添加物に怯えない暮らし。世界を悪者にしたくないから
私は子どもができてからは特に食への関心が格段に高まりました。普段食べる食事。食が体を作っている。その大切さを感じたからこそ、「子どもを守らなくては」と臨戦態勢に入った。これが逆に息苦しさを感じることになったんです。
食品を買うときは裏を返し、表示を確認する。これがルーティーンになりました。でも、どんなに表示を見るようになっても不安は消えなかった。むしろ心配が増えた。
「本当に安心できる食材がほとんどない」
ことを痛感したから。
見れば見るほど不安が高まる。
もしかし