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離婚後、半年あまり。前夫の内面にはまだ「怒り」があった

2021年6月26日のできごとにより加筆したので、投稿日は3月になっていますが、実際には7月頭に投稿した記事です。

パパさんの中に抑圧されている怒り

パパさん(前夫)の中には、私へ感謝もあるけど、怒りもまだあるってことが先日わかった。

「裏切られた」という感覚があると、この間、打ち明けてくれた。

「あなたが自由でいられるのは誰のおかげだと思っているんだ!!」と私に対して感じたとも書かれていた。


怒りを抱いていることを知ったいきさつ

パパさんが、娘との関わりで『イライラするわ、どうしよう!』と、ある日、LINEがあった。

パパさんも娘との関わり方を考えさせられたりイライラしてしまう自分に思うところがあるんだな、とわかった。

そこで、対話(メール)しようか?と提案して了承もらったので、私から、彼の中のイライラに繋がる原因について質問をしていった。

その流れで、私への怒りがあると吐き出してくれたのでした。

パパさんから見て私は、娘の父と母であるだけでなく、仕事でも関わりがある相手であり、だから関係が悪くならないように、ネガティブなことは最近では自分の中に収めていたようです。パパさんの気遣いを感じた。

(離婚が決まった直後には怒りがあると言っていたときがあった)

このやり取りで私が感じたことは、私に対して感謝も怒りもあることを明かしてくれて、本人である私に直接伝えることができたことはパパさんにとって『よかった』という感覚だった。

自分の中にある怒りを今までの感謝の気持ちで中和させようとしないで、「怒りがある」と認めることができたってことだから。

このやり取りができたことで、もう1つ、自分の捉え方(視点)が変わっているのも自覚することができた。そのことを言われて、悲しいとか、イラつくとか、落ち込むとか、ありませんでした。

胸に秘めた怒りをLINEで私に伝えた直後、パパさんからは、「少し楽になった」とメッセージがあった。


適切な心のケア(癒し)

自分の中の感情は、自分にしか処理できない。

でも、誰かに話してみること、できることなら、当事者に伝えることは、その怒りが解放に向かうのを後押ししてくれる。これは、私自身がこれまでに体験したことから気づいたことだけど、パパさんも同じような反応が起こったのかなと感じた。

人の心の構造って、みんなそうなっているのかもしれない。

怒りだけでなく、感情は、何らかの方法で外に出さないと自分の中から消えていくことがないのです。

そして、誰にも害のない方法で外へ表現されることが大切です。

そうでないと、「後悔」や「罪悪感」という形で新たな苦しみの種を作ってしまうから。

心のケアを見過ごさずに、1つ1つして完了させてゆくことは、心の満足感がある人生にするために、大切なことなんだな、と今すごく感じています。


私にできることとは?

パパさんが私を裏切者だと思っていても、私はそれを、「事実とは違う!!」と反論することも、事実をわからせようとすることもしない。

事実はもうちゃんと離婚届出す前に説明したから。

パパさんはそのとき、私の話を聞いてくれて、話としては分かったのだと思う。それでも彼の中で、心がそのことを素直に許すことが、まだできないだけなのかもしれない、と思うから。

私ができることは、ただ、そのままを受け容れることだけ。タイミングが来たら、その怒りが解放に向かうはず、とただ信頼していることしかできることはない。


私にできることは信頼している感覚でいるだけ、っていうのは、外から見たら、ほっておくという状態に見えるかもしれませんが、ほっておくのとは違います。

何があってもなくても、パパさんが私のことや離婚に対してどのような感じ方をしていようとも、私はパパさんへの信頼は変わらない。

100%の信頼という関わり方が最善であり、愛からの関わり方なのです。