実験を楽しむ人、栗拾いをする私
久しぶりに、真の雑談をしたなぁ、と思った。
カツミさんの100人と話そう企画、「KatsumiROOM」に参加できたのだ!
カツミさんとは…
カリンワークス代表+クリエイティブディレクター
NON-BORDER.jpリーダー/プロデューサー
noteのアカウントはこちら。
そんな素敵なお方と、純粋に雑談を楽しむ、という何ともぜいたくな時間。
カツミさんとお話していると、「実験」というキーワードがよく出てくる。
ご自身が取り組もうとされていることを、実験として、アプローチを様々に角度を変えながら、何より楽しむ人なのだ。
この「KatsumiROOM」という企画も、コロナをきっかけにオンラインで人と会う機会が増えたのを背景に、オンラインでの対話を、実験として楽しむスタンスが基礎にある。
会話を始める前に、カツミさんがさらっと主旨説明をしてくださったのがとても良くて。私はのびのび、お話しさせてもらうことができた。
あーだこーだ、自由気ままにおしゃべりするって。
何て楽しいんだろう!
✨✨✨
普段は相手の表情や仕草を見ながら、(あ、興味なさそう)って思ったらサッと引っ込めたり、時計を気にして(そろそろキリよくまとめなくては)とか、もちろん、その場ではそれが必要な場合もあるんだけど、そういう『自制』のようなものを、絶えず、無意識のうちにしてたことに気づく。
カツミさんとの会話に流れる時間は、とてもゆったりとしているのに決して冗長にならない。
ふくいくとして、素晴らしいひとときだった。
.
2021年のUNKNOWN/ASIA・実会場で、私は出展者、カツミさんはレビュアーという立場で少し、お話をしていて。
カツミさんは私の新たな一面を感じ取ってくださったし、それを『力強さ』という言葉で私にフィードバックしてくださった。
でも、当の本人は…
展示に対する配慮の浅さとか、準備不足とか、あの場では自分の表現しようとしたものが、みじめで、ちっぽけなものにしか感じられなくて、泣きそうだったし、逃げられるものなら逃げ出したかった(笑)
結局は、ここで逃げたら一生後悔するなぁ、と再び探究の日々に戻り、もーホントついつい現在位置を見失いがちなんだけど、ようやく光が見えて来たかい…?というタイミングで、やっと、「KATSUMIRoom」の扉を叩くことが出来たのだった。
100人限定のところを。
私、96番目だったそうで。
あぶねぇ。
.
このような、『タイミング』や『巡り合わせ』というものについて、たくさんお話しした。
不思議なことに、私は必要な時に必要な出会いに恵まれる、という人生を歩んできていて。
初めての出産直前に、電話をかけてきてくれたいとこ。
私の表現したいものって何なんだよう、と泣きべそかいて乗った新幹線で、隣り合わせたあの人。
そういえば、私は大学受験で初めて大阪に来たときも。
(会場がキャンパスではなく、予備校だったんで)地下鉄なんば駅で迷いに迷っていたら、知らんおっちゃん(明らかに試験官じゃないおっちゃん)が、
『お前が行くんはコッチや!』
と指さしてくれたおかげで、試験に間に合ったんだった…
忘れていたわ。
あまりにもたくさんの人に、たくさんたくさん、言葉をかけられてきたから。
ありがとうって受け取れる言葉も、聞き入れたくないなぁ、お願いそっとしておいて、という言葉も…
(若い時から、よく目上の方に『お前にはひと言言っといてやらんと』と言われるタイプでした)
私が、色々の中から、受け取るところを受け取れるようになっていたんだなぁと。まるでツヤツヤの栗を取り出すみたいに。
カツミさんはそう気づかせてくれたし、あと要らん方の言葉についても、『実験』としての対処方法という、楽しいアドバイスをしてくださった。
カツミさん、私も楽しく徳を積んでいきますよ…!
最後に、私がカツミさんとのやり取りで拾った『栗』たる名言をご紹介して、この文章を締めくくりたいと思う。
今悩みの渦中にいる同志に、届け。
------------------------------
------------------------------
そしてそして今回、じっくりお話しさせていただいた中で、ひときわ大粒でツヤツヤしていた言葉はこちら!
『あせらず、ゆっくり』
カツミさん、ありがとうございましたー!
ありがとうございます!自分も楽しく、見る人も楽しませる、よい絵を描く糧にさせていただきます!