生理前の不調を乗り切るために

アシスタント吉田:
昔から生理前になると
イライラしたり、眠くなったりしていたけど
年々ひどくなってきている気がするなぁ。

最近は情緒不安定になって
家族に八つ当たりしてしまうこともあるよ。。。

アルパカ店長:
生理前の不調は、PMS(月経前症候群)と呼ばれているね。
PMSのことを知って
上手に乗り切るコツを一緒に考えてみよう。

まず、PMSにはどんな症状があるかな?

アシスタント吉田:
私の場合、肌荒れと眠気、あと無性にチョコが食べたくなる。
あとはイライラしたり、ちょっとしたことでカッとなったり
悲しくなったりするよ。

アルパカ店長:
PMSには体の不調と、心の不調の両方があるよね。

体の不調は
眠気や過食、頭痛、肌荒れ、
むくみ、体重増加、だるさ、のぼせ

心の不調は
情緒不安定になる、イライラ、
集中力が下がる、ウツウツとする

あと、PMSの症状は、年代によって変わってくることがあるよ。
20代だと体の不調が強く出て
30代になると心の不調も強く加わってくる傾向にあるんだ。

コントロールできないほどの怒りに襲われて
仕事に支障が出るというひともいるよ。

アシスタント吉田:
確かに、年々、心の症状が強くなっている気がするよ。

アルパカ店長:
生理前の、どのくらいの時期にPMSが出てくるかな?

アシスタント吉田:
う~ん、あまりしっかり把握していないけど
生理の1週間くらい前からかな?

アルパカ店長:
生理周期にもよるけど
生理が始まる2週間前(排卵日~生理前)に症状が出て
生理が始まると症状が消える傾向にあるようだね。

アシスタント吉田:
どうしたら上手に乗り切れるんだろう?

アルパカ店長:
自分でできるケアと、お医者さんに頼るケアがあるよ。


アシスタント吉田:
自分でできるケアはどんなものがあるのかな。

アルパカ店長:
まずは敵を知ることだよ。
自分のPMSはどんな症状が、
いつからいつまで出るのか、記録してみよう。

PMSがひどくなる時期には
・大事な予定を入れない
・家族や周囲の人に「今、不安定な時期なんだ」と伝えておく
・思い切って会社を休む
などの対処ができるようになるよ。

アシスタント吉田:
そういえば、眠気で仕事の打ち合わせに支障が出ることもあるよ。

自分で時期と症状を把握して
先の予定を調整すればいいんだね。
そろそろ来るな、って分かるだけでも、気持ちが落ち着きそう。

アルパカ店長:
それから食べ物。
チョコやお菓子などの甘いものは控えめにしよう。

アシスタント吉田:
甘いもの、食べたくなるんだけどなぁ。

アルパカ店長:
チョコのような甘いものを食べると
血糖値が急激に上がるんだ。
急激に上がった血糖値は急激に下がってしまう。
すると、さらにイライラが増したり、食欲が増してしまうよ。

アシスタント吉田:
悪循環になっちゃうんだね。
食べたほうが良い食品はあるの?

アルパカ店長:
大豆製品がおすすめだよ。

PMSは女性ホルモンの変動が主な原因と考えられているよ。
大豆イソフラボンは、女性ホルモンに似た働きをするから
この変動を和らげる効果が期待できるよ。

アシスタント吉田:
お医者さんに頼るケアっていうのは、どんなものがあるの?

アルパカ店長:
ホルモン剤(ピル)や漢方薬、
頭痛など個別の症状を抑える薬を出してもらう、
っていうケアがあるよ。

症状がひどいようなら、我慢せず
婦人科に相談に行ってみよう。
その時は、自分のPMSの記録を持っていくと
よりスムーズだよ。

アシスタント吉田:
私は、自分でできるケアから始めてみようっと。

アルパカ店長:
PMSはつらいけど、
10代後半~40代前半頃までと、長く続くよ。

嫌だ・ツライと思ってばかりいないで
上手に付き合って乗り越えていこう。

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