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言葉を書くこと

私は絵を描くことが苦手だ。描き始めたら楽しく描くのだけれど、人に見せるほどの自信がない。美術の成績は決まって他と比べて低かった。

しかし、言葉を書くことは、絵を描くことより得意なのではないかと思っている。昔から作文を書くことも好きだった。物語を書いて人に読んでもらうことが好きだった。美術の成績のように、自分の書いたものが評価されたことはないけれど、国語の成績はいつも良かった。

こんな昔の思い出から、自分の中にある感性を伝えるのは、言葉が1番向いているツールだと思う。何より、スラスラとペンが動く。私は今こういう感情を持っていることが、文字になっていく。

思考が整理されていくことも、本当ありがたい。感性が理性か、で言ったら感性の方に振り切っているので、理屈よりも感情が先にやってくる。突然悲しくなって泣き出したり、嬉しくなってはしゃぎだす。その理由をゆっくり文字に起こしてみる。なんで悲しかったのかな。なんで嬉しかったのかな。少しずつ自分の思考回路が整理されて、自分のことを知っていく。自分のことを言葉で知ることが出来ると、他の人にも伝えられるようになる。

たとえば、私は今すごく心地よい。なぜか?目の前に気になるものが何もないから。外に出て、風を感じているから。人の声が聞こえないから。自分が思ったことをそのまま言葉にしても良い環境があるから。自分にとって、なにかに縛られないって、すごく心地よいものなんだなって分かる。そして、いつもは縛られるって感じているんだなって。

言葉を書くことは、自分のことを知るツールである。そして、自分のことを伝えるツール。noteをつかって発信しているのは、私のことを知って少しでも共感してくれる人がいると嬉しいから。安心してくれる人がいると嬉しいから。

どんなに離れていても、意思疎通ができるように言葉は生まれた。記録が出来るように生まれた。それを最大限に生かして、私は沢山の人とつながりたい。

最後まで読んでいただきありがとうございました♪


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