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7月24日水曜日〜7月30日火曜日の日記 / おとなの夏休み

春からたのしみにしていた、おとなの夏休み。
おとなって、最高。
そして、黒すりごま事件。もう二度とおまえを離さない。
……などなどありました。今週も(腰痛だけど)平和でした。


七月二十四日(水) 晴れ

子ども、今日は友人のまみさんとあいこさんが運営する児童クラブへ。
早良区の自然豊かで広々とした古民家で、全力で遊べることになっている。
いつも用心深い子どもだが、まみさんに懐いているからだろうか、すごく楽しみにしていた。
ついた瞬間から友人まみさんの子、げんちゃんと遊んでいて、安心して帰宅した。

微熱、腰痛があるので、自宅でおとなしく作業。ケモノート折々も。

夕方お迎えに行くと、あいこさんが「いつものしいくんとぜんぜんちがった!」とうれしそうに言った。おもいっきり楽しめたみたいだ。

子どもは帰りに「カレーがおいしかった。おなかすいてなかったけど三杯もたべたよ」と言った。

帰宅して、泥だらけになっていたのですぐシャワーを浴びさせようとすると、子どもが「ひとりではいれるよ」という。
「髪の毛も洗えるの?ほんとに?」ときくと「うん」と。

10分くらいして声をかけると、ちょうど髪の毛を洗いおえたところ。
確認してみたら、しっかりすすげていた。すごい。
ひとりで最初から最初までシャワーを浴びれたのは初めて。

寝る前に、地球の自転の話をあれこれしてくれた。
こないだキャンプ場で月を望遠鏡でみたとき、「うさぎがおもちをついてるように見えたよ」という。

たしか、うさぎのもちつきとか、カニにみえるっていうよね。というと。
そう、人の顔、っていうのもあるんだよ。「日本からだと同じ方しか見えないんだって。(正しくは、地球からは月はいつも同じ面しか見えない)宇宙っておもしろいよね」と言っている。うちにある図鑑や、図書室の本で読んだらしい。
いろんな話ができるようになったなあ。

七月二十五日(木) 晴れ、夕方に雨

今日は、子どもと一緒に油山市民の森にある「もりのいま」へ行く。
友人のまみさんが、このお店で時々店番をしているというので、今度子どもを連れていくよ、と話していたのだった。夏休み中は息子のげんちゃんを連れてお店にいるらしい。子どもたちを遊ばせられるし、フリーペーパーの折作業もできるし、そのままお店に置いていただけるし、ちょうどいい。

子どもたちは昨日会ったばかりなので、早々にうちとけ、仲良く遊んでいた。
暑すぎてお客さんが少ない、とはいえ、沢遊びをしている人たちが帰りにすこし立ち寄ったり、二階にあるシェアオフィスを利用している人たちがコーヒーを買いに来たりと、それなりにお客さんはいて、まみさんは忙しく働いていた。

わたしもコーヒーを注文したり、明日会う二人にお土産を選んで包んでもらったりと、仕事を増やしていた。途中お昼ごはん休憩など挟みつつ、折々したり、メール返信作業をしたりしていたら、あっというまに閉店の時間に。

その頃、雷が鳴り出した。
キヨシくんから連絡があって、「すごい雷と雨だよ」と動画が送られてきた。
山の上にある「もりのいま」の窓から下にある街を見ると、霞がかったようになっている。
こちらは大きな雷の音だけしていて、雨はまだ降っていない。降る前に帰ろう、と、みんなでいそいでお店を出た。雨はぱらっときただけだった。

今日は相方が夕飯の担当。つくっている時にまた「ごはんに文句言う事件」が勃発。
わが家では、食事に文句を言うことを固く禁じている。理由は「わたしが嫌だから」。相方が夕飯担当を週の半分担うようになってからは、「おれも嫌だから」が追加された。

わたしがトイレに行っている間に事件が起きたらしく、相方はご立腹しながら夕飯の支度をしている。子どもはまだぶつくさ言いながらソファに横になっているので、そのそばに座り、厳しく説教。

相方はわたしが厳しく叱っているのを見て気持ちが落ちついたらしく、最終的に子どもに優しい言葉をかけていた。(さっきまで「もう食べなくていい!」と怒っていたのに、「明日は何が食べたい?」などと訊いている…「明日は食べたいものを食べよう」などと言っている。思わず「優しいな…」と呟いてしまった)

その様子を見ていて、「わたしってもしや、こっちの役割なのか?」と思った。
親になっておよそ8年。厳しいのは相方で、わたしはフォロー役とばかり思っていた。なんでしょう、逆の方が上手くいっている気がした。心外だけどまぁいいわ。
きっと役割はその時々で変わってゆくものだろうし。平和なら、まあいいわ。

夕飯を食べながら、相方が「話は変わるけどさ」と言った。
「あなたのお父さんって、食事を作ったりしてたの?」ときいてきた。
「つくってたね、父親の方が母親より料理がうまかった印象が強いね」というと、まあ、でもそれはきっと、毎日のことじゃないからでしょう。普段やるのとたまにやるのとでは違うからね、と言った。
この発言に、また相方の成長を感じた。

相方は、「うちの父親の世代(わたしの父よりひとまわりほど上)は、母親が家のことをやる、父親は外で働く、っていうのが当然だったからな」と言った。

わたしの親の世代でも、まだまだその感覚は強かった。父親が料理をするだけでも先進的だったと思う。父親はわたしたちを「男も女も関係ない、というふうに育てた」と言っていたので、意図してそのようにしていたのだろう。母(妻)の扱い方も、周りと軋轢を産んでいたみたいでよく憤っていた。

父の時代には、モデルケースや父親が家事育児に関わることについての情報もほとんどなかったと思うが、どうしてそのような考え方になったのだろう。

七月二十六日(金) 晴れ

春からずっとこの日を楽しみにしていた。
BBBポッターズの石井風子さん、イラストレーターの睦子さん、わたし、というメンバーで集合しておいしいものを食べる会の、夏のお泊まりバージョン。
つまりは〈おとなの夏休み〉だ!

懸念していたのは、「ままがいないと寝られない」と言い続けてきた子どものこと。だが、子どもはしばらく学童を休んで思いきり遊んだりごろごろしたり、わたしとずっといられたのもよかったのか、想定よりぐずらず、すんなりと承諾してくれてありがたかった。

子どもを学童に送り出し、出かける準備。11時半に筑前前原駅に集合の予定。
しかし数日前からの腰痛を引きずっている。コルセットもしたけれど、ちょっと危ない予感がしてライター仲間のチャットグループに相談すると、「この湿布効くよ!」と写真を送ってくれた。
バスを降りて徒歩1分のところにドラッグストアがあり、そこで湿布を買い、地下鉄駅の改札に入ってトイレで湿布をON!すると、腰の痛みがスーッと軽くなった。

予定していた電車にすんなり乗車。
11時半ごろ、筑前前原に到着。改札前で睦子さん、タクシー乗り場で風子さんと合流。
みんなそれぞれ、大人の夏休みスタイル。風子さんが「じゃ、楽しみましょ!」と言った。最高にわくわくする。

まずはタクシーで、海のそばにある「いけ洲 てら崎」へ。鯛茶定食と、イカのお造りをみんなで。新鮮で透明、ピカピカ。足が動いていて、わたしたちに「ハロー」とかなんとか言っているみたいでかわいい。

海を眺めながら、ビールで乾杯し、美味しい鯛茶、イカのお刺身、(その後天ぷら)をいただく。まだ始まったばかりなのに、もうじゅうぶん、というくらい幸せを感じてしまった。

風子さん、睦子さん、わたし。全くちがう仕事をしているし、キャラクターもぜんぜん違うのだけれど、すごく居心地がいい。おしゃべりしていて楽しいけれど、無言でいてもおちつく。三人でぼーっとしている時間がよくある。大先輩の風子さんが、そんなふうにいさせてくれるのがすごいなと思う。

「てら崎」の女将さんが、「BBB hausまで車でお送りしますよ!」と言ってくれた。その提案に、風子さんが「きゃ!いいんですか!」と言ったのをきいて、睦子さんとわたしは「ほらまた、かわいい…!」と笑ってしまった。
風子さんはバリバリの仕事人間で、知れば知るほどびっくりする才能の持ち主だけれど、軽やかなかわいらしさがある。
「このようにして風子さんは人を動かしてきたのですね…」と冗談まじりにいうと、風子さんはうふふと笑っていた。(確信犯かもしれない)

女将さんに送っていただき、BBB haus(スリービーハウス)に到着。
ここについては、風子さんにお会いするたび話をきいていた。
この建物を見つけたときのことから、「ここに通うこのが、仕事なのに楽しくなっている」だとか、「今度こういうイベントをやろうと思っている」など、話を聞くたびに、いかねば、いや、いきたい、という気持ちがどんどん高まっていた。
風子さんが「つぎはハウスで集まりましょ!」と提案してくれて、来ることができた。

受付の雰囲気からもう普通ではない。
ヴィンテージのデスクが置かれていて、そのまわりに、自然に置かれた家具や雑貨、オブジェもセンスがいい。

大昔、わたしが風子さんの会社の系列店で働いていた時、バックヤードの、お客さんの目には触れない場に置かれた電話がamadanaだった。
まだ若くてわからないことは多かったけれど、そういう些細なところで、スタッフの意識が育てられている感覚があった。
hausの受付を見て、その頃から変わっていないものを感じた。

宿泊者だけが入れるラウンジスペースを、風子さんに案内してもらった。
この場所は、はじめて扉を開けた瞬間から、そのあと何度通り過ぎても、その時の光の加減や見る角度などで印象が変わる。そのたびにはっとさせられていた。
このホテルを象徴するようなスペースだ。

ここには、一般家庭では置けないほど大きなサイズのヴィンテージのシェルフがある。
壁一面のシェルフに、雑貨や本、オーディオなどが大胆にセンスよく置かれている。

シェルフの前に、パパベアという大きな椅子があり、睦子さんが腰掛けると、風子さんが「パパに抱っこされてるみたいな座り心地だから」と言った。

高価なものもたくさん置いてあるけれど、ふと見ると、スタッフが浜辺で拾ってきたものが並んでいたりする。
一つ一つのモノがきちんと「ここがわたしの持ち場です」という感じに、気持ちよさそうに配置されている(それはお部屋でも同じだった)。
そうしてあると、不思議なことに、そこで過ごす人間もとても居心地がいいのだった。

わたしにもしお金があって、これらの家具と雑貨を全て揃えられたとしても、同じ空間は絶対にできあがらない。
日本語を操ることができても、人によって書く文章がまったくちがうのとすこし似ているかもしれない。

ここで感じることは「わあ、おしゃれ」とかそんなことではない。
滞在している間、これってなんなのだろうかと考えていた。

夕食はどれもこれも美しくて、美味しかった。サービスも素晴らしい。
けれどももっとも贅沢だなと思ったのは、日暮れていく空を間近にずっと眺めながら食事ができたこと。

ダイニングルームの海側は、一面大きなガラス窓になっている。
日暮れてすこし涼しくなってから、その窓が開け放たれ、風を感じることができた。
この日はちょうどファミリーデー(お子様連れが泊まれる日)だったので、1歳くらいの男の子を連れたご夫婦がいて、お子さんがご機嫌でデッキを散歩したりしているのを、みんなで微笑ましく眺めたりもした。
それぞれのテーブルで、それぞれに良い時間を過ごしているのがわかる。それをゆるく共有しているような空間が、とても心地よかった。

夕食後、さきほどのラウンジスペースで、三人で晩酌しながら(わたしはもう飲めなくて白湯を)シェルフを眺めていて、風子さんは「いま、ちょっとモノが多いのよね」と言った。「引き算が本当に大切。だけどそれがとてもむずかしい」と、むずかしいことを、とても楽しそうに言う。
それから、睦子さんと一緒にあーだこーだ言いあいながら棚の模様替えをしていた。どうやら、インテリアの人は、酔うと模様替えを始めるらしい。

部屋にもどってお風呂に入る。先にお風呂にはいった睦子さんは、わたしがお風呂に入っているあいだ、デッキで夕涼みをしていた。(このお風呂がまたとても良かった。広くてひらけていて、とてもリラックスできる。)

そのあと、ふたりでそれぞれベッドに座り、風子さんにすすめられたとおりに、部屋の明かりを消して過ごした。窓の遠く向こうに海が見える。
「白波が見えるように照明を仕込んでいる」と、いたずらっぽく風子さんが言っていた。
ほんとうに、波がフリルのようにはっきりと見える。見えては消えるを繰り返す。

海のもっと向こうの方には、きらきらとイカ漁船の光が見えていた。これはこの季節限定の景色なのだそうだ。

睦子さんはわたしより先に眠ったみたいだった。すこしして、わたしも寝た。
ぐっと重たく体が沈むようなベッドで、寝心地がよかった。

そういえば、晩酌をしてから外にあるハンモックでゆらゆらした後、屋内に戻る時にうしろを振り返った。(おそらく雷鳴がして)
その瞬間、海に落ちる閃光、雷をみた。三人で一緒にみた。
なにかすごく、吉兆な気がした。

七月二十七日(土) 晴れ

5:00ごろ 目覚め
6:30ごろ 睦子さんと海へ。石拾い。すてきな石が拾えた。
7:00ごろ 部屋に戻って読書。風子さんの好きな『なぎさホテル』
8:00 朝食(人参と林檎のコールドプレスジュースから始まる朝食。体に優しくておいしかった)
9:20 風子さん見送り
10:30 睦子さんと一緒にホテルチェックアウト。タクシーで駅へ移動
11:00 「おしのちいたま」で早めの昼食
11:44 筑前前原出発
12:12 西新着(睦子さんと解散)。六本松へ移動
六本松で相方と子どもと合流。

子どもは、第一声、わたしに「ママ、たのしかった?」ときいた。
すんごくたのしかったよ!というと、「ならよかった!」と嬉しそうに言った。

子どもはわたしとこれまで絶対に離れたがらなかった。
日帰りの東京出張さえも嫌がっていた。
自分が寂しいのはもちろんのこと、わたしのことを心配していたのだと、前回ひとりで東京へ行った時に判明した。
だから、もちろん寂しかったのだろうけど、わたしが仕事などではなく、遊びに、楽しい時間を過ごしに行っていることがわかっていて、安心して過ごせたようだ。
もちろん相方がそう思えるような時間を過ごさせてくれていたことも理由の一つ。

わたしが楽しく過ごせたことを、子どもが喜んでくれたのがすごくうれしかった。
産後初めての単独お泊まり。うまくいってよかった。
この日はいつまでも子どもの柔らかい腕に触っていた。

それにしても。
帰った後も、BBBハウスの余韻に浸っている。次はいつ行けるだろう。また行きたい。すでにあの場所が恋しくなっている。

センスがいい、洗練されている、それだけではない。そういうことではない。
そこには思想がある。
風子さんの思想にもっと触れたい、それを探りたいと思った。

風子さんにも伝えたけれど、「帰ってから片付けを頑張るぞ!」というやる気が出た。
おとなの夏休みは、日常に良い影響を与える非日常だった。

七月二十八日(日) 晴れ

子どもが、昨日自分でつくった朝食「コーンマヨトースト」をまたつくり、わたしにすこし食べさせてくれた。おいしかった。最近、子どもがすこし料理に興味を示している。
良い傾向だ、と思い、朝ごはんを自分でつくってみたらいいよと伝え、相方に、コーンマヨトーストのイメージを伝えておいた。(ホテルで朝ごはんを食べている時に、できたよ、とかわいい写真が送られてきた)

ニュースでパリ五輪の開会式の映像をチラッと見た。おしゃれすぎて目が飛び出そうになった。
足し算と引き算の妙というか、自分たちの持っているものの客観的な素晴らしさを最大限に活かした演出…選手がセーヌ川を流れてきた時点でたまげた。
世界中の様々な国からやってきた人たちが、船から手を振ってるって。素敵すぎんか。

現地にいたら一切顔が見えないんだろうけど、そんなことはいいのだ。
そういうの、わたしはとても好きだな。

七月二十九日(月) 晴れ

朝。悲劇が起きた。
黒すりごまがない。昨日たしかに買ったのに、だ。
黒すりごまを買いに行ったと言っても過言ではない買い出しにいったのだ。
だから、確実に、カゴに、わたしは黒すりごまを入れたのである。
こんなに求めているわたしが、カゴから袋へと移しそびれる、そんなわけはない。
なのに。探せども探せども、黒ごまどこにもあらず。

そうだ、相方がレシートを保管しているはず、と思い相方の机を確認すると、あった。
レシートをマルサのように厳しい態度で確認する。

やはり、無い……黒すりごまがカウントされていない……
おそらく、黒すりごまの地味すぎるパッケージがグレーのカゴと一体化していて、レジの人に見落とされてしまったのだろう。

ジーザス。

黒すりごまごときで……?と思われるかもしれない。
わたしは、普段、黒ゴマバナナスムージーを朝食としています。
もう一生これでいいわ、というくらい愛飲しています。「バナナと豆乳が美味しいのよね」と最近まで勘違いしていて、数日前に黒すりごまを切らし、黒すりごま無しでスムージーを作ってみたところ、全然ちゃうねん。思わず関西弁になるくらいちゃう。
黒ゴマってそういう存在。普段は要不要を考えさせない。それを失った時に初めて、痛いほど必要性を感じる。そういう奴。

というわけで、すこし泣きそうになりながら、黒すりごまなしのスムージーを飲んだ。悲しい。

子どもを学童にお迎えに行った帰りに、ドラッグストアで、黒すりごまをまとめ買いした。もう二度と、おまえと離れたくない。

七月三十日(火) 晴れ

午前中、文学フリマに一緒に出店するメンバーとビデオMTG。
今年もみんなでオムニバスZineを出すことになっていて、主にそのテーマ決め。
おもしろいアイディアが出てきていて、妄想が膨らむ。楽しい。
しかし時間が経つほどに、腰が痛くなってきた。腰痛を理由に途中退出。

座っているとやっぱり、立っている時より腰に負担がかかるようだ。
腰が強張ったように痛くなるので、座っては横になり、横になっては座りを繰り返していて作業に集中などできない状況。

子どもを15時に車で迎えにいく。車のシートがまた、腰に負担になる形状をしている。
帰る途中にドラッグストアに寄り、昨日とおなじソフトクリームを買った子どもが、「ソフトクリームをままに一口分けてあげたいから、木のスプーンをもらって」と言った。レジにあったのを一つもらう。

駐車場でパッケージをパカっと開けると、子どもがどうぞ、とスプーンをさし出した。
クリーミーで美味しい。ありがとう、というと子どもが「ママ、すこし元気になった?」と言った。

車を運転しながら、「ママは元気がないわけじゃないんだよ」というと「じゃあ、やる気でた?」と子どもが言った。「やる気がないわけでもないんだよ。ママは元気だし、やる気もあるんだけどね、腰が痛くて動けないんだよ。動きたくてたまらないんだよ」といいながら、相方の「運動しまくってる」という言葉を思い出した。

「これは、神様が“ちょっと休みなさい”と言ってるのかもしれない」と後ろの席の子どもにいうと、「そうだよ。ママはいつもがんばってるんだから」と言った。

そうかなあ…
子どもには頑張ってるように見えて、相方には運動しすぎに見えるわたしって、どうなのかなあ。自分ではそんなことはないと思うのだけれど。

(次回は  9月4日水曜日ごろ に更新予定です)


日記に登場するホテル「BBB haus(スリービーハウス)」です。
映画「めがね」のような時間を過ごせました。長期滞在したい…

コロナ禍に書いた一ヶ月半の日記をZineにしました。

東京の〈日記屋月日〉さんの店頭でもお買い求めいただけます。
下北沢へ行かれたら、是非ボーナストラックへお立ち寄りください。
とてもすてきな場所ですよ。(同じ敷地内にある『発酵デパートメント』のソフトクリームがめちゃおいしいです)


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