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1ヶ月でブラインドタッチを習得した私の練習方法とコツ

ブラインドタッチ、つまりキーボードを見ずに文字をタイピングできるようになると、本当にパソコン操作が楽になります。

正直、ブラインドタッチができなくても、人生で大きな問題は生じません。でも、できると本っっっ当にラクです。もうあの頃には戻れません。(しつこい)

今回は、ブラインドタッチを練習している方、これからしてみようと思っている方へ、実際に私がやって効果のあった練習方法をご紹介したいと思います。


練習1ヶ月でブラインドタッチ習得しました  

私がブラインドタッチを習得したのは、学生の頃。
普段から人並みにパソコンを使ってはいましたが、キーボードで長文をタイピングするのは、学校の授業のレポートを書いたりする程度。キーボードと画面を交互に見るのが当たり前だと思っていたので、練習しようとも思っていませんでした。

まわりにブラインドタッチができる友達はたしか2人くらいで、天才肌のS君と、パソコンだけにはめっぽう強いオタク気質のN君。キーボードをサクサクっと打つ様子を見て、「なんかカッコ良いかも!」と思ったのが練習をはじめたきっかけでした。


2週間でなんとなくできるようになる

普段から、比較的いろんな指を使ってキーボードを打っている人なら、2週間も練習すればなんとなくできるようになると思います。

両手の人差し指だけでポチポチとキーボードを押すような、文字を打つのが苦手という方は、もう少し時間がかかるかもしれません。でも、2〜3ヶ月もあれば手応えを感じられるのではないかなぁと思っています。

ブラインドタッチをマスターできるまでは、間違えたり、時間がかかったりして不便な思いをしますが、その先に待っている未来のためにちょっとだけ辛抱です・・・!


私がやったブラインドタッチの練習

▼その1.キーボードを布で隠す

ブラインドタッチを練習するためには、単純なことですが、キーボードを見ないことが大切。
でも、どれだけ見ないようにしようとしても、絶対見ちゃいます。

見るといつまでたっても覚えられないので、見えないように隠して自分を追い込んでください。
やり方は簡単で、キーボードに手を乗せたら、その上からタオルなどの布をかけて覆ってしまいます。
見えないなりにもあちこち押してみて、正解のキーを探そうと努力すると早く覚えられますよ。


▼その2.キーボードの配置が描かれた紙を見る

布でキーボードを隠すと、もう全くどこに何があるかわからない!という方は、キーボードの配置が描かれたイラストを活用するのがおすすめ。
「キーボード イラスト」などと検索すると、たくさん出てきます。

できれば実際のキーボードと同じくらいのサイズに印刷して、キーボードのそばに置いておきます。本物のキーボードは布で隠したまま、位置がわからなくなったら紙を見て予想しながら正解のキーを探してください。

紙を置いておく位置は自由ですが、視線を軽くズラすだけで見れる位置がやりやすいですよ。
ノートパソコンの場合は難しいですが、デスクトップならキーボードとモニターの間に置くのがおすすめ。
少し慣れてきたら、配置の紙は撤去して、難易度を上げて練習します。


▼その3.いちばん効果があった練習方法は「英文を打つ」

布で隠したり、キーボードを印刷した紙を見たりして、練習にも慣れてきた頃。
私の場合、偶然にもメキメキとブラインドタッチに近づくことになったのが、英文のタイピングでした。

たまたま授業で簡単な英語のレポートを提出することになり、せっかくだからとそこでもブラインドタッチの練習をしてみることにしたんです。

普段、日本語をキーボードで入力する際には、ローマ字入力を使っている方が多いですよね。

例えば、「に・ほ・ん」なら「NI・HO・NN」といったように入力するわけですから、N、I、H、O・・・と、アルファベットの場所がわかっていないと入力できないことになります。

そう考えると、ローマ字入力で日本語をタイピングするのと、英文をタイピングするのも正直同じだと思いませんか?

ところが、全く感覚が違ったんです。

「Japan」と打ちたくても、「J・・・Jってどこだっけ???」となります。

全員がそうではないかもしれませんが、日本語で「にほん」と入力したいとき「に・・に・・」と思い浮かべながら「N」と「I」を探していませんか?
一方で英文の場合、「J」を入力したいときは「J」を思い浮かべて「J」を探します。

微妙な違いですが、英文のほうがアルファベットひとつひとつを狙ってキーの場所を探そうとするので、配置が頭に入りやすくなるのではないかと感じています。


タイピングゲームは、自信をつけるためにやる

ブラインドタッチの練習法として有名なのが、タイピングゲーム(タイピングソフト)。
お題にしたがって、指定された文字をどんどん入力していき、その速さや正確さを競うというゲームです。
回転寿司をイメージしたものなど、かわいくてしかも無料のものも多いので、ぜひ楽しみながら取り入れたいところ。

でも、はじめからタイピングゲームで練習するのは、個人的にはあまりおすすめしません。
というのも、まったく配置がわかっていないままゲームに挑戦しても、まず面白くないからです。最悪の場合、自信をなくしてブラインドタッチ習得を諦めてしまうことにもなりかねません。

タイピングゲームは、ある程度キーボードが打てるようになってから、何度もトライして自分の記録更新を狙うのがおすすめ。

やってみて、「全然できない・・・」と落ち込むようなら、今はやめておきましょう。


ブラインドタッチ練習の最大のコツ

指の位置はホームポジションに戻るをクセづける

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ブラインドタッチの練習法をご紹介しましたが、まず大前提として、指の位置をきっちり置くことを忘れずに。

キーボードを見ながら打っていたときには気にも留めなかった、「F」と「J」のキーに は、小さな出っ張りがあります。そこに左右の人差し指を。そして軽く指を広げた状態が自分のホームポジションです。

FとJの出っ張りを探して、人差し指を置く。文字を打つ度にこのホームポジションに戻ってくるクセをつけることで、指が迷子になりません。

私は、細かな指使いを覚える必要はないと思っています。でも、このホームポジションだけ定まれば、一気にブラインドタッチへの道が開けるはずです。
ぜひ、いつもホームポジションの指の配置だけは意識してみてください。


ブラインドタッチができるようになったら

自由自在にブラインドタッチができると、ペンで書くよりもずっと速く文章が書けるようになります。

執筆活動だけでなく、頭の中を整理するときのメモなども、思いつくままに手が動くんです。

いちど習得すれば、あとは体が覚えていてくれるので、それ以降新たなトレーニングは不要。まずは2週間の練習から試してみてはいかがでしょうか。


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