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台湾人はDNAに優しさが刻み込まれている

先月
初海外、初台湾
へ行ってきました。

違う言語
違う街並み
違うルール

に囲まれて息を吸うのは初めてで
どれも刺激的でした。


私の周りには
台湾について知っている方が多く
色んな方から

「台湾人は優しいからね〜」

と言われました。
それを聞いたとき
「いやいや〜、日本人もまあ優しい方よ?」
と思っていましたが

台湾1日目。
さっそく台湾の方に優さに触れました。

しかも
優しさレベルが日本以上。
(だと私は思います。)

今回はそのことについて綴らせていただきます。

日本の人が優しくないと言いたいわけではないので
その点はご理解よろしくお願いします。

台湾の方に優しくされた

その1.改札にて

人生初海外。人生初台湾。
もちろん初めてだらけなのですが
ある程度は予習しました。

もちろん電車のことも。

MRTという電車では飲食が禁止なこと。
切符はコイン式なこと。

コイン式の切符を買って電車では水飲まない。

心の中で唱え
目的地について改札を通ろう
としたその時

「ビーッ」
改札が私を拒んだ。

え?え!?っとパニック状態。
後ろを振り返って多くの人が並んでいるのを見て
それはさらに加速した。


そしたら
👉(そこに切符を入れる場所があるよ!)」
と台湾の女性の方が
ジェスチャーで教えてくださりました。

どうやら
改札を通るときはかざす場所にタッチして
出るときは自動販売機の小銭入れのように
切符を入れる場所があるので
そこに入れるそう。

無事に改札から出ることができ
ひと安心して
教えてくれた女性の方に
拙い謝謝(中国語で"ありがとう")
を伝えると

とってもニコニコされていて
「いーよいーよ!」
というような意味合いかな、と
女性の表情と仕草から受け取りました。


もし日本だったら
後ろに並んでいる人は
無表情だったり面倒な顔をして
他の改札に向かうな
と思いました。

上手く英語や違う言語で対応できる自信がないし
乗り換えの時間が迫っていて誰かに使う時間がないかもしれないし。
私もそうしてしまうと思います。

なので
台湾到着直後に
他の人が言っていた
「台湾人は優しいよ」
と言っている意味が分かりました。



その2.新幹線にて

台北から台南に向かう新幹線に乗った際
私はリュックサックで来ていて
座る席がなかったので
上の荷物置きにリュックサックを乗せようとしたとき

私の前にいた男性が
何も言わずに私のリュックサックを
上に持ち上げて荷物置きに乗せてくれました。

「謝謝。」
とお礼を伝えましたが
何も言わずに前を向いてしまいました。

でもその姿が
「別に手伝うのは普通のことだよ。」
という雰囲気があって
とても素敵だと思いました。


自分で上げられたとは思うのですが
もし同じ場面を見たら
私はたぶん何も言わないで手伝うことは
少ないと思います。

自分も少しでも困っている人がいたら
手助けできるような人間になりたいと思いました。



その3.台湾に来てくれてありがとう。

これは優しさとは少し違うかもしれないのですが
感動したので書かせていただきます。

2日目の夜、スーパーでお土産を買い
レジを通ったときのこと。

レジの店員さんは台湾人で
中国語の分かる友達がいろいろ手伝ってくれました。

レジの店員さんと友達が話し終わった後、
友達がこう言いました。

「台湾に来てくれてありがとう。だって!」


レジの店員さんがそういったのです。
その言葉を聞いたとき、
なんて愛国心のある、謙虚で相手を尊重する素敵な国柄なのだろう。
と思いました。

しかも、このスーパーだけではなく
他の場所でも何度か言われました。

私は、日本が好きなのですが
海外から日本に来ている人を見ても
あ~海外の人だ~。
くらいにしか思っていませんでしたが
他国の人からも
自分の国が愛されていることって
喜ばしいことですよね。

素敵な言葉だと思ったので
もし、海外の方とお話しする機会があったら
伝えたいと思いました。



その4.切符の券売機にて

4日目、台北から桃園空港まで電車に乗る際
ICカードの残高が足りなかったのでチャージしようとしたら
上手くチャージできず困惑。

すると、横から台湾人の女性の方が
ジェスチャーで日本語表示があることを教えてくれました。

私!よくみてえええと思い
少し恥ずかしくなりました、笑



その5.財布紛失事件にて

桃園空港で搭乗手続きをしようと
荷物の確認をしていたとき

財布がない!?

なんと手持ちのバックに財布がなかったのです。
急いでさっきまでいたフードコートに戻り
食べ終わったトレーを受け取っていたスタッフの方に
グーグル翻訳を使いながら、なんとか説明。

しかし、財布は見ていない。
と言われしまいました。

私のトレーを受け取ってくれたお兄さんがいなかったので
その人はいないかと聞いたら
他の飲食店の店員さんにも聞いてくださるも
お兄さんも財布は見ていないと。

交番があるとスタッフの方が教えてくださり
一緒についてきてくださり
「見つかるといいね」
と何度も励ましてくれました。

そして交番に到着。

スタッフの方が交番の人に一連の流れを説明してくださり
とても助かりました。
そして、書類を渡され書こうとしたとき

(あれ、リュックサックの小さいポケットに財布入ってないかな。)

と思いリュックサックを預けている友達にで電話。
リュックサックの小さいポケットに財布があるか確認してほしい
と伝えると、
なんと財布発見。

いろんな方に迷惑をかけてしまった!と思い
交番の方に
「見つかりました!すみません!」
と伝えると
「見つかってよかったね!」
と皆さん笑顔で言ってくださり
とても嬉しかったです。



まとめ

今回の旅では多くの台湾の方に助けていただきました。
素敵な方が多く、私も見習いたいと思いました。

とってつけたような
人から言われたような
優しさじゃなくて。

そうするのが当たり前じゃない?

という雰囲気がすべての方から感じました。

もちろん皆、何も知らないまっさらなまま生まれて
教育だったり、教えを受けていると思いますが、
日本とは根本的な考え方が違うなと思いました。


私も見習って
少しずつでいいから、誰かの助けにもっとなれたらいいなあ。


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