カウンセリング料金の値上げをしたいなら、値上げできる「専門」を選ぼう
開業10年目・摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。
カウンセリング料金を考えるために、「お金を払う時」を考えよう
人がお金を支払うのはどんな時か?と考えてみるとスグ分かるはずです。
衣食住
これらには、どんな時代もどんな時も人はお金を支払います。
では、衣食住ではないのに、人はなぜ医療にお金を払うか?といえば、
病気やケガがあると、衣食住がおびやかされるからです。
たとえば…
お腹が痛ければ、食は楽しめません。
足を骨折していれば、自宅で生活するのは不自由です。
衣食住がおびやかされる+保険証がある、という2つから、医療にはお金を払うのです。
コロナ禍で浮彫になったことですが…同じ「食」でも、外食のレストランは休業を迫られ、スーパーは営業していました。「住」の部分でも、「帰って寝るだけ」だった人が、急にテレワークを迫られるなど急に「住」の在り方が変わってきました。
カウンセリングに話を戻すと…
開業カウンセリング:「専門」の決め方、間違えてていませんか?
今自分がやろうとしている「専門」は、「衣食住にどれだけ関わるか」をチェックすることが大切です。
ざっくりしすぎている「専門」の場合は、「なんとなく困っているけれど、緊急性がない」という点で先送りにしてしまいがちです。これもコロナ禍に学ぶなら「不要不急」という言葉で、線引きがされたのと同じです。
ざっくりしすぎている専門の1つに「子育ての悩み」があります。
子育て…
と、ひとことで言っても
・年齢
・性別
・学校
・習い事
・性格
・発達障害の有無
・その他の病気/特徴の有無
・兄弟・姉妹の有無…etc.
によって幅広い(広すぎ)と言えますし、さらに「子育ての相談をした結果、どうなるのか、何をめざすのか」が分かりづらいです。
・子育ての悩みゼロになる
・子どもの将来に希望が持てる
と言ってしまいがちですが…「悩みゼロ」という状態は果たして健全かどうかは疑問が残るところです。さらに、「詳細に希望を持つ」というのも、希望は測定できないと言えるので、「目指すもの」がハッキリしづらいです。
ですから、専門を決める上で大切なことをまとめます。
開業カウンセリング:専門を決めるポイント
・衣食住に関わること
・広すぎず、狭すぎず
・目指すもの、ゴールがハッキリしているもの
カウンセリング料金は、どんな専門なら値上げができるか?
これも上記の専門を決めるポイント、そのものです。
衣食住に関わり、タイムリミットがあるもの。
それが「お金を払ってでも買いたい(申込みたい)」につながります。
間違っても、「あると便利かも~♪」という程度のモノを提供している場合、値上げは向いていません。
つまり、カウンセリング料金設定以前に、専門をただしく決めているか否かが大きなカギとなります。
専門が決められなくて時間ばかり経っている方は、ぜひ一度相談してみませんか?
*開業10年のキャリアを持つカウンセラー・中村綾子が直接対応します。
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