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2022年の振り返り

年の瀬~~~~!!こんにちは、竹内です。
今年もこの時期がやって参りました。そう、1年間の振り返りです!
取り組んだ主なお仕事・創作活動をまとめて「ああ~今年もなんとか漫画家続けられてよかった(泣)」を実感したいと思います。
2022年も、あなたも私もよく生きた~!

▼コミックエッセイ

書籍『万年不調から抜けだす がんばらないご自愛』発売

今年も新しくコミックエッセイ本を世に出すことが出来ました。
友人のゆうすけ先生と共著というのも感慨深いです。
個人的には、2年前に出版した『がんばらなくても死なない』の続編的ポジションだと考えていたので、前著を読んでくださった皆様と「その後どう?無理してない?」とお話ししている気持ちで描いていました。
あと制作期間が約3か月で私史上最速記録を更新できたことも申し添えます。がんばった!

雑誌『PHPくらしらく~る♪』8月号掲載

PHPくらしラク~る ためこまない暮らし | 雑誌 | PHP研究所

先述のコミックエッセイ『がんばらないご自愛』が特別編集で出張掲載されました。
紙の本に載るっていうのはいつも、格別な喜びがありますね!

電子書籍『ロンドン日記』1・2発売

今年の一大イベントとして、約半年間ロンドンに滞在し制作活動に勤しんだのですが、その時のことをリアルタイムで描いていたエッセイ漫画が電子書籍になりました。
これまでのSNS苦手人生を返上するかのように、読者の皆さんにアレコレ教えてもらったり、感想を頂いたりしながら描き続けられた思い出の一作です。
またこちらは、人生初・キンドルインディーズを利用しての自主出版にもチャレンジしました。
(3巻も、来年出せるといいな…!)

▼創作マンガ

『THE SWINGING CITY』連載開始

THE SWINGING CITY - よめるも (merumo.ne.jp)

ヒ~~~始まってしまいました!約4年ぶりの創作漫画の連載です。
1960年代頃、「スウィンギン・ロンドン」が舞台のブロマンス・ミステリーを描いています。
フルカラー・週刊連載という未知の制作環境で突っ走っているので、ちょっとでも気になった方はぜひ読んでみてね!ほんとにッッ!

▼映画

『ゴヤの名画と優しい泥棒』解説イラスト寄稿

1960年代に起きた実際の事件をベースにした映画の、解説イラストを作成しました。
「英国的なもの」が丁寧に描かれた作品を読み解いてシェアするのが最高に楽しかったです!

『ファンタスティック・ビースト ダンブルドアの秘密』イラスト寄稿

あの世界的人気シリーズの第3作目ということで、「ついに私にも魔法界の仕事が来たか…!」と震えました。
ステキな場面がありすぎて担当さんと「もう全部描きたい」と悶えつつ、各キャラクターの衣装や小道具までみっちり観察して制作しました。楽しかった~!!

『マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説』コメント寄稿

コメント - 映画『マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説』公式サイト (quantmoviejp.com)

英国を代表するファッションデザイナー、マリー・クワントの伝記映画へコメントを寄稿しました。
自身が神と崇めるクリエイターの映画に呼んでいただけるなんて…!(英国での公開時からチェックしてたのよ…!)
この冬はクワント関連の映画や展示が日本で同時に解禁されて、私の心は完全にスウィンギン・ロンドンにありました。ありがとう世界。

▼企業漫画制作

ヤメコミ!:短期漫画連載

ヤメコミ!─働く人の悲喜こもごも、仕事辞めたい瞬間を無料4コマ漫画でお届け─ (mynavi.jp)

マイナビ転職さんが運営するサイトにて「仕事辞めたい瞬間」をテーマにした4コマ漫画を短期連載していただきました。
海外営業をやっていた時のことを思い出しながら制作したので、どんなことでも人生の糧になるのだなと実感したよ(合掌)。

Wevox:漫画・イラスト作成

エンゲージメントをわかりやすく伝えるWevoxオリジナルマンガ第3弾を発表|株式会社アトラエのプレスリリース (prtimes.jp)

エンゲージメント解析ツール「Wevox」の漫画およびサイトイラストを制作しました。
こちらは昨年に続きご依頼いただいた案件で、これまでの広告作品が連作漫画になっている上に、今年は会社の顔ともいえるようなウェブサイトのイラストまで担当させていただきました。
貴重な機会をいただき、大変嬉しく思っています。

Amazonオーディブル:漫画制作

Amazonの朗読アプリ「オーディブル」の漫画を作成しました。
こちらも昨年に引き続いてのご依頼で、大変嬉しかったです!
ここ数年の私のテーマである「心身の健康」と絡めて描くことが出来ました。

日本経済新聞:漫画連載(継続中)

日経新聞の新規インスタアカウント「renew」にて、『今日も生きてこ!』という心身の健康をテーマにした創作漫画を隔週連載しています。
私と同じく日々を戦うアナタに向けた「月曜日のおたのしみ」になればいいな~と願って制作してまして、私自身の「今」を色濃く反映した作品になっていると感じてます。
来年も連載継続が決まったので、益々「刺さる」ものになるよう頑張ります!

▼その他

メディア掲載

北日本新聞社、日経xwoman、ソラミド、CHANTO WEB、mentally、ウォーカープラスなどのメディアにインタビューしていただき、作品や活動についてご紹介いただきました。

季刊エス:台湾展

雑誌『季刊エス』主催の台湾でのグループ展に、私の作品も展示していただきました。
頂いたDMですでに、幼少期から自分が眺めてきた神々と自分の名前が並んでいて泣きました…!
海を超えて作品が楽しんでもらえたなんて嬉しすぎます!

マリー・クワント展:コラボグッズ制作、イラスト・コメント寄稿

2019年にロンドンにあるVictoria and Albert Museumにて開催された「マリー・クワント展」の東京巡回展に参加しました。
既刊からイラストを寄稿しているほか、コメント寄稿、描きおろしイラストを使用したコラボトートバックも制作してもらいました。
これがかわいいんだわ!全人類見て!!
図録&グッズ | マリー・クワント展 | Bunkamura
まさか今世で神とのコラボが実現するとは夢にも思っていなかったうえに、日本版スタッフの皆様も素晴らしいプロフェッショナルばかりで、作家人生に残る、思い出深い仕事になりました。
オリジナル展示が行われたロンドンのV and Aにてラフ画を制作したのもいい思い出です。

ロンドン滞在

「地球で一番好きな場所で、制作だけに没頭する時間を過ごしてみたい!」という積年の野望を叶えて、6月から約半年間ロンドンにて漫画制作を行いました。
異国の地でも変わらず仕事が続けられたのは、日々支えてくださるエージェントさんのお陰でしかありません。いつもありがとうございますギュッ!

▼おわりに

自己評価が低いことに定評のあるワタクシですが、今年に関してはハッキリ言える。マジでよく働いたぜ。
どうしたら作品よくなるか?というのは常々考えていることで、その一つの回答が「とにかくいっぱい描いて世に出すこと!」だと思っているんですが、2022年は私なりの「多作」を実行できたのでは…と、このまとめを書きながら思うことが出来ました。なんというか、修業の一年だったな~!
長年取り組めないでいた創作漫画の新連載が開始できたことも、私にとっては大~きな進歩で、本当に嬉しく思っています。

私の仕事は読んでくださっている方がいないと成立しないわけでして、今年も一年活動を追ってくださった皆さま、新しく見つけて気にかけてくださった皆さまには心から感謝しております。
2022年もありがとうございました!
よりよい作品でお返しできるよう、今後も誠実に制作を続けていきます。
それでは皆さま、よいお年を~!!


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