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在宅ワークの椅子の失敗しない選び方

在宅ワークをはじめた方、そして今までも座り仕事をしてきた方はきっとお気づきかと思いますが、
椅子えらびって、本当に大切ですよね・・・!

椅子を自分に合ったものへ変えるだけで、疲れにくくなりますし、作業の効率もまるで変わります。

私は、ホームセンターの安いオフィスチェアに始まり、ニトリ、そしてハイグレードと言われるオフィスチェアまで、数々の椅子を渡り歩いて・・いえ、座ってきました。

今回は、色んな椅子を使ってみてわかった、在宅ワークの椅子の選び方をまとめました。
おすすめの椅子もご紹介しますので、椅子選びの参考になれば幸いです。


在宅ワークの椅子の選び方

企業のオフィスとは異なり、在宅ワークでは机や椅子を置くスペースの問題や、機能性とインテリアとのバランスを考えることになります。そしてもちろん、価格も重要ですよね。

1.スペースの問題
2.椅子の機能性とインテリアのバランス
3.価格
4.作業内容と作業時間

在宅ワークで使用する椅子を選ぶときは、この4つのポイントについて考えてみてください。きっと、ご自身に合う椅子が見つかりやすくなるはずです。

順番に解説していきますね。


1.スペースの問題

・椅子を置く・ひくスペースを考える

椅子を選ぶとき、商品のサイズは確認しても、実際に椅子に座るときの動作を想像し忘れていることがあります。
椅子を後ろにひいてゆったり座れる、十分なスペースがあるかどうかをチェックしてくださいね。
後ろにひくスペースがない場合は、キャスター付で回転する椅子を選べば、椅子の位置は動かさずに横から座ることができます。

・椅子をしまっておくスペースを考える

椅子を使っていないときもそのまま置いておけるなら、重量感のあるタイプのほうが体勢が安定するのでおすすめ。
置きっぱなしにしておくと暮らしの邪魔になってしまうなら、コンパクトなタイプか折りたためる椅子のほうが良いですね。ただし、上下の高さ調整ができなかったり、グラグラして安定感が劣ることがあります。


2.椅子の機能性とインテリアのバランス

オフィスチェアは、機能性を求めるほどサイズが大きくなります。
高さのある背もたれや、広い座面、肘置きにヘッドレスト。お部屋の広さや置く場所にもよりますが、椅子の存在感はそれなりにスゴいです。在宅ワークの椅子を選ぶときならではの、難しいところですね。
かといって、インテリアを重視しておしゃれな椅子を選ぶと、機能性が後回しに。いくらおしゃれで気に入っても、仕事用の椅子として使えなければ意味がありません。

私は、機能性もおしゃれさも両方ほしいなぁと思い、その中間を選んだことがありました。でも結局、どちらにも不満が残って買い換えることに・・・。

個人的には、まずは自分の必要な機能から候補を絞って、その中からいちばんおしゃれで気にいる椅子を選ぶという流れがおすすめです。


3.価格

ご予算がたっぷり使える方は、ぜひハイスペックなものを。もちろん値段が高ければ良いというわけではありませんが、やはりお値段の分だけこだわりの機能が詰まった椅子が多いです。
ちなみにその反対の、格安で快適な、夢のような椅子には残念ながら出会ったことがありません。

とは言え、椅子の価格はピンキリ。相場もよくわからない中で、いったいどのレベルのものを買えば良いの?と迷いますよね。

予算としては、ご自身がイメージしている価格よりも少し上の値段までを候補にして見ていくことをおすすめします。
仕事用の椅子ってなかなか買う機会が少ないですし、思ったより高い!と感じる方が多いと思うんです。

(普段からインテリアがお好きで詳しい方は、良い椅子はそれなりのお値段がするのが普通という感覚の方もいらっしゃるとは思いますが)

ご自身が「オフィスチェアを買うならこのくらいかな」と感じる程度の価格か、それ以下の安い椅子を候補に探すと、機能性やデザイン性どちらも「まぁこれでいっか」という椅子を選ぶことになります。
そうすると、長時間使うにつれて「ここが使いにくいなぁ」「やっぱりなんかダサいよなぁ」という点が見えてきて、結局すぐに買い換えることに。あ、そうです、以前の私です。
つまり何が言いたいかというと、こうです。

自分のなんとなくイメージしている予算以下で妥協して選ぶと、買い換えることになって結局高くつく。
はじめから少しだけ予算を上げて選ぶほうが、良いものを長く使える。

ぜひ「ちょっと高いよなぁ」と思うグレードの椅子も候補にしてみてください。


4.作業内容と作業時間

これは今までご紹介した椅子の置くスペースや、機能性、価格とも重なることなのですが、その椅子をどんな風に使うかに合わせて選ぶのがとっても大切です。
仕事用の椅子ですから、その椅子に座ることで作業に集中できることが、選ぶときの一番重要な判断基準だと思うんです。

その椅子に座って、あなたはどんなお仕事を、どれだけの時間しますか?
例えば、こんな感じ。ご自身のお仕事内容に置き換えて考えてみてください。

▼パソコンを使うお仕事全般に合った椅子
・椅子の高さが、パソコン画面の高さに合っている(または高さ調整ができる)
・長時間作業をしていても、疲れにくい座面
・キーボードやマウス操作が楽な、肘置きがついている
・座面の角度が変えられて、浅く座ってキーボードが打ちやすい
・ハイバックで、もたれかかったり、自由な体勢でパソコン操作ができる


▼書くことが多い仕事に合った椅子
キーボードでタイピングするのではなく、自分の手でペンを持って、執筆したり描画するお仕事なら、
・自分の書きやすい高さに調整できる椅子
・書くときとキーボードを打つ時の作業、高さが調整できる椅子
・前傾になっても、後ろにずれていくことなく安定する椅子(必要以上に軽くてキャスター付の椅子は、コロコロ転がっていきます)


どんなお仕事にも共通することですが、1日のうち長時間使うのなら、できるだけ機能性の高い椅子を。お手頃な椅子は、グラついて安定しなかったり、座面がすぐにヘタってしまい、快適に作業できません。

反対に、1日のうち1〜2時間ほどの作業なら、安くて機能性があまり良くない椅子でも、問題なく使えることもあるはずです。

それと、1日で使う時間だけでなく、この先使い続けるであろう期間についても想像を膨らませておきたいですね。
一時的な在宅ワークの予定であれば、使わなくなったときにたたんで収納できる椅子が便利。ダイニングなど別の場所にでも使えたら良いのですが、ダイニングチェアやリビングのソファは、一般的なオフィスチェアよりもかなり低め。デザイン的にも、難しいかもしれません。

良い方法としては、身近な方へ譲ることを前提に椅子を選ぶこと。いずれお子さんが大きくなったときや他のご家族にゆずることを想定し、長く使える良い椅子を選ぶのも素敵だと思います。
お知り合いでなくても、ヤフオクやメルカリ、近所のリサイクルショップで売るという方法もありますね。もともと安い椅子はなかなか値がつきませんが、良い椅子は需要があります。


今日は、在宅ワークのための椅子の選び方をご紹介しました。

もう一度おさらいしておきます。

1.スペースの問題
2.椅子の機能性とインテリアのバランス
3.価格
4.作業内容と作業時間

ご自身が椅子に座ってお仕事にむかっている姿をよーく想像してみて、バランスの取れた椅子を探してみてくださいね。


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