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フリーランスで頑張るということ。

noteはお久しぶりです!ずっと更新サボってました!笑
かなりキツかった案件をこなし、ようやく一息ついた所です。
達成感がすごいので、ルンルンでnoteを書いています。笑

今回の案件は、初挑戦がたくさんありました。
また、リアルなライターの現状を垣間見た案件でもありました。
ディレクターの苦労と言ったら…。
私は今後もライターでやっていきたいと思っているのですが、やっぱりディレクターは無理だなと感じました。
世の中のディレクターさんたち、みんな凄すぎます。

そうこうしていると導入めちゃくちゃ長くなりそうなので、本編入ります。
それでは、詳細をお伝えしていきます。どうぞ!


今回の案件で行ったチャレンジ

導入でもお話ししたとおり、今回はさまざまなチャレンジを行いました。
今まで私はリサーチ、SEO記事作成、画像選定、CMS入稿ぐらいしかしたことなかったのですが、今回は3つ挑戦しました。
1つずつ、所感を述べていきます。

1. 構成案作成

まずは、構成案作成です。
私はnoteの他に自分のWordpressブログも持っているのですが、そちらではKW選定なども行って記事を書いています。
(仕事が忙しく公開できてませんが)
ですが、あくまでもブログの域。

お仕事として初の構成案作成でした。
と言っても、○選記事系なので大したことはなかったのですが…。
それでもターゲットについて深く考慮したり、サイトマップを考慮したりと、本格的なお仕事だなぁと感じながら対応しました。

(結果的に、まさかの全員がほぼ構成見直しとなったのですが…苦笑)

2. 画像掲載許可取り

今回の初挑戦2つ目は、画像掲載許可取りです。
画像選定は、いつもPexelsなどのフリー画像サイトを利用しているのですが、今回は施設紹介なので、一件一件、紹介する施設に画像掲載許可の連絡を取りました。

私は35件だったので、35箇所に連絡を取りました。
これが本当に大変でした…。
中には、全く連絡がなかったのに、当日いきなりポンと企画書が返ってきたところもありました。笑

3. 企画書作成

最後の初挑戦は、企画書作成です。
欲しい画像と、今回の企画趣旨をお伝えする内容のもの。

テンプレートがあったので特に不明点などはありませんでしたが、「宛名間違えてないかな?」とか「場所間違えてない?」などの不安はありました。

確認することが多く、失敗すると送付先に不快な思いをさせてしまうため、少し緊張の伴う作業でした。

今回の案件で大変だったこと

今回の案件で何が大変だったかを振り返りました。全部で3つです。
こちらも1つずつ解説します。

とにかく時間がない

1つ目は「とにかく時間がないこと」でした。
特に後半の執筆と企画書は本当にタイトで、合間に主人の誕生日と結婚記念日を挟んでいたのですが、主人には謝りながらお祝いを後日に回してもらうほどでした。

12〜15時間ほど書いたり確認したり、先方とやりとりしたりを繰り返していました。
家事はおろか、日常生活もままならないレベルの忙しさでした。

執筆と画像掲載許可取りの並行

時間がない中、35箇所分の画像掲載の許可取りと、執筆(7400文字)が本当に大変でした…。
29箇所のリサーチをやり直しとなり、一件ずつ調べ直すのも一苦労でした。

最後まで確認が間に合わない施設もあれば、対応を急いでもらった施設もあり、本当に各所に対しても、申し訳なさでいっぱいでした。

それでもなんとか自分で対応できる範囲は頑張り、チーム内では一番多く許可取りできたのではと思います。
(少なくとも、他の人はもう少し件数が少なかったり、許可取りと執筆は別の人が担当していたりといった風でした)

久しぶりに死ぬかと思った

朝から深夜までパソコンに向かい、終わって横になっても、PCの見つめすぎ(ブルーライト)で寝付けずといった状態が2〜3日続きました。
さらに、その後朝までぶっ通しで仕事した時がピークできつかったです。

目眩と吐き気と頭痛と…。
そして作業が終わって横になっても、眠いのに不安で心臓がバクバクして寝られず、結局仕事してしまうと言った状態でした。

私は心臓があまり強くなく、昔から狭心症のような症状が頻発するので、一般の人より寝不足状態が危険なのもあり。
本当に生命の危険を感じました。

この生活がずっと続いたら間違いなく死ぬなぁと思いながら、その後なんとか2時間ぐらい寝られて、復活しました。(人間って意外となんとかなる)

今回の案件で失敗したこと

今回の案件を通して失敗したこともあります。
本当にきつかったです…が、私の失敗が誰かの参考になるかと思い、恥を忍んで書きます。

企画書内容間違えた

まず一つ目の失敗が、企画書の内容です。
過去に掲載されていた記事に書かれていた住所や料金を転記し、各所に渡していたのですが、コロナ禍や最近の増税に伴った値上げで内容が大きく異なっており…多くの赤字で返ってきました。

「そんな滅多に変わることないでしょう」と決めつけており、かなり油断していました。

忙しすぎたこともあったのですが、確認不十分だった結果、各所施設へ迷惑をかけてしまうことに。
期日も短いのに、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
どんなに忙しくても、取引先にはちゃんとした内容を渡さないといけないと改めて思いました。

人生初の謝罪電話

先ほどの企画書ミスに関連して、冬にスキー、そのほかの季節は景観を楽しむ施設があるのですが、今回は秋の企画書なのに、過去に掲載された冬の内容で渡してしまった箇所もありました。

お相手は困惑したかと思います。
お相手に資料を送ったのが木曜日、土曜に気づき連絡すると、「月曜の昼に出社される」と言われてしまい、その間本当に不安で死にそうでした。

本当に失礼したと思い、非常に申し訳なくて、ずっと泣きながら謝罪の電話を入れました。

「本当に失礼いたしました、大変申し訳ございません」と何度も謝ると、
「大丈夫ですよ、気にしないでください」と優しく言ってくださいました。

月曜が期限だと伝えたところ、「今日は時間がないので、明日中に渡します」とおっしゃったので、そちらで問題ありませんと伝えました。
ですが、時間がないと言っていたにも関わらず、月曜中に企画書を返送してくださりました。

ミスをしたのに、私が怒られると思い急いで対応してくれたのだと思うと、非常に胸が温かくなり、また涙が溢れました。

今回の案件で学んだこと

今回の案件はたくさんの苦労と失敗がありました。
そこから学んだことを1つずつ解説します。

フリーランスの責任の重さ

1つ目の学びは、フリーランスの責任の重さです。
会社勤めの時、間違えて契約先のお客様のデータベースを消し飛ばし、多額の賠償責任を負わされた方がいらっしゃいました。
その時のお金は、会社が負担してくれたそうです。

会社員なら、何か失敗しても最終的には会社が責任を負ってくれます。
でも、私たちフリーランスはそうはいきません。

今回謝罪電話をした場所に対し、「とても怒っていて、今までの取引やこれからの取引を中止したらどうしよう」と思いました。

もし失敗して取り返しがつかなくなっても、自分が責任を負うしかない。
契約先から賠償を負わされるかもしれない。

そう思った時、一気に血の気が引きました。

「大袈裟な」と思う方もいるかもしれませんが、フリーランスは、本当にその可能性があるのです。
いつでも好きな時に仕事ができるメリットの裏腹、とんでもなく大きいデメリットが隠れていたことに気づきました。

とにかく行動すること

2つ目の学びは、とにかく行動することです。

納期が短く不安なときは、とりあえず早めに行動することが大事だと思いました。
心配や不安がある時は、とにかく手を動かすしかない。
ライターが途中で仕事を放棄することを「飛ぶ」と言いますが、私は思いました。

「不安になって飛んだ後、その人はどう思うんだろう」と。

私だったら「飛んだことで、賠償責任などを負うかもしれない。家族や主人に迷惑をかけるかもしれない」と、もっと不安なことを考えてしまいます。

「やるしかない。やるしか道は残されていない」
そう思い、自分を奮い立たせて仕事ができたので、今回の案件で、本当に強くなれたと思います。

確認をちゃんとすること

3つ目の学びは、確認をちゃんとすることです。

今回の案件はレギュレーションが厳しく、ファクトチェック先のURLなどの添付もしなければいけないというルールでした。
漏れていればやり直し。
チーム全員、2回ぐらいやり直ししました。(個別に指摘され、もっと見直した人もいると思います)

また、私は今回、企画書の間違いもあったので、そういった点でも改めて確認の大事さを痛感しました。

どんなに忙しくても、そのせいで納期が多少遅れたとしても、確認は徹底する。
今後は絶対に気をつけようと、固く心に誓いました。

誠実であること

4つ目の学びは、誠実であることです。

私の良いところは、素直なところだと思います。
相手に対して失礼なことをしたら、開き直らず、相手に対して本当に申し訳ないと思えます。
ディレクターや検収者の方に注意されても、素直に私が悪いと認められます。

「非常に仕事がやりやすい相手」を自負しているので、誠実さが一番の取り柄で武器かもしれないと思うほどです。

今回の企画書の失敗、謝罪電話に関しても、心から謝ったので相手に気持ちが伝わったのだと思います。
納期が短くても、ひとまずディレクターへ納期を延ばせないかは聞きますが、なるべく迷惑をかけないよう、自分の精一杯で頑張りました。

ディレクターから「ここまで頑張ってくださり、本当にありがとうございました」と感謝の言葉をもらえた時は、本当に嬉しかったです。
誠実であることは、本当に大事なことだと思いました。

最後に

今回の案件で、文章のコピペをする方や、構成案の変更を無視して書き進めてしまった方を見ました。
非常に不誠実であるのに、こういった件はよく耳にします。
ライターあるあるなのだと思うと、悲しくなりました。

ディレクターさんの怒りや悲しみ、絶望を無視して、自分の不安な気持ちを無視して、何もかも損するだけです。
何も生み出さなくて、本当にもったいないと思います。
真面目な人が損する世界は嫌です。

私は今回たくさん失敗しましたし、時間がなさすぎて絶望しましたが、乗り切ると、たくさんの学びがありました。
体調を崩しかけていたので頑張りすぎはグレーではありますが、せめて誰も彼もが、誠実であって欲しいと思います。

苦しくても、いつか過去になることを、忘れないでください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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