戦いのゆくえは
1ヵ月書くチャレンジ、26日目のテーマは、
「今日1日にあったモヤっとしたこと」
いつも投稿が昼間なので、昨日の投稿から今までを1日ととらえます。
我が家は諸事情により洗濯を夜にしているのですが、昨夜、いつもと同じように洗濯物を取り込むところから始めたところ、蛾が入ってきてしまいました。
けっこう大きいそれが、天井のライト付近を中心にいろんなとろこにぶつかりながら部屋を飛び回りだして、とりあえずびびります。
そのまま娘と寝るわけにいかないので、プチパニックになりながら一緒にいた夫に目を向けると……
夫が一番蛾から遠いところに逃げてました。
うそ。
一気に冷静になって、頼れる人材はいないことを認識した私。
いらない雑誌をクリアケースから取り出し、天井に近づくためパイプ椅子を引きずってきて、準備おっけー。
椅子に登って、蛾を狙い、バシバシ天井や壁を叩きにかかりました。
なかなかタフな子で、ヒラヒラとかわしたり、当たったようで微妙にヒットしていなかったり、全然やっつけることができません。
その間夫は、蛾が外に出てくれるとこを願って窓を開け、遠くから見ているだけ。
役立たずめ。
すると蛾が蛇行しながら窓の方に行き姿が見てなくなりました。
やった!追い出した!
それにしても妻に虫との戦いを押し付けるなんてどうなの。モヤモヤが後から押し寄せてきます。
とりあえず洗濯物を片付け、洗濯機を回すのは夫に後でやってもらうお願いをして、娘を寝かしつけました。
パタッ、パタッ、パタパタッ
私もそろそろ寝ようと横になったところ……聞き覚えのある音が。
目を凝らすと、常夜灯の明かりの中で、さっきの蛾がまた天井にぶつかりながら飛んでいるではありませんか。
外に出たと思ってたらカーテンに隠れてただけか!
でもその時どうしてもお手洗いに行きたくなり、二階の寝室から下に降りるとともに夫に蛾のことを伝え、私は用を足しに。夫は一応二階に上がったようでした。
お手洗いから戻ると、ちょうど蛾が入ってきたのと反対側の窓から、夫がヤツを逃がそうとしているところ。
おっかなびっくりでしたがカーテンの端っこをつまんでバサバサし、蛾を窓から出すことに成功。
やっと一件落着しました。
最終的に夫が蛾を追い出したからよかったけれど、これが私の一撃で退治していたなんてことになっていたら、彼はしばらく私の中でただの役立たずだったでしょう。
まぁでもカッコ悪くてモヤっとしたよね。
虫でこんなに怖がって逃げ腰な人が、災害とか事件とかに巻き込まれたとき頼りになるわけ?って思ってしまいました。
人も自分も、全然完璧ではないのはわかっているのだけれど。
なにがあっても娘だけは守らんと。
いろんな意味でもっと強くなりたい今日この頃です。
なにか近いものを感じていただけたら、スキ・フォローお待ちしております。 万が一サポートしていただけたら......noteに書く話題を娘と作りに行きます。