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亡くなった人との心残りを解消した悲嘆療法の話(1)

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この記事は私のYouTube動画を書き起こしたものです。
同じ内容を動画でご覧になりたい方はこちらからどうぞ。
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ヒプノ・プラクティショナー、催眠実践家の綾地サラです。

今日は「亡くなった人との心残りを解消した悲嘆療法の話」をお届けしたいと思います。

今日お話する悲嘆療法というのは、ヒプノセラピーの一種です。前世療法や年齢退行療法など、ヒプノセラピー、つまり催眠療法にはいろんな種類があるということは他の動画でも少しお話しましたが、きょうの「悲嘆療法」もそのうちの一つ。

「悲嘆療法」とは、死別や離別など、何らかの事情でお別れした人、失った大切な人と催眠状態で会話することで、心の傷を癒すヒプノセラピーの手法です。

まず「悲嘆」とは、悲しみ嘆くことという意味があります。大切な人やものを失ったときに感じる苦しい気持ちや心理的、身体的な反応のことです。英語では悲嘆のことを「Grief(グリーフ)」と呼ぶので、「グリーフケア」という単語を聞いたことがある方もいるかもしれません。もっとも、グリーフケアという言葉は、悲嘆を癒すアクション全般を指すので、グリーフケアという時は必ずしもヒプノセラピーの悲嘆療法を指すわけではないので、そこはちょっと分けて聞いてください。今日私がお話するのは、ヒプノセラピーの中の悲嘆療法です。

悲嘆療法の効果は、人によって異なりますが、一般的にはつぎの5つが挙げられます。

- 大切な人との未練や後悔を解消する
- 大切な人との絆や愛を感じる
- 大切な人からのメッセージや励ましを受ける
- 大切な人との別れを受け入れる
- 自分の人生に新たな意味や目的を見出す

悲嘆療法は、一回のセッションで完結する場合もあれば、数回に分けて行う場合もあります。ケースバイケースではありますが、前世療法よりは、1回で決着が着くことが比較的多いと言えます。

以上が、悲嘆療法の概要の簡単な説明です。

前世療法とくらべるとご要望いただく機会が少ないですね。前世療法ほど知られていないからだと思いますが、適切に使ってもらえれば、心の痛手からの回復を早めたり、とても有効なので、もっと知られる機会があればいいなと思っています。

(続く)


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