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大人になっても見過ごされてきた障害者

ADHD  注意欠陥多動症障害の彩香です。
今回はタイトル通り、大人になっても見過ごされてきた障害者の私が思うことを書いていきます。
いじめの話しが出てきますので、いじめの話しが無理な方はブラウザバックをおすすめします。

数日前にTwitterで上のように数スレを使ってツイートをしました。
途中で母への話になり言いたいことから脱線をしてしまったので、改めてnoteに加筆修正をして書こうと思います。


見過ごされてきたADHD当事者が思うこと
見過ごされてきたのはADHDに限らず、成人後に発達障害や知的障害を診断された人にも「見過ごされてきた障害者」と言えると思います。
見過ごされてきた障害者が抱える苦しみや、困難以外にも見過ごされてきた弊害は出てきます。

以下は、Twitterにてツイートをした内容に加筆修正をしています。

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個人的に発達障害と知的障害は最低限幼児期か小学校低学年までに、診断がつく方が望ましいと思います。
親も子どもが勉強についていけない時点で疑った方がいい、同級生に比べて勉強が遅れている時点で……その子どもは成長が遅いのです。

気付かれない、見過ごされてきた発達障害と知的障害が集団で上手く行く
可能性は……よほど周りや教師に恵まれていない限りかなり低いです。
はっきり言って発達障害や知的障害が健常者に混じって、集団生活を送るのはいじめの被害者になりやすいリスクが孕んでいます。

いじめは内容の重さに限らずいじめられた被害者の心には一生の傷が残るものだと思います。
発達障害や知的障害の人は、嫌なことを嫌と言えない、想像力の欠如や判断力の弱さもあるので……いじめのターゲットになりやすい事実も世の中にはあります。

成人発達障害当事者や知的障害当事者に、いじめ被害者がいる現状を鑑みると、いじめられやすいのは脅しではなくて……障害故の特性から周囲に嫌われいじめに繋がるのだと思います。

これらの成人発達障害や知的障害の人たちの中には「子どもの頃に障害があると診断されたかった」と思う人もいます。
私、彩香も子どもの頃に診断されたかったと思います、集団生活でうまくいかず……私もいじめ被害者です。
20年以上経ってもいじめられていた記憶は消えません、普段は気にしていなくても、なにかのきっかけで突然思い出すことはあります。

個人的には発達障害や知的障害の人がいじめに遭わないようにするには、幼児期か小学校低学年までに診断されることが大事だと思います。
ただ、発達障害や知的障害を診断される年齢は人によって違うみたいですので……なかなか早期診断・早期療育に繋がりにくいのではとも思います。

難しいかもしれませんが、本当に早期診断・早期診断はその子どもの今後の人生を生きやすくする可能性もあるので、発達障害や知的障害の早期診断・早期発見が増えて欲しいと願っています。






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