休業日記 11日目　〜ジワジワと真綿で首をしめられるように〜

今日は天気が良く気持ち良い１日でした。

ニシ浜には人の気配がありません。雲ひとつない青空でした。きっと近いうちにここにくる予定だった、来たかった方もたくさんいることでしょう。大丈夫ですよ、ニシ浜は逃げないし、なくならないですから。いつの日かを夢見て今はStay Homeしましょうね。自粛してくださっている方のおかげで波照間島は守られています。

さて1週間ほど前から、沖縄県発着のゆうパック冷蔵冷凍品の荷受けが停止されています。

つまり冷蔵冷凍品のゆうパック配送は、沖縄向けあるいは沖縄から発送のものは送れなくなっています（ただし沖縄県内で送り合う配送は大丈夫だそう＆クロネコヤマトなどの他社は冷蔵冷凍配送しています）。

そんなわけで近々うちにゆうパックで届く予定だったあれやこれやの美味しいものもキャンセルとなってしまいました。非常事態になると離島あての美味しいものからカットされていく…しっかりと心に刻んでおくことにします。

とはいえ影響が出るのは冷蔵冷凍品限定と思っていたのですが、今日、郵便局にネット通販の荷物を発送しに行ったら、通常のゆうパック荷物が航空便ではなく陸路配送になったとのこと。つまり、飛行機じゃなくて船やトラックで配送されるので非常に時間がかかってしまいます。

波照間島→(船)→石垣島→(船)→沖縄本島→(船)→鹿児島→(トラック)→日本各地の郵便局→(配送トラック)→お客様

いったい荷物くん達は、何度、乗り換えて、何人の方々の手を経てお客様の元に届くんでしょうねぇ。荷物にカメラつけて発送してから届くまでを追ったらドキュメンタリービデオが撮れそうなぐらい壮大な旅ですね！配達してくださっている全ての方にも感謝ですね。

そのようなわけで通販サイトでご注文くださった皆さま、本日発送した商品は到着まで１週間ぐらいかかってしまいます。昨日発送分までは2〜3日で届く通常発送だったのですが、1日違いでがらっと変わってしまいました。きっと皆さん、届いたころには頼んだことも忘れているかもしれないですね！自分で自分にサプライズ！みたいな。それはずばり離島あるあるです。

ちなみに波照間島にはゆうパック以外の荷物発送手段がありません。クロネコヤマトや佐川急便の荷物は、受け取れるけれども、発送はできません。選択肢がない。でも送れるだけありがたいと思わなきゃ。それが離島で住むということよ。

また本日より、石垣島⇄波照間島航路も減便開始となりました。朝と夕方の船だけ出ています。乗客も少ないので、大型高速船「ぱいじま２」ではなく全便、小型高速船で運航しているようです。

なんだか、こう、各方面からじわじわと攻めこまれている感がありますね。状況からすると「すべてしょうがない」ことですが、この状況下で精神衛生を健やかに保つには根本的な考え方や発想を変えた方がいい感じがしますね。愚痴、非難、悲観、イライラは何もいいこと生み出さないと思いますので、少しでも笑って過ごしたいものです。

沖縄の２大新聞紙のうちの一つ「琉球新報」でこんなニュースが載ってました↓

YouTube映像を見て思わず笑っちゃいました。こういうニュースを流す新聞社いいですよね！（「チンダミ」の意味が分からない方はこちらをクリック）

コロナをチンダミ！　〝沖縄民謡界の重鎮〟立ち上がる