大好きなものを大好きって言える?
好きなものを好きというのが苦手。
寂しいときに寂しいというのが苦手。
悲しいときに悲しいというのが苦手。
頭に来た時に怒ることが苦手。
苦しいときに助けてというのが苦手。
時々自分で気づくこと。
私は自分の本当の声を口に出せない時が多い。
今ままできっと本当のことを伝えてきて悲しい思いをしたからかもしれない。
またはいつでも笑顔の両親を見てきたからかもしれない。
ありのままの自分の声を叫ぶのが恥ずかしいと思って、いつも何事もなかったかのように振る舞ってしまう。
ものすごく嬉しかったり
悲しかったり
頭に来たりしたときに
ぐっとその感情を自分の中で飲み込んでしまう自分がいる。
なるべく感情を表に出さないようにして、周りにいる人に気づかれないようにしている自分がいる。
本当の自分の気持ち、わかってほしいはずなのに、知られてしまうのが怖い。
それは病気で悲しいことがあっても涙をこらえてきたからか、
病気の症状が出てきて走れなくなった時も、何も問題ない、私は普通。そうクールに装ってきたからか。
でも気がつくと全部表現しなかった感情たちは、私の中に押し込められて、
もう我慢できなくなってしまうほどギリギリの状態。
張り詰めていたものがぷつっと破れて、閉じ込めていたものが噴火した火山のマグマのように、出血した血液のように止められず溢れてしまう時もある。
だから、きっと感情は閉じ込めちゃいけないんだ。
大好きなものは大好きって言おう。
悲しいときは悲しいって言おう。
苦しいときは苦しい、助けてって言おう。
産まれたてのあかちゃんのように、大人だって時には自分の感情を丸出しにしたっていいんだ。
我慢しすぎないように、自然に自分の感情を表現していけたらいいな。
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