AYAKO

書く人|三兄弟の母

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最近の記事

ひとり時間は内に目を向けて。わたしなりの過ごし方

三児を育てるわたしにも、両実家や兄ファミリーの協力によって「ひとり時間」というご褒美タイムがある、たまにだけど。 前から予定できるわけではなく、突然できたひとり時間に「普段できないことをしないと!」「子連れで行きづらい場所を訪れねば!」と躍起になってしまうのが常で。 自分磨きに使ったり、買い物に出かけたり、映画を見たり、美術館に行ったり、夜ならば友人と飲みにいったり…極上の時間を過ごすべく色々と試してみたけれど、今の私にとっての楽しいひとり時間は「家の掃除・片付け」である

    • 父、定年退職。

      陸上一筋60年。 選手として引退した後は、長い間指導者として大学陸上界、日本陸上界に尽くしてきた父。 2023年10月に70歳を迎え、この3月、定年退職を迎えた。 父が定年することに対して私自身は、まあ、そうだよな、とぼんやり思っていたけれど、実際定年の日を迎えるとなんだか込み上げるものがある。 物心ついた小学生時代、父はほとんど家にいなかった。 高尾にあるキャンパスで大学教員として働き、部活も指導していたため、朝が早く夜は遅い。土日はもちろん練習か試合。 日本代表の指導

      • 大人になるって素敵なこと。片想いのハナシ

        彼は、俗にいう「1軍男子」が多く所属する運動部にいながら、どこか異なる雰囲気を身に纏っていた。 たぶん旧友がこれを読んでも、(本人に届く可能性もゼロではないけれどたとえ彼が読んだとしても)誰のことか気づかないはず。 そう断言できるのは、当時よく話す仲でもなかったし、同じ係や委員会をやった記憶もないから。 だけど一方的に「気になる人」だった。 当時それが恋に発展しなかったのは、どうしてかわからないけど、きっと仲良い友人にとっての「好きな人」だったのではないか…友人の「好

        • 名前を呼ぶことで伝えたい「大好きだよ」の気持ち

          若い頃苦手で、だけどこの歳になって克服できていることのひとつが、人の名前を覚えること。以前の私と同じように、人の名前を覚えるのが苦手だという人がいるけれど、1番のポイントは名前を呼ぶことなんだと思う。 わかりやすい例で言うと、子どもの同級生たち。 道ですれ違った時、ただ声をかけるのではなく「◯◯くん、いってらっしゃい!」「◯◯ちゃん、ピンクのスカートかわいいね!」と名前を呼ぶ。 口に出して呼ぶことで、その名前が頭により濃く刻まれていく。昔、名前を覚えるのが苦手だったなん

        ひとり時間は内に目を向けて。わたしなりの過ごし方

          指しゃぶりする君に伝えたいこと

          長男6歳、次の春からいよいよ小学生。 この冬休みにはランドセルも買って、さあ3ヶ月間で準備していこう、という矢先にはじまった指しゃぶり。 長男の指しゃぶりの歴史は長く、0歳〜3歳(幼稚園入園あたり)までは何を差し置いても親指、汚れていても親指、朝から晩まで親指、そんな感じだった。 幼稚園に行きはじめ、遊ぶことが楽しくなったのか、指しゃぶりしなくても何か心の支えを得ることができたのか、自然と卒指。 そして年少から年中に上がるタイミングで、引越し&転園することになり、約1

          指しゃぶりする君に伝えたいこと

          2024年前半をどう生きる

          年末年始、いろんな人と会って話しながら、自分自身の子育てと仕事、暮らしのバランスやスタイルは特殊なんだと改めて感じた。 尖ってかっこつけているわけではなく、私自身の諦めの悪さや、やりたいことへの執着、本質が交わらないものへの強い拒絶によって、こんな風にしか生きられなくなってしまったような気がする。 最近では、周りの方に穏やかでやさしいおおらかな人間だと思っていただいているみたいだけど、それはそれはお恥ずかしい限りで、根幹の部分は変わらず、激しく、不器用な人間。 そんな私

          2024年前半をどう生きる