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この夏、マンゴーをいくつ食べたか

*本記事は、以前、自身のブログに掲載したものを編集し直して、noteに投稿しています。

「夏といえば、○○○」
「○○○」に入る言葉はなんだろうか。私のそれは「マンゴーと桃」である。
  
マンゴーと桃のうち、マンゴーについて振り返ってみる。自分のマンゴー好きが始まったのはいつだったか。中学2年生の時には、周囲の友達に「誕生日プレゼントはマンゴーがいい」と言っていたくらいだから、およそ15年近くマンゴー好きを周囲に公言していることになる。

台北のマンゴーかき氷も忘れられないし、台南に住む友人に連れて言ってもらったフルーツ専門の八百屋さんのような店で食べた、山盛りマンゴーかき氷も覚えている。デザート専門店で食べる香港のマンゴーデザートも、バンコクの小さなボックス席のようなカフェで食べたマンゴーも、全て思い出せる。

香港、シンガポール 、台湾、タイ、カンボジア、ベトナム。どこを訪れても、私のマンゴー好きを知っている友人らがマンゴーを食べるために連れて行ってくれた。

両親に千疋屋に連れて行ってもらい、マンゴーパフェを食べさせてもらうのも、毎年の誕生日の恒例だった。それもいつの間にかなくなり、高価であっても自分で望めば食べられる、そんな歳になってしまった。

近所にベーグル屋さんがある。今年は季節限定のマンゴーベーグルをいくつ、ひとりで食べただろう。誕生日に父にスーパーで買ってもらったマンゴー、翌日にホテルのラウンジで父と食べたマンゴータルト。翌週に母と妹と食べたマンゴーショートケーキ。そして母からのお裾分け、ふるさとの納税のマンゴーふたつ。

マンゴーづくしの7月も終わろうとしている。マンゴーをイメージしてつけた、くすんだ黄色のジェルネイルが、2枚剥がれ落ちている。
#Food

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