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2022旅行記① 東京(サイエンス編)

私は旅することが大好きで、学生時代から長期休暇にはいつも海外旅行をしていた。

ただ、子どもが産まれてからの旅行となると…
小さい時はオムツなど荷物も増えるし、できることにもいろいろ制限が生じるため、結果的に 楽しい<疲れる となることも時々あった。

しかし子どもが成長するに従って楽になる部分も多かったり、だんだん子連れ旅に慣れてくると、大人が疲れず、子どもも楽しめる旅行プランを立てるコツがだんだんわかるようになってきた。

子連れ旅には、とにかくマンパワーが必要なので、私や夫の親を連れていくことが多い。

親たちも高齢になってきて、いつまで元気でいられるか分からないから、孫と一緒に旅行できるのを喜んでくれるし、いい思い出づくりにもなる。

そして旅先ではとにかく体力&気力を温存するため、追加料金で並ばずにすむサービスやタクシーなど、自分が疲れないためのコストは躊躇せず払うようにしている。

また、子どもが暇を持てあまして騒いだりしないように、タブレットに動画をダウンロードしたり、シールブックなど暇つぶしの本を事前に購入したり、お気に入りのおやつを待っていったり、入念な事前準備も欠かせない。

2泊以上する場合の宿選びでは、公園が近くにあるorプールがあるところにすると、観光などの予定がない時間帯にちょっと遊ばせたりできて、子どもの満足度が上がるし体力を消耗させることができて良い。

最近は子連れウェルカムな宿だとキッズスペースがあったり、絵本が置いてあるところもあって、子どもが小さいうちはかなりポイントが高い。


コロナ前には、私の両親も一緒に、3歳長女と6ヶ月の次女を連れて、香港発のクルージング旅行や台湾、ベトナムにも行っていた。

今年は長女が小学生になり、保育園の頃ほど気軽に平日に休みを取って旅行に行く、というのが難しくなり。

コロナのため子連れ海外旅行はまだ少しハードルが高いが、小学校の長期休暇や連休には、できる限り国内をたくさん旅行した。

2022年も終わりが見えてきたので、備忘録として、今年行ったところをシリーズとして、全て書き出してみようと思う。

ただし北海道だけは、すでに旅行記完成済み↓


まず、東京編。

東京は美術館や博物館などが多く、やはり文化の厚みがあるのが魅力的だ。

子連れ旅行は楽しいだけじゃなくて、子どもにとっていい刺激になるような、何かしら学びの要素も入れるように心がけている。

長女は宇宙飛行士になりたいと言ってるので、今回は宇宙をテーマとした科学館はめぐっておきたいと計画した。

アフタースクールでプログラミングを習い始めてから、プログラミングでゲームを作るのにもはまってるようなので。

テクノロジーとアートの融合を体感できる、チームラボも行くことにした。



宇宙ミュージアムTeNQ


東京ドームシティ内にある、様々な視点から宇宙を学べるミュージアム

写真は撮ってないが、池みたいなつくりの直径11 m の大きな円形スクリーンで上映される、宇宙に関するストーリーはなかなか見応えがあった。

ロボットが案内してくるゾーンもある

イマジネーションエリアでは宇宙に関する謎解きゲームを通して、遊びながら学ぶことができた。

推理ものが好きな長女はこの謎解きゲームにハマって、夢中でヒントを集めて答えを考えていた。

難易度は難しすぎず、小学生でも考えればわかるくらいのレベルで、大人も子供も楽しめたのがよかった。


日本科学未来館

迫力満点のドームシアターがある。
360度の大スクリーンに映し出される、宇宙をテーマにした物語に、娘はおもしろかったー!と大興奮していた。

館内の展示は、小学校低学年にはやや難しめだった


チームラボ(お台場)

チームラボについて検索したら、お台場と豊洲の2ヶ所あり、お台場は2022年8/31に閉館とのこと!

なくなる前に行かなきゃと、まず春にお台場の方を訪れることにした。

SNSなどでチームラボの画像はよく見かけることがあったけど、実際いくと不思議な世界への没入体験ができて、想像以上に大人も子供も楽しい!

エンタメとしての魅力度が高いというか、人気なのも納得だ。

とにかく映えるスポットがたくさん

アスレチックやすべり台など、子供向けの遊具もあり、その上を動くと画像が変化したりするので、子どもたちは大喜びで遊んでいた。

娘たちは小人の部屋、というコーナーを特に気に入って、何時間でもそこにいれそうなくらい夢中で遊んでいた。

小人の部屋のおもしろさは画像では伝えにくいので、公式サイトより説明を引用させてもらう。

この壁は、こびとたちが住んでいる奏でる壁。
こびとたちは壁の中を走り回っていて、こちらには気づかない。
しかし、キノコや牛小屋、長い氷の棒などいろいろな形のスタンプを壁にくっつけると、スタンプが、こびとたちの世界に出現する。こびとたちはそれらに気が付いて、飛び乗ってくる。
スタンプの種類によって、こびとたちはすべったり、ジャンプしたり、よじ登ったりする。スタンプを外すと、こびとの世界に出現したスタンプがこびとの世界にしばらく残る。
様々な種類のスタンプをくっつけていくことで、こびとたちは大喜びで遊ぶ。

チームラボ公式サイト


私も初めて体験するタイプの遊びで、スタンプはいたって素朴でシンプルな木のブロックみたいな感じなのに、それが最新のテクノロジーに使われてるのが新鮮だった。

娘たちはスタンプを壁のあちこちに貼ったりはがしたりして、その働きかけによって小人の動きが変化するのを楽しんでいた。

また、ここでは自分が描いた魚や動物の絵を取り込んで、会場内の壁面スクリーンで自由に動いてるのも鑑賞して楽しめる。

さらに自分のイラストを記念品として、バッジや T シャツをその場で作ってもらうことも可能だ。

バッジは5分ぐらい待てばすぐ完成するので、子どもたちにせがまれて1人2個ずつおみやげとしてオーダーした。



チームラボ(豊洲)


子どもたちがお台場のチームラボを非常に気に入ったので、これは豊洲の方も行っとかないと、とこちらも訪問した。

水のエリアで遊ぶのを子どもたちはすごく気に入って、全体を一通りまわった後に、「もう一回いくー!」と、水のエリアだけ二巡目も楽しんでいた。

次女はお尻まで水浸しに…小さい子は着替え必須



パナソニック クリエイティブミュージアムAkeruE(アケルエ)


SDGsやSTEAM教育をテーマとした探求学習の実践の場で、以前たまたまTwitterで見かけて、興味があったところ。

わりと新しい施設で、科学館と美術館の間のようなイメージ。

娘たちは小さい頃から「ひらめきノージー(Eテレ)」や「クリエイティブギャラクシー(アマゾンプライム)」をよく観ていて工作が好きなので、このAkeruEにある、いろんな材料があって自由に工作できるコーナーが気に入るかなと思ったのだ。

アトリエコーナーでは皆の作品を展示している

が、実際ここではふたりともそんなに熱中することなく、わりとささっと適当に作品を完成させて、早く他のコーナーで遊びたい!という感じだった。

思えば最近は前ほど夢中で工作するようなことも減り、いつの間にか工作ブームはもう去っちゃったのかな、と母は少しさみしい気持ちになった。

AkeruE内には、動画やアニメーションを自分で作るスタジオブースもある。

どんな撮影をするかはアフレコやスローモーションなどから4択で、長女は一番難易度の低いストップモーション、というのに楽しんで挑戦していた。

次女のお気に入りは
下から出る風により浮遊し続けるリンゴのゾーン

施設の規模としては、他の科学館やチームラボと比べるとやや小さめだったが。

展示してあるものはほとんど体験型で、ここにしかないような、初めて見るものが多かったので、案外子どもたちは飽きることなく、2時間以上滞在してたっぷり楽しめた。



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