美容院へのこだわり
昨日、3ヶ月ぶりに美容院に行ってきた。
最近で1番暗めのカラーにして、毛先を整え、今好きだなと思う形にしてもらった。
変化した自分の姿に、帰り道でガラス扉を見つけるたびに映り込み、髪を揺らした。家に帰ってもしばらくは鏡の前にいて、三つ編みをしてみたり、結ってみたり、自分の髪で遊んでは、ふふふとにやけて、少女に戻った気分。
他にも、街中で素敵だなぁと思う身なりや振る舞いをされている方を見つけて、じーっと観察してしまう時も似たような気持ちになる。その日の食卓で夫に「こんな綺麗な人がいた」「こんな素敵な人がいた」と、とめどなく話すことも合わせて。
観察し過ぎには注意せねばならないが、そんな浮き足立った瞬間がとても幸せ。帰り道にはよく、すんっと姿勢よく歩いてスキップしたりする。
その行動の裏腹で私自身は、普段身なりに対して神経を尖らせる方ではなく、「面倒くさい」という気持ちが勝ってしまう性質。ゆえに自分のことをそこまで美意識のある人間ではないと思って生活をしている。
そんな私だが、美容院に対してのこだわりは異常に強い。
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