見出し画像

聞き書き養成講座 地方の魅力を聞いて創る新プロジェクト/新潟市秋葉区

新潟市秋葉区で新しい取り組みが行われます。

その名も

『聞き書き養成講座2023』

です。

聞き書きとは・・・

「聞き書き」とは、話し手の言葉を録音し、一字一句すべてを書き起こして、ひとつの文章にまとめる手法です。

仕上がった文章からは、話し手の語り口や人柄が浮かび上がり、「聞き書き」を通して、地域に住んでいる人たちの持つ知恵や技、その生き様やものの考え方を学び、受けとめることができます。

名人の長い経験から生まれた、ひとつひとつの言葉が糧となり、自然と人の暮らしとのつながりを考える大きなきっかけとなり、里海づくり活動の方向性を探る上での、有効な手段となります。

環境省 里海ネット聞き書き事例

簡単に言うとやることは

インタビューする

録音を一言一句書き起こす

語り口含め言葉を文章にまとめる

この活動を通して

語り手の人柄、知恵、生き様を学び取ることで
今の暮らしを見つめていこうよ

というもの。
(私の解釈です)

このプロジェクトをわが町でも行いたい
ということで始まったこの企画。

ちなみに私は
4月から自治協議会委員になった者です。

おかげでこの町との関わりが深くなりました。

その自治協議会の関係で
今回の企画のお手伝いをさせていただいています。

(お手伝いとはいえこの講座に関われてラッキー!)
(普通に受講したいくらい)


さて、今回は「聞き書き養成講座」の記念すべき初回。

わが町を代表するこの2つ

国鉄と茶畑

がメインテーマです。

各テーマにまつわる関係者をお呼びし
その方のインタビューを通して
この町の魅力を再発見していくこの講座。

聞いて終わりではなく
冊子にすることでそれがこの町の財産になります。

この町の独自の生業・資源を発見し
地域の記憶を「記録」として集約します

きらめきサポートプロジェクト事業概要より

記憶を記録に残す

今、記録に残さなければ
いずれ失われしまう町の記憶。

記録に残すことで

☑より多くの方に知ってもらうことができます
☑未来を創る子どもたちにも伝えることができます
☑外部に向け資源を発信する手掛かりとなります

歴史・文化・風土

この町を形成してきたものを
この町に住んでいる人たちが共有することで
この町のことをもっと好きになれると思うんです。

その”好き”がきっかけで
この先新しいものがこの町に生まれるかもしれない。

この町に住んでいることに誇りが持てるかもしれない。

この町で過ごす毎日が楽しくなるかもしれない。

なんだかこの講座の先に生まれるものを
考えるだけですごくワクワクしちゃいます。(妄想中)

世代を超える

この講座を受けることで

☑直接語り手から話を聞くことができます
☑同じ町に住む参加者同士のつながりが生まれます
☑聞き書きという手法を学ぶことができます

何よりこの町のことを知れば

もっともっと秋葉区を好きになれます。

聞き書き養成講座2023
現在参加者募集中です。

国鉄・茶畑の歴史・文化を発掘する
聞き書き養成講座2023

開催日程

第1回 10月22日(日) 10:00~15:00
第2回 11月19日(日) 10:00~14:00
第3回 12月10日(日) 10:00~14:00

+オンライン
11月12日(日)13:00~15:00
12月 3日(日) 13:00~15:00

会場

第1・3回 新津健康センター
第2回  地域交流センター

受講費

2000円(税込)

全回分の受講費、冊子代含む

主催

NPO法人はぐハグ

お申込み・お問い合わせ

NPO法人はぐハグ事務局
09076382491

私がこの講座をおすすめする理由

あなたの町のどんなところが好きですか?
どんな魅力があると思いますか?

私の住んでいる町は新潟市秋葉区。
旧新津市です。

市町村合併により2005年に名前が変わってから
かなりの年月が過ぎています。

名前がなくなるということの影響は
実は大きかったんじゃないかと思うんですが

商店街の活気がなくなり
チェーン店が増え
高齢化・過疎化が着実に進んでいる私の町。

町の持つ”個性”が
どんどん失われているような気がしてなりません。

個性があるからこそ
それがその町の魅力につながると思うんです。

らしさっていうのかな。

町の魅力と言ってももちろん色々あります。

美味しい海産物が採れるとか
美味しいお米が食べられるとか(新潟アピール)

大自然が魅力っていうところだってありますよね。

千差万別だから面白い。

それで、私が考える
町の魅力の一つに「人」があります。

この人たちは無関係ですけども

その町の人たちが作り出す
空気感みたいなものって自然とその町に宿ると思うんです。

その町に生きてきた人が
どんな風に生きて、どんなことを考え
どんなことを感じてきたのか。

それを知ることで
これまで知らなかったこの町の魅力が見えてくる
ってこともあるんじゃないかなって思うんです。

人を通して
自分では見えなかった景色が見えるようになる。

国鉄時代
茶畑が盛んだった頃

今となっては貴重な記憶をお持ちの方も
お年を召してきました。

特にお茶に関して言いますと
当時現役だった方は
今はもう80歳~90歳を超えているそうです。

当時使っていたお茶の道具もどこに行ったか分からない・・・

そんな話も耳にしました。

今、まさに目の前で
町の大切な財産が失われようとしているんです。

今、聞かないと、記録に残さないと
永遠に取り戻せないもの。

それを見つけられるのがこの講座だと思います。

今やらないと手遅れになるかもしれない。

ぜひ少しでも興味のある方にお伝えしたく
聞き書き養成講座のお話をさせていただきました。

以上、火曜金曜更新中
綺麗道がお送りました!



サポートしてくれなんて滅相もありません。 もしそんな奇特な殿方・ご婦人がいらっしゃった場合は、感謝しすぎて鼻血が出ることでしょう。(出なかったらすみません) そして大切なお気持ちは ”恩送り” に使わせていただきます。愉しくて温かい ”和” が広がりますように。