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変わらないと、成長しないと、という圧

華がない、魅力がない、だからダメなんだ

詰まるところ、女性に選んでもらえるために他人に自慢させられるだけの魅力のある存在に成長できないというのが問題で、ここから変わらないとスタートラインにすら立てないほどのスペック不足を痛感はしていた。
変わるための成長の場を探すことになったが、地元にそんな場があるわけもなく、それ向けの啓発系のセミナーですらも受講のために東京に足を運ぶとかいうことにもなった。結局その関係で移動の負担がきついと思って、いっそ上京したほうがいいと判断した。

だが、なぜ大阪でもなく東京かというと、意識高い系の人がよりレベルの高い環境で成長したいからという理由で上京した人が知り合いにいたからのものではありますが。

上京して色々考えた

地方とは違って驚くほどの教育機会

学歴不足を補うために通信課程で就労しながら大卒資格を得ることも考えており、その点で生じるスクーリングが地方在住者では不利というのも一因だった。一定数の単位をスクーリングで履修することが必須となるためで、これを勘案するとスクーリングにおいても東京にいた方が効率がいいという現実もありました。

資料集めでは重視している経営学を考えると産業能率大学の経営学部、日本大学の商学部、そして法政大学の経済学部商業学科に絞られた。
内容のクオリティを考えた結果として通信部で最も歴史があり、質的にも通学部と遜色ないクオリティにしている法政大学を選ぶ結論に至りました。

大学で何の単位を取るかまで影響した

将来のキャリアアップのことも考えながら

本来なら経理財務の分野の職を掴むことを意識して経営的な科目を視野に入れていた。経営が絡むと当然に労働者側とも影響してくるので、当然に労働法も単修で履修していく方針になった。
経済学部であまり法律科目を前向きに履修する人はあまり聞かなかった。如何せん法学部の科目のレポートには一癖あるので法学部以外の学部がわざわざそんな面倒かけてレポートを書こうとは思わないからなのでしょう。なにぶん法学部向けのレポートの書き方講座というのも開かれていた。法学部ではなくても受講できるため受講しておいたのは役に立った。

マーケティングが大事かと考えた

選ばれるためには何が必要かと考えていくうちに、マーケティングを重点的に学ぶほうがいいと思ったわけです。
選んでもらうためには、あくまで自分は周りの人に自慢できる「所有物」としての「商品」に過ぎないと割り切った上で、如何に売れるための価値形成をしていくかに尽きると考えたためです。
そのためマーケティング関連の単位履修がかなり多くなってしまって、経済学部なのに経済学の単位が少なくなってしまったほど。

卒業しただけでも大したものとは言われるが

通教課程は慶應を除いては入試選抜がないため、入り口は広い(だから恋活・婚活市場で評価されない)と言われますが、卒業までの道のりは生易しいものではなく、出口の方が狭いというべきものです。

ガックリしたのはやっぱり恋活、婚活市場では通信課程での学歴は価値がないということ。
この市場では学歴の価値は「いかに受験戦争で難関を突破したかを問う」受験競争を勝ち抜いてきたかの成果を学歴に問うているため、受験戦争のない通信課程は全く評価しないという所にあるのです。

しかもマーケティングを知ったことで、そのニーズ・ウォンツ・ベネフィットを勘案して、求められる人としてプロデュースするためにはどうすればいいか、で行き詰まりました。

言うなれば、設計図を書くことはできても、その設計図に基づいてモノを作るための技術・技能がなければ、設計図通りのモノは作れないという問題にぶち当たって頓挫してしまったわけです。

さらには情報量が増えるほど条件が厳しくなる方向でゴールポストを動かされるので、どこにゴールポストを動かされても入るように全方位戦略をとる必要が出てくるため、本当にすべてを完璧にしなければいけないと思うことになり、もう無理だとそこで破綻しました。

まぁ、その関係では全く意味がなかったと思えますが、自学自習でかなりのものは身につけられるという自信が付いたことは、通教課程で培うことによって身に付いたものなので、無駄にはなっていないと思います。

#上京のはなし


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