見出し画像

転職で本当に叶えたいことを整理し、叶えに行く方法

大手エージェントや人材スタートアップでキャリアアドバイザーやカスタマーサクセスを経験し、スタートアップ専門エージェント「Apply」のキャリアコンサルタント担当しているアヤパンです。
CASTER BIZ recruitingでリクルーターも兼務しています。

Apply」では、転職活動の過程で、転職で本当に叶えたいこと(転職軸)を丁寧に整理しながら転職活動をサポートすることを意識しています。

転職活動を続けていく中で、たくさんの企業と話し、たくさんの情報が入ってくると自分の軸が一体何だったのか分からなくなったり、それまで気にしていなかった情報に引っ張られたりして迷子になってしまう方も少なくありません。

だからこそ、常に「今回の転職軸は何なのか?」「その軸の優先順位は?」「その軸に応募企業が合致しているのかどうか?」について客観的に可視化しながら進めていくことをお勧めしています。

今回のnoteでは、

①転職軸の整理の仕方

②転職軸に応募企業が合致しているかの見極め方

について書いてみたいと思います。


①転職軸の整理の仕方

「Apply」では初回の面談で候補者の方の今回の転職理由と転職で叶えたいもの(転職の軸)をお伺いし、一緒に整理をして言語化していきます。

言語化の際には、「叶えたいもの」の裏にある大切にしている価値観や「叶えたいもの」を叶えた先に得たい状態が何なのかも一緒に見ていきます。そうすることで、何となく変えたいものなのか、自分の価値観を大切にして人生を歩もうとした時に本当に必要なものなのかが明確になっていくからです。

それらの言語化をした後に、これまでのご経験を活かしながらそれらをどう叶えていくのか、叶えるためにどんな選択肢があるのかをご提案していきます。

そして、そのご提案内容をベースに求人をご紹介。紹介した求人に対して、初回面談でお話した軸(転職で叶えたいこと)とどんな点で合致していると感じたか、逆にどんな点で違和感を感じたかを候補者の方に言語化していただきながら、応募する求人を決めていきます。

選考開始後には、面接を受ける毎に企業に対して感じた魅力点・懸念点を言語化いただき、初回面談時に明確にした軸に合致しているのかの深堀りをしたり、客観的に見て軸の内容や優先順位に変化が起きていると感じた場合には、候補者ご本人にお伝えして再度ご自身の軸とその優先順位を考え直してもらいます。

また、ある程度選考が進み、最終面接の頃になると、以下のような表を候補者の方と一緒に作成し、軸自体の変化や軸の優先順位の変化、各軸に対する企業への評価を常に客観的に見られるようにしていきます。

こうすることで、軸がぶれることや軸の変化に気付けずに違和感を感じ続けることを防げるのです。

画像1

このように転職活動の入り口から、転職活動中も常に軸の整理をしていきます。

②転職軸に応募企業が合致しているかの見極め方

前述のやり方で軸とその優先順位の整理をしていくわけですが、最終面接・内定のフェーズで候補者の方からよく聞くのは「どの企業が最も自分の軸に合致しているのかが分からなくなってきた・・・」ということです。

最終面接・内定フェーズになると企業側も入社してほしいという想いを込めて、候補者の方に刺さる言葉や表現でアトラクト(自社の魅力付け)をしてくるようになります。

とてもありがたいことなのですが、どこまでが事実で、どこまでが想いなのかが分からなくなってしまう候補者の方も多いです。

そんな時、私が候補者の方にお伝えしているのは「ファクトで情報をつかめるような具体的な質問をすること」です。

軸に置いている内容が、実際にその企業の中にあるのかどうかを、できる限り具体でヒアリングできるように質問項目を用意していくことをお勧めしていますし、どう聞くのがベストなのかも一緒に考えていきます。

候補者の中には「こんなこと聞いていいのかな・・・」「この聞き方でいいのかな・・・」という不安を持たれている方も。

大前提、企業に興味を持って質問をすることは、聞き方を間違えさえしなければ志望度の高さをアピールすることにもなるのです。

このようにして集めたファクトを基に①でご紹介した表を整え、企業を比較し、最終的に「ここが最も自分が転職で叶えたいことを叶えられる場所である」ということに納得して転職先を決めていくことができます。

いかがでしたか?

ここまでを一人でやるのはなかなか至難の業。そんな時に助けになるのがキャリアコンサルタントです。

ぜひApplyまでご相談くださいね。ご相談はこちらから↓↓


いいなと思ったら応援しよう!