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正解はない!けれどもCL役(相談者)をやることでカウンセリングに活かしたいこと

キャリアコンサルタント養成機関が行う17回実技面接受験対策で講師アシスタントとして3月受験の皆さんとCL役(相談者)を行いました。広い教室を講師とCL役2人の計3名で自宅から参加の受験者とZoomでつながりました。

 リアルな講習会では、受験準備や受験本番での色々な質問にも答えさせていただくこともあるのですが、2台のPCなので制限されました。
リアルな対面現場での練習は、言語だけではわからない表情や動作などから気持ちを察することも出来るのですが、PC画面と音声だけではやはりこれは難しいです。

丁寧に伝え返すことの重要性

 私が今日、本当に悩んでいて、だから相談しに来たというスタンスで実施することに専念しました。そうすることで、ロールプレイ序盤で丁寧に伝え返していただけると、「よく聞いてもらっている」という安心感が増していくことを体感することが出来ました。

共感ポイントを捉える感度の高さ

 また、ロールプレイ中盤あたりから上手に「言い換え」をしていただけると、「共感してもらっているのだな」と感じることができました。改めて、逆のキャリアコンサルタントの立場で考えた場合に大事にしたい関係構築するためのポイントです。

 中盤から終盤にかけて、「今までのお話をまとめますと」(このフレーズがスキな方が多い!)と言われた時に、「家族のことも聞いてよ」と感じましたし、私だったら「他に何か気になることはありませんか」とボールをこちら側のCLに持たせて欲しいなぁと感じ、CL役をやることでキャリアコンサルタントに活かせることを多く学びました。

キャリアコンサルティングがうまく行ったなと自分が思ったときほど振り返りを怠ってはいけないだろうし、カウンセリングに正解はない!とも感じた時間でした。

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