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生まれるまで25日と妊娠するまでの話②

前回の

つづきになります

病院の先生から
『そろそろ働いてみてもいいんじゃない』と
復職の許可が!

まぁ家に居ても大してやることもなかったし
体調も安定し始めていたのを実感していたので
夫にも相談をし、再び仕事をすることを決意しました

接客業もまたやりたいなと思っていたけれど
サービス業のつらさ、立ち仕事の体力面、土日や年末年始などの休みが取りづらいこと、更にまた過去のこと。思い出し症状が出てしまう不安もあり、職種を変えて全く経験したことのなかったけれどシフトに融通がきく事務のパートに応募をするけとに!

年末年始も休めて、ひたすらパソコンにて入力業務、やりがいとかはないけれど(今はそれが大事ではなく)、仕事が出来ている自分に戻れていることを最優先にし短時間からスタート。
久々の仕事は、理解力や判断力が乏しくなり、全く使い物にならない頭の処理速度という現実でした。
言われたことが頭に入っていかない真っ白になるくらい、全く理解が出来ない状態でした。
とにかくメモをしてわからなければ都度聞いて、それでも自分の中で整理をして覚えていくことが本当に困難で大変でした。

ノートにひとつずつ、こと細かく噛み砕いて業務内容を書きを始めて、1ヶ月たってやっと覚えていけるくらいにまで戻ることができました。

初めは仕事に慣れるまでに時間がかかり、帰ってからはご飯を作ったり出来なかったりに時間がかかり、体力もメンタルも削れていきそうな中でも全く何も出来なくなる状態まではいきませんでした。

自分がどれだけ出来るのかという物差しを測れるように客観的に見られることがこれからの私の生き方にとても大切なことだと実感しました。

体調も安定し始め、家事も仕事も無理なく出来始めて半年たった程。私は34歳を迎えていました。
鬱になったのが31歳の時。そう紆余曲折ありながらも35歳という年齢が目前に迫っていました。
今までどこか考えないようにしていた”子供を持つ”のかどうするのかを改めて再度考え始めるようになりました。それは年齢が大きく関係していました。

年齢的に35歳で初産は高齢出産にあたる。
色々なリスクが大きい。
勿論その年齢で妊娠をして出産をしている方が多いのも知ってはいたけれど、自分だったらどうするのか。

夫はその部分に関してはずっと気にかけていたところで気持ちを聞いてみたら、やはりそろそろ子供をどうしようかという同じ気持ちでした。
年齢的にも今の私の状態もここが私の最初で最後のタイミングかなと。
35歳を過ぎても出来なかったら諦めて夫婦二人で生きていこうと決めました。とにかく一年頑張ってみる。また気持ちが変わるかもしれない。

勿論、主治医にも話し始めていたし妊娠へのリスクやメンタル面も予め相談をしていた所でした。
夫婦の気持ちが決まっていたし、何より自身の体調やメンタルが落ち着いていた、仕事に復帰が出来るまで戻れていたこと、前のような何もできない状態ではないこと色々なことを踏まえた上で話し合い子供を持つ選択を決めました。

多分一年前だったら自分のことで精一杯で考えられなかったし、一年後だったら諦めていたし、タイミングも生活も夫婦としての関係も落ち着いていたこの時期だからこそ子供を持つという選択が出来たと思います。

さてここから妊活へスタートをしていきますが
また長くなってしまうので次の記事で綴ろうと思います。

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