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「美しいひとでね、 浮世離れした感じでした」


 
美しい人だなあって

最後のお化粧のときにおもった
 
ほんとうに、
旅立ったあとの表情って

 
すっきりして
とっても穏やかになる。

 
この世界にいるときの 
苦しさや痛み、
この世のやるせなさ
いろんなことが、
顔や身体に力を入れてしまうみたいだ。

 
この世の苦しさから解放されたとき
身体から力がぬけたとき
その表情は、ほっとしている。

 
おおきな旅をおえて
満足しているかお。
 
 

 
コロナでほとんど会えていなかった
親戚のかたに
Fさんはあなたにとって
どんな人でしたかってきく。

 
美しいひとでね、
 浮世離れした感じ
でした」
 
と、その方の生い立ちを
いろいろ教えていただいた。
 
 
語る、は癒されることだ。
その人につながる、ことだ。
 
 
そんな時間が
愛おしい。
 
最後を見送ることが
辛いことじゃないって思えるようになった
さいきん。

まちがいなく
エネルギー世界。
スピリット(たましい)の世界を
感じるようになったからだ。
 
このよを生きる。
苦しさも悲しみも切なさも。
 
いまここ、にいるから
感じられる。
 

 

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