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パーソナルカラーと骨格診断はどう思いますか?

どーも。145cmのパーソナルスタイリスト福元です。

「パーソナルカラーと骨格診断はどう思いますか?」

販売員時代からめちゃくちゃ聞かれてきました、この質問。

結論、良いツールだとは思いますけど、私は提案しません。

確かに、生まれ持った体型で似合う似合わないは一部あるとは思いますし、パーソナルカラーによる顔色の出方は納得出来ます。

取り入れる人もいると思いますし、否定はしませんけど。

私は取り入れていませんし、今後取り入れることもないかな。

何故かというとですね。

「どんな服も似合うように出来るから」です。

デザイナーさんでも、スタイリストさんでも、ショップスタッフさんでも。

「オシャレな人」は、どんな服もコーディネートでバランスを取って着こなしていますよね?

もちろん、「似合いやすい服」という観点から言えば、骨格診断は有効だと思うし、右も左も分からない人にとっては基準になるツールだとも思います。

ただ現実、それが全てではありません。

骨格診断に反する物も着まわせてしまうし、しかもそれはさして難しい事じゃないんです。

骨格診断も、恐らく本来は「これは比較的似合うし、これは比較的難しいよ」とするものだと思うんですけど。

あまりにも極端な解釈が進んでしまって、「これはOK、これはNG」と断言する人が多いんですよね。

その結果、診断結果に引っ張られ過ぎちゃってる人が本当に多いなと思います。

普通の感覚として、「好きな服」を制限されたら悲しいじゃないですか。

なので、アイテム単体で規制されてしまう「骨格診断」は、私は提案出来ないなと考えています。

また、「パーソナルカラー」も根本的な誤解があると思っています。

「パーソナルカラー」はあくまで顔色や顔の印象を良くする為のメソッドなので、ファッションコーディネートと微妙に違います。

元々美容の分野で使われていた物なので、誤解がまかり通っている気がするんですけど。

「顔の印象が良くなる」のと、「オシャレかどうか」は全く別の話ですよね?

例えば、ストールの色に迷った時に、パーソナルカラーに基づいて選ぶとかは良いと思いますが、「パーソナルカラーに反する色は絶対に選ばない」となっちゃうのは、もう宗教というか。。

頑なに「私はこの色は似合わないから」と拒絶してしまってる方も結構いらっしゃるんですけど。

正直、「もったいないなー」と思います。

冷静に考えれば、「色が似合っていればオシャレ」という訳じゃないのは簡単に想像できるはずですよね。

色は診断通りバッチリでも、Tシャツにボロボロのデニムにつっかけサンダルでオシャレに見えますか?という話です。

結局、「物事なんでも使い方次第」じゃないですかね。

骨格診断もパーソナルカラーも、本当は使えるメソッドだと思いますけど。

それを部分じゃなくて、全体に極端に解釈を広げてしまうのがマズいんじゃないかなと思います。

常に柔軟に多面的に物事を見ることが大事ですね。


以上、よく聞かれる骨格診断とパーソナルカラーについてのお話しでしたー!

では、またねー!

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