシスタントデザイナーとして働きました。

英語学部だったわたしはMacすら触ったことがありませんでしたが、良い上司や先輩に囲まれていたので何とかイラレとフォトショは使えるようになりました。

超初心者からのスタートなので最初からビシッとデザイン作れないし、その分努力が必要になります。

でも当時のわたしはデザインの修正が出されるたびに、自分そのものを否定されてるような感覚に陥り、クリエイティブコンプレックスを抱くようになりました。

好きだと思っていたのにデザインがつらい、もうデザインはやりたくないし、もう何も頑張りたくない……。理由はそれだけではないのですが、8ヶ月で会社をやめる選択をしました。

その時期は朝起きると体が重い、会社まで足取りが重い、行きたくない…てな感じでちょっぴり病んでました😷

退勤後、伏見駅で泣きながら彼氏に電話したこともありましたw今では思い出ですが…。

もうクリエイティブ業界には絶ッ対入らないんだ!やる気のない4ヶ月間のニート生活

会社を辞めてから外出もせず、ほぼニートな生活を過ごしていると、自然と考える時間が増えます。

「自分はどんな人間になりたいんだろう?どんな人生を送りたいんだろう?」と自問自答しているうちに、やっぱり私がやりたいことって企画を考えたり宣伝するお仕事に就きたいなと思いました。

新卒8ヶ月で少しの経験しかないので厳しいことは承知で、また広告会社への転職活動を始めました。

なぜもう1度がんばろうと思ったのか

現状の自分のレベルと向き合い、理解する、客観的に見る

「自分はどうなりたいか?」「どんな人生を送りたいか?」自問自答する

理想の人間に近づくためには何をすればいいかを考える

「もう1回がんばろう」と思えたのは、自分の中で↑のように気持ちが整理されたからだと思います。私の場合はデザインでしたが、人間は一度へし折られ、自身の現状のレベルを素直に認めてあげられると「がんばらなきゃ!」と思えるし、頑張っている人を素直に尊敬できるようになりました。

大学時代はかなりひねくれていたので、意識高い系の学生が大嫌いでしたが、それは自分が努力していない妬みの気持ちだったんじゃないかと思います。(ただひねくれは今もあんまり変わってないかも)

大きな出来事が起きたわけではないですが、自分がどうなりたいか考え続けていたら自分でも驚くほど別人に生まれ変わることができました。

超超やる気が出てきた第二新卒時代

もう1回クリエイティブ業界を受けて内定をもらえたのが、現在も働いてるアイデアプラスです。

本職の面接と並行して、Wantedlyで見つけた名古屋スタートアップにもインターンの面接に行きました。自分を高める「何か」を始めたいという想いでした。

代表の若目田さんと話した帰り道にMac bookを買いに行った思い出があります。その時まだ会社に入社して2日目くらいだったと思うので、ローンが通るか不安でした(笑)

いろんな角度から自分の好きや得意を見つけよう

これはディレクターとして働き始めて気づいたことですが、新卒の時のお仕事は「作業」に近くて嫌になってしまった要因もあると思います。

デザイナー初心者のわたしは、ディレクターさんから降りてきた内容を「ただ、きれいに作る」ことが使命で、「何のために?誰のために?」という考えることができてなかった気がします。

ディレクターはデザインを起こす前の「考える」ことが強く求められるので、今は楽しく働けています。

デザインの分野が好きなことに変わりはなかったけど、ビジュアルでアウトプットするのが苦手だったんだなと振り返っています。

ディレクターの仕事はデザインの基礎知識があると非常に有利だと思うので、新卒の経験はとても役に立っています。感謝🙏

さて、以上でわたしのモチベーションアップまでの道のり紹介は終わりですが参考になったでしょうか。1度吹っ切れると楽ですよ(笑)

人生の中で仕事をする時間は長いので、どうせなら楽しみたいですよね!これからも楽しく、理想の自分にアップデートできるようにがんばっていこうと思いまーす。

2019/12/17

実はこのnoteは2018年に書いたnoteなんですが、恥ずかしくてずっと眠らせていました。でも会社でインタビューをしてもらうことになり「このnoteも出してみるか」という気持ちになりました。

会社のインタビューはきれいにまとまっていますが、このnoteはより深く、リアルなことを書いてますね。。

今、あまりがんばる気分じゃない人のエールか何かになったらいいな。


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