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生理がつらすぎて、低用量ピルを飲み始めた話
月にー度くる生理をなんとか誤魔化しながら過ごしてきた中で、とうとう限界がきたので、低用量ピルを飲み始めるようになりました。低用量ピルを飲み始めてもうすぐ1年になるので、生理で悩んでいる人がいたら参考にしていただけたらと思います。
私のキッカケ
薬を服用する前の私の生理の症状は、
・睡眠薬を飲んだような絶対に抗えない眠気
・ひたすら腹痛
・38度の熱があるような体の重さ
・だるい腰痛
体の症状はこういった感じでした。自分で文字で書いているだけで、改めて病人であることが認識できました。もともと学生時代から生理は少し重い方なのですが、歳を重ねるごとに症状が悪化していきました。
私が低用量ピルを飲むことを決めた大きな要因は、生理中の精神状態が異常だったからです。私の生理の山場は2日目です。いろいろと上記の症状がピークをむかえ、肉体的にも精神的にもかなりきついです。さっきまで、会社の人と普通に話していたのに、暗い夜道を一人で歩くと、自然と「つらい、もう死にたい」という感情が湧いてきました。通常の私は、楽天的で日頃から「まあ、なんとかなるでしょ」というタイプなのですが、その時は自分の感情をコントロールできませんでした。同時に頭の中では冷静な自分もいて、「私、ヤバイな」という認識もしていました。同じことが次の月に起こった時に、私はもう限界なんだなと病院に行くことを決意。他の理由としては、転職したばかりの私は、痛みと体のだるさで頭は働かず、椅子に座っているのも辛く、この仕事にならない状態もなんとかしなければと思っていました。
病院に行くまで
婦人科にあまり行ったことのない私は、とりあえず安心して相談できるところを基準に病院を探しました。病院の選定基準は、
・女性の方が生理に理解がありそうなので、女性のお医者さんがいる病院
・会社か自宅から通えるところ
・HPの雰囲気に清潔感や安心感があるか(私の経験値をもとに、カンで判断)
そして、驚いたことに婦人科なのに女性の医師が少ないこと少ないこと...病院を見つけるのは、かなり大変でした。でも妥協はしたくなかったので、通えるエリアを広めながら、なんとか見つけることができました。
また調べる中でさらに驚いたことが、月経痛が不妊の原因にもなり得るということでした。これまで、自分の体のことを気をつけているつもりだったので、かなり衝撃がありました。
服用開始
やはり最初は、副作用で体のだるさや何となく頭がすきっきりしない状態が2か月ほど続いていました。ただこれが生理のせいなのか副作用なのか曖昧な部分もあり、とりあえず飲み続けました。私の場合3か月過ぎたあたりから、体も慣れ始め薬の効果が実感できてきました。
最初に飲み始めたのが、ヤーズフレックス。これは、最長120日間連続服用でき、服用中に起こる出血に合わせて休薬期間をもうけるため、1か月に1度生理が来るわけではなくなります。先生に勧められ「毎月生理がこないなんて最高じゃないか!」と思った私は飛びつきました。飲み始めるとピル初心者の私は、いつ生理が来るのか分からないのは逆に不安だというのと、少し高いのもあり、先生に相談した結果フリウェルに変更しました。これは、28日間に1回必ず休業期間が必要です。いつから生理がくるのか分かるので旅行などの予定が立てやすくなりました。ただ将来的には、毎月生理があるのは面倒なので、いつかヤーズフレックスに戻したいです。
服用から1年
あんなに苦しんでいたのが信じられないほど、薬を飲み始めてから生活しやすくなりました。なんでもっと早く病院に行かなかったのだろうと思います。完全に症状がなくなったというわけではなく、少しの体のだるさや鈍いお腹の痛みはまだあります。なので、そういう時は仕事をリモートにするなど、ストレレスを溜めないよう無理せず安静に過ごしています。それでも薬の効果をかなり感じ、出血の量も少なく、以前よりも普通に生活できるようになりました。私は飲み始めて良かったです。生理の症状も人それぞれだと思うので、もし生理で悩んでる方がいれば、まずは婦人科に行ってほしいです。自分の症状はまだ大したことないかと思うかもしれませんが、少しでも悩んでいるならこういう選択があるとことを知り、婦人科に相談しにいくのも全然ありだと思います。
薬を飲み始めてから生理が想像以上に私の生活に大きな影響を与えていることに改めて気付かされました。生活が制限されたり、それによって予定を立てたりなど。。。女性に生まれたからしょうがないかもしれないけど、それでも少しでも生きやすい選択肢を取れるように情報などを引き続きいろいろ探してみたいです。
Photo by Priscilla Du Preez on Unsplash
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