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Photo by
yesyoshino
ふたりだけの幻の大長編映画
夏と秋の狭間のような気温と、照りつける太陽の光に照らされて歩くスピードが増す。
予定した時間ちょうどに駅に着いて改札前でそわそわとしていると、その向こう側から大きなリュックを背負ってこちらへ来る姿を見つけて思わず小走りになった。
ひと月前は「わぁ〜っ」と感嘆の声をあげていただけだったのに、その声に「久しぶり」という言葉を乗せた。
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