全国手話検定4級、当日。 試験対策公開!
散々、当日に向けての勉強の記事を書いたのに
肝心な当日書いてなかった。
ちょうど一週間前。
無事、試験を終えてその後の一週間は
解放期間として
やりたかった事をとことんやっていたのだ。
といっても、仕事以外はほとんどゲームだが。
最近、マインクラフトに再熱している。
話を戻して、試験当日。
結果から言うと、とても簡単だった。
こんなに手応えありで自信たっぷりな試験は人生で多分、初めて。
当日の朝から振り返る。
朝、早起きして範囲を一通り復習。
ザーッと流れるように目を通し直して
なかなか覚えるのに時間かかった単語も復習。
そして、少しでも気持ちに余裕を持ちたくて
先に支度を済ませる。
そしてまた映像をひたすら見て
少し早めに家を出る。
会場は、通っている講習会の場所の隣の建物だった。迷う心配なし。
ちなみに既に緊張しまくりで
お腹痛くなるレベルではあった。
会場に到着した。
入口で、講習生に会った。
少しだけ話しながら、受付へ向かう。
受付の階に行くと、受付に手話サークルの会長さんがいた。通訳士の資格あるからかな?
知り合いに会えたことで、少しだけ緊張がほぐれる。
試験会場に入る。
札幌の会場は、結構広めのホールだった。
前にステージがあって、
大きいスクリーンが垂れている。
ちなみに時計は無かった。腕時計は必須。
あと会場に着いたら一切スマホは触れない。
受験人数は50人以上はいたかな?
思ったより沢山いてびっくり。
同年代っぽい人、
サラリーマンの人、
おじいちゃん、おばあちゃん。
制服着ていた高校生。
小4~5くらいの小学生。
老若男女、いろんな人がいた。
試験監督も、知ってる人だった。
といっても、
2年前?の初級講習会を受けていた頃に
コロナが流行していて講習会に行けず、
自宅で送られてきた動画をみて学習、となった時の動画の中で教えてくれた先生で、
向こうは私の事を知らず、こちらが一方的に知っている状態。
その後もどこかのイベントでも
お見かけしたかな?
動画で手話を教えてくれた先生だったから、見かけた時は、本物だ・・・!と、芸能人に会えた気分だったのを覚えている。
その人が試験監督。
試験が始まる前に、
その試験監督と、その人の通訳する女性の方と
手話で話しているのをみていた。
もうその会話が大体だけど読み取れる。
なんだか研修イベントに参加している気分にも
若干錯覚して、手話の感じに慣れていく。
そこでまた緊張が少しだけほぐれる。
試験開始時間になり、
試験の説明が始まる。
最初は、読み取り試験。
単語が30問。短文の読み取りが5問。
だったかな?全て4択の選択問題になっている。
まず、マークシートが配られる。
マークシートの選択肢はもうその時点で見れた。
選択肢は全て4級の範囲の単語だった。
範囲内の単語を徹底的に覚えたので
選択肢全ての単語がわかるレベル。
あっ、これは余裕かも。
一問ごとに3回繰り返し流れて
その間に、流れた単語に当てはまる選択肢を選んで、マークシートに記入。
例えば、ある問題。
1.あじさい
2.ひまわり
3.桜
4.チューリップ
と選択肢がある。
もうその4つの単語の手話表現が全く違う。
全ての単語問題がそんな感じだった。
しっかりじゃなく何となく覚えただけでも
いけるんじゃないか?ってくらい。
しっかり全部埋めて、読み取り試験が終了。
休憩を挟み、次は会話試験。
面接のようなもの。
与えられたテーマに沿って
1分間、面接官の前で手話スピーチをする。
ちなみに、面接官はろうの人。
スピーチが終わったら、
2分間、面接官から
スピーチの内容に関してなどの質問をされる。
しかも面接の部屋に入室するまで、
テーマが分からない。
これが本当に緊張した。
予想外のテーマが来たらどうしよう?
で頭がいっぱい。
講習生から過去10年分の面接テーマをまとめてくれた紙をもらったので、対策は一応してきた。
完全ランダムで受験番号呼ばれて
呼ばれた人はホールから出て
面接部屋の外に移動して呼ばれるまで待機するシステム。
なかなか呼ばれず、ホールで40分位待った。
呼ばれねぇ、、
その間ずっとド緊張。
早く呼ばれたくて仕方なかった。
いざ、呼ばれて移動し部屋の外で待機。
おばあちゃんの次なのが分かり、
もっと緊張。
おばあちゃんの出番が終わってしまった。
そして私の番。
入室すると、面接官はなんと試験監督の人だった。人それぞれ話し方が違うように、手話も手の動かし方が違う。
その人の手の動かし方は知っているので、少し安心した。この人の手話は分かるぞ!
そして、テーマが分かる。
「今年の夏休みは何しましたか?」だったかな。
講習生からもらった過去のテーマ集の中にあったやつだ・・・!よっしゃ、ネタがある!いける!
私は、面接官の人に
家族でバーベキューをした話をする。
やはり緊張もあって、手話表現も速くなる。
1分は意外と長い。
バーベキューの話が終わってしまい、
次はお墓参りをした話をする。
その途中で終わった。
ちなみに、1分ぴったりスピーチを終わらせなくても大丈夫。ひたすら1分、面接官に向けてスピーチをすること。
結構スピーチができた。手応えあり。
そして質疑応答が始まる。
・今日の朝は何時に起きましたか?
・手話の勉強はいつから始めましたか?
・手話を勉強していて楽しいことは何ですか?
・手話を勉強していて難しいことはありますか?
・去年の夏休みは何しましたか?
聞かれたことはこんな感じかな。
多分、読み取りもできてスムーズに答えられたし
手話表現をするスピードも速かったからか
想像以上に沢山聞かれた。
過去問の本に付いてる、過去の面接のDVD映像をみた感じでは、2〜3問だったのに。
面接官も優しい雰囲気で
うんうんうんって聞いてくれたので
普通にお話してる感覚になっちゃって
ちょっと楽しかった。
無事、面接も終わり試験終了!
終わって、会場を出た途端
終わったーーーーって叫んでしまった。
その後は、借りていた腕時計を返しに
友達に会い、
翌日違う級を受ける友達に、試験会場の雰囲気を話しながら夜ご飯を食べて帰宅。
そして、解放されて一週間。
ゲーム三昧だったとさ。
来年は、2級以上を目指して頑張るぞ。
ちなみに、この2冊おすすめ。
来年もし、改訂されたとしたら新しい方の購入をオススメする。
去年の単語の範囲と
微妙に変わってる場合があったので。
どちらもDVDが付いているから
本にしては高いんだよな。
でもかなり役に立った。
4級で言うと、
上の本は、その本に付いているDVDで単語をしっかり覚える。
下の本は、マークシートの仕様もDVDも
当日の試験会場の映像と同じ感じだったから
まじで過去問としてオススメ。
これで大体どんな感じに行われるのか事前にイメージがつかめる。
都道府県も絶対何個かでてくるが
何が出るかわからないので
全部覚えておくのをオススメ。
面接の対策は、
・春、夏、秋、冬(夏休みとか冬休みとか)の出来事。
・一週間の出来事。
・昨日は何したか?
・自分の仕事の話
・自分の趣味の話
・自分の住んでる町の話(例えば、毎年家の近くで花火大会がある、、など)
・今年で一番楽しかったこと
の1分程度のネタを作ること。
(作り話でもOK)
ちなみに私は、
家族でバーベキューした話
お墓参りに行った話
家族で小樽へ桜を見に行った話
家の近くで花火大会がある話
毎年、年末年始は家族で集まる話
自分の仕事の話
友達と旅行に行った話
のネタを用意した。
あと1週間なにしたか?は
月火水金は仕事→仕事の内容、木は手話サークル、土日は友達と遊んだり家で趣味を楽しむ
というような内容を用意する。
あとは1日のサイクルの話も用意。
朝○時に起きて・・・から細かく振り返る感じ。
予想外のテーマが来ることもある。
その時は、とにかく何でもいいから伝えるぞ!という意思が大事。
分からない手話があれば、指文字でもいいから
相手に伝えること。
当日は緊張で絶対手話表現も速くしがち、話も飛びがちな為、1分オーバーさせるくらいネタを持っておくと◎
もし面接官の手話が読み取れなかった時は
「もう一度お願いします」と手話で伝えること。
沢山会話しよう、読み取ろう、という姿勢が大事らしい。
あとは最初に、受験番号とお名前を手話でお願いしますと言われるため、「受験番号○○○、名前は○○。よろしくお願いします」の手話は絶対に覚えること。
これであなたもきっと4級合格!うん!
そんなもんかな?
手話を1年以上、勉強している人は
1~2ヶ月あればいけるでしょう。
おわり。
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