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小橋という苗字が欲しい

どうも、はじめまして。

Twitterであまりに荒ぶってしまったので、これはマズいだろうと衝動のままにnoteを始めた『衝動性の塊』ミヤコです。

タイトルにある小橋という苗字が欲しいは、GLAYのvo.TERUさんの本名(とwikiに書いてある)のこと。

アラサー、バンド全盛期、Mステは毎週チェックしていた世代として、ここまでドはまりするとは思わなかったバンドナンバーワンがGLAY。

まぁまぁ、ドはまりするきっかけは他で書くとして、

いやそもそも小橋という苗字が欲しいってガチ恋かよと思われた人もいるでしょう。うん、ほぼ合ってる。

でもこのガチ恋から≪なんで苗字が欲しいのか≫まで,なぜか考えてしまったので書き起こしておきます。

そもそも、父は二度目の結婚で私の父となった経緯がある。

小学校低学年まで、前妻や、子供がいたことも全く知らずに育ち、ある日母の嫌味によって発覚した。

今でも覚えているので簡単に書くと、車で買い物帰りに父、母、私で談笑をしていた。なにかのきっかけで母が父にイチャモンを付け出し(腹に据えかねた、なにかでもあったんだろうけど)

母の「前の奥さんも、子供たちもまだ○○姓名乗ってるくせに」という言葉は青天の霹靂だった。アイデンティティがぶっ壊れる音がした。(その後、何度もぶっ壊れるんだけど)

私は死ぬほど泣いた。父がほかの子供の父だった期間が、過去に存在していたんだと思うと強烈なショックだった。あと、離婚しても苗字を名乗り続けるという行為が、子供心にも強いメッセージを孕んでるのはわかった。

父が離婚事由を説明してくれたおかげで泣き止んだけど、母の暴露による、身内が本来なら違うものだった、という喪失感はその後の恋愛的な嗜癖に大いに影響をもたらした。

20代はほぼ人に言えない恋で終わった。独身同士で付き合ったことも何度かあったけど、どれもすぐ終わった。

他人の家庭はいつか変わる、一番大事なものはどうせ変わる、家庭は最優先ではない、という価値観が悪い意味で作用していたな、と思う。

で!!!今の奥さんのことしか知らなかったから、ハマり始めて調べて本当にビビった。うちの父と同じような経歴で再婚してらぁ!!!

なんかそこで色々腑に落ちた。TERUに感じる多少の親和性?安心感?それと相まって、一度妻子を捨てた上で再婚可能なくらいのスペックへ感じる男らしさ、そういうところが色っぽいと感じるトリガーのひとつにはなっているであろうこと。(そしてそれは一般的に悪いとされていることだけど、自分が今まで好きになった人たちと酷似していること)

それらを除いても、イケメンだなと感じるのは一般的な感情なんだろうけど、というかほんとイケメンすぎて声まで良いとか神の創造物として最上位…って感じだけども!

ま、それは置いておいて、あまりに種として優れていると本能が「せめて姓くらいはくれ!」って気持ちになるんだな、と自分を俯瞰して思った。

父の前妻もそんな気持ちで名乗っていたのかな。子供がいるからって理由も勿論あったと思うけど、本来自分のものではない苗字を名乗るメッセージ性って、中々の狂気だな、と。

普段は結婚したとしても同姓しか選択できないなら、自分の姓と共に歩んだ歴史がリセットされるみたいで嫌だ、それならどんなことがあっても法律婚はしたくない、と頑なに言ってるプチフェミニズムなんだけど

推しの苗字は欲しい。やっぱり私も狂気をぶんまわして生きたい人間なんだな、と業に気付いた瞬間の話でした。

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