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腸活、腸粘膜を元気にするために

長生きしたかったら腸をきれいにすること。

腸をきれいにすることが、長寿や健康に関係することは、最近は常識になりました。腸活をするために、乳酸菌を一生懸命摂っているという方も多いかと思います。

中医学で大腸は五臓六腑の中で腑のひとつ。

「六腑は通をもって補となす」とされ、通じていることが体を補うという意味。

五臓六腑は表裏関係があり、五臓が裏、六腑が表として、六腑が正常に働けば、五臓も元気になります。腑の大腸に宿便が溜まれば、五臓にも影響します。

乳酸菌といえば、ヨーグルトをせっせと食べている方も多いと思います。中医学では冷えたものを食べると胃腸が弱るという考えがあります。
ヨーグルトはどうしても温めては摂りにくいように感じます。以前にヨーグルトを味噌汁に入れているのをテレビ番組で見たことがあります。
熱すぎない味噌汁にいれるというのでしたら、胃腸も冷えず乳酸菌も生きていられるかもしれませんね。

腸活について、中医学の考えと合わせて提案

五臓の「肺は皮毛を司る」と言われ、皮膚・毛穴を制御している臓は肺であると中医学の考えです。
五臓と表裏関係の六腑の大腸は、宿便や排便の異常があれば、肺に影響して、皮膚へダイレクトに発症させたりします。

アトピー・湿疹・ニキビなど、あらゆる皮膚疾患と大腸はとても深い関係があります。下痢や便秘などが改善することが、皮膚疾患にはとても大切です。

皮膚のお悩みで漢方相談の最近、食事のことで時間をかけてお話ししています。

朝食にパン・ヨーグルト・牛乳・フルーツなど、おしゃれなブレックファーストに憧れ、一人暮らしをしたら、そうするぞーと、決めていました。しかし、どうも皮膚にブツブツが出やすく、オイリーと乾燥肌の混合肌になります。
実家に帰ると、お通じも良く、肌の調子が良くなることに気が付きました。朝食がご飯・味噌汁・納豆などに代わると、胃腸も元気になり、肌も元気になること、一週間ぐらいで実感します。

この経験は、その後の自分に相当影響しています。 

写真は、娘の離乳食を作る野菜達です。

娘のうんちから分かること

娘は1歳7カ月になりましたが、パンは2回ほど口にしましたが、口でグルテンの塊状態にしてから、なかなか飲み込みませんでした。一度ヨーグルトを食べましたが、その後、欲しがらないのであげていません。最近は納豆も食べれるようになり、1日3回立派なうんちが出てくれます。  

私は1日1~2回しか出ませんが、娘と同じようなうんちの臭いがあると、嬉しくなります。腸粘膜が元気で栄養素を十分に吸収して、うんちがしっかり出てくれると、健康に自信が持てます。

毎日の朝食を和食に変えてみてください。

味噌汁は、豆腐・小松菜・長いもが定番で、季節の野菜をプラスします。今日はオクラを入れます。出汁はできれば、昆布や鰹節、しいたけなどで取ってほしいです。

お米はいつも、押し麦入りご飯が炊けたら、ゴマとジャコを混ぜます。毎日半合(0.5合)を朝食に食べています。

そして、納豆か卵などのタンパク質を食べるようにしています。

朝にタンパク質を摂って、朝食のタンパク質がアミノ酸となって、働くために18時間くらいかかります。夜に安眠をするためのアミノ酸類を十分に摂るには、朝食が重要です。

いつもの朝食が安眠と関係していることも念頭に置いて食べると、良く食べて良く寝て、元気という毎日のサイクルが出来てきます。

腸活以外にも貧血でお悩みの方は、朝食に半合くらいのお米とタンパク質と緑黄色野菜を摂れるようにしていけば、必要な栄養素を毎日確実に摂れるので、ぜひ習慣にしてほしいものです。

つぎにメタボと腸内悪玉菌について、書いていきます。

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