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《最新曲!》BTS(防弾少年団)のMV『FAKE LOVE』徹底考察してみた!

はい、全国のARMYの皆さん待ってましたね。
「LOVE YOURSELF 轉」全曲解禁&カムバックおめでとうございます。

曲の良さについて語りたい気持ちもものすごくあるのですが、
防弾少年団のアルバムといえば、前作承Herに続く、大きな物語〈ストーリー〉が毎回大きく話題になりますね。
今回もまた、謎が謎を呼ぶような不可思議なMVでした。

それでは、「LOVE YOURSELF 轉」のタイトル曲『FAKE LOVE』の考察に行きましょう。
※この考察はあくまでも、ARMYの個人的な考察でしかないので、賛成反対両意見あると思いますが、どうか気軽な気持ちで見ていただければと思います。

⑴「LOVE YOUR SELF」は大きく3つの世界で構成されている。

ひとつめの世界は、13分にも及ぶ動画「LOVE YOUR SELF 起承轉結」で描かれたメンバー7人と少女との物語世界。

右下に日付が刻まれた意味深なこの動画では、防弾少年団のメンバーと彼女あるいは好意を寄せる女性との別れが描かれています。7人の若者と愛する女性との別れと、動画の最後では彼らの苦しみや死を連想させる映像が映し出されます。

この動画で
ジン→彼女?あるいは好意を寄せる女性が目の前で交通事故に遭います。その後彼が映るシーンでは百合の花が映るため、彼女は死んでしまったと考えられます。
ユンギ→音楽仲間でもある彼女。何かの原因で喧嘩し、ユンギの方から彼女の元を去ります。
ナムジュン→道で見かけた彼女に髪留めを渡すために同じバスに乗り込むが、結局渡すことができない、知り合うこともありません。
ホソク→恋人?か親しい女性がいます。何かの原因で彼女が怪我を負ってしまいます。
ジミン→ジミンが好意を寄せる彼女は、ホソクと良い仲で思いを伝えることもできず怪我をした彼女を救うこともできません。
ジョングク→病院で出会った彼女。花を送るために彼女に会いに行ったら、すでに彼女の病室は空になっていました。

この動画の物語では、悲恋で終わる設定が多いのですが、アルバムタイトルが「LOVR YOURSELF」と言うだけあり、7人のメンバーと女性との間に生まれる”愛”がテーマになっていると考えていいのではないでしょうか。

この先わかりにくくなるので、この世界のことを「愛」の世界と表することにします。

2つめの世界は、今回公開された『FAKE LOVE』の世界。

愛の世界の延長あるいは、表裏一体として存在する世界で、情景やメンバーのまわりにある環境などは愛の世界と関係するものが多く登場します。しかしながら、ここでは、1つ目の愛の世界のように彼らが愛した女性はでてこきません。また、世界の状況もどこか退廃的で悲しげな印象を抱きますね。

3つめの世界は、「LOVE YOUR SELF 起」の途中から始まる、笑顔で仲睦まじそうに過ごすメンバー7人の世界

⑴と⑵の世界とは別に存在する世界にいる7人は、防弾少年団そのものを表しているように思われます。彼らは、仲間内ではしゃぐ年相応の若者でありながら、韓国のヒップホップアーティストとして存在する防弾少年団とそのものとしてMVの中に登場していると仮定します。つまりは、このLOVEYOURSELFシリーズ以外のMVと同様に彼らが、防弾少年団としてMVを撮っていると言う状態のように見えると言うことです。

つまりは、エンドロールで流れる”SUGA”や”JIMIN”表されるヒッピホップグループ、防弾少年団としての彼らであり、他の2つの世界での彼ら同義であるが同一人物ではないと言えるでしょう。

そして、、、

一つ言えるのは、この世界のどれもが前作のWINGSで描かれた世界と繋がっているということ。そう、つまりはメンバーが死傷した世界ですね。この世界とは切っても切り離せないと言えます。

では、ここから「FAKE LOVE」の世界の考察をして行きます!

(2)キーパーソンはマンネ!ジョングクとテテは既に死んでいる

動画ではジョングクとテヒョンがキーパーソンとして映されているのがわかります。
グクは世界の中で何かを探している、あるいは誰かを探しているように見えますね。そしてこれは私の憶測ですが、グクはメンバーを救おうとしているように見えます。

テヒョンは、そんなグクとは対照的に描かれており、グクが映るシーンではとその対の存在として描かれています。

まるでグクが大切なヒョン達を救おうとする正義感溢れるヒーローでテヒョンはその反対に暗い闇の世界の住人のように見受けられます。
おそらく、グクが走っている中地面が崩れていく要因にもテヒョンが関係しているのだろうと推測できるのではないでしょうか。また、動画の最後にグクの前に現れる黒いフードを被った怪しい人物も、テヒョンでしたね。

メンバー7人の中でなぜこの2人だけが他の5人とは立ち位置が変わるのかというと、それは前作での考察も踏まえるとグクとテテだけが誰か殺されて(暴力を受けて)、誰かを殺めた人間だからです。テテとグクの違いは、テヒョンはある人(前作のストーリーを踏まえると彼の家族)を殺した上で死んでいるため、殺人を犯したことによって”罪を背負わなければならない人間である”として罪もなく喧嘩をふっかけられて死傷し車にはねられた?グクとは対照的な世界にいるのではないでしょうか。

では、グクが救おうとしているのは誰かといえば、それはジミン、ユンギ、ホソクです。この3人は自らの意思で死を選んだ、つまり自殺しています。
おそらくグクは、自殺を選択した彼らを救うために奮闘しているのが今作品「FAKE LOVE」ではないでしょうか。

そして、愛の世界とは鏡になっている世界(パラレルワールド)で、グクはタイムトラベルしながら、自殺した3人を救おうとするのではないでしょうか。

⑶ジミン、ユンギ、ホソクは自殺!?やっぱり死に方はアレだった!

今回の動画で、ジミンは大量の水噴射、ユンギは燃え上がる火、そして大量のチョコレート(addiction)の中にいます。

この3人は、I NEED UのMV時から自殺描写がありましたファ、今回の動画を見る限りだともう既に3人が他界していると考察できるのではないでしょうか。彼ら3人は自らの”死”を既に過去のことのように映し出され、彼らの死の原因についてコンセプチュアルに描かれていることがわかります。

グクは、この3人とは窓やドアを隔てた先にいて、そこから彼らの様子を覗いていますね。そして彼らを救おうと走りだします。

⑷ナムジュンは鏡の世界にいることを自覚している?!

「FAKE LOVE」の世界は、LOVE YOUR SELF 起承轉結の世界(愛の世界)とは違う世界であることは先にも述べました。

もちろん、その世界が愛の世界と時間軸が違うだけで同じ世界だと考えることも可能で、起承転結の順番に一つの世界が過去から未来へ経過していっているとも考えることはできるでしょう。そして、グクだけがその時間軸からずれ、過去と未来の流れに歯向かってタイムリープとタイムトラベルを繰り返していると。

しかし

「FAKE LOVE」を見れば見るほど、愛の世界との対話性、そしてパラレルワールド感が止まらない気がするんです。まるで陰と陽の世界を表しているかのように、愛の世界で描かれた場所やものが退廃的に描かれている世界は過去や未来の同じ世界と考えるのは辛すぎますね、、、。そして何より、彼らのまわりに存在する窓や鏡。そしてひっくり返る地面。つまり、同じ時間軸にいるが反対の或いはもう一つの世界が存在していると言えるのではないでしょうか。

そのなかで、自殺する3人は彼らの死と関係する場所やものが特徴的に描かれていますが、ナムジュンだけが自分と彼女との思い出の場所にある鏡と向き合っています。
鏡には、自分と同じ顔をした”もう一人の自分”が写り込んでいますね。これはナムジュンだけが、ここにいる自分と”向こう側の自分”の存在を自覚していると言えるのではないでしょうか。

ナムジュンだけが唯一直接的に”死”に関係しておらず、一人取り残されていく存在として描かれていることがこれから公開されていく内容とどう関係してくるのでしょうか。彼だけが鏡の自分に向かって歩き出したのも気になるところです!

⑸ジンだけが他の6人と時間軸が違う?彼もまた既に死んでいる?

これまでに公開されている動画を見る限りでも、ジンの言動がこのストーリーの鍵になっていることがわかります。

彼だけが唯一”自分以外の誰かの死”と向かい合っており(テテは例外)、悼みながら涙を流します。ジンが悼む相手は愛の世界に登場する彼女のようにも見えますが、「FAKE LOVE」でジンがグクと対照的な立場にいると思わせるような描写があったのが気になりました。

これを見ると、ジンが死を悼んでいるのは彼女ではなくグク、あるいは他のメンバーなのではないでしょうか?
ジンだけがグクの死や自殺した3人とは違う時間軸にいるとすれば、彼一人だけが既に起きた死と向き合っていることにも頷けるでしょう。
「FAKE LOVE」でジンの部屋が破壊される中で、入れ物に入った花を一生懸命守ろうとするシーンがあります。この花は何を意味しているのでしょうか。愛の世界で存在した事故死した彼女との花であるそれを守るということは、彼女との思い出を守ることとも考えられますが、この物語の中で車にはねられたのは、彼女だけではありません。グクもでしたね。

もしもジンがグクの死よりも前に存在して、グクの事故とも関わっているのならばジンがグクと対比の存在として描かれているのにも頷けるんじゃないでしょうか。

ただ、ジンだけが、相変わらず他のメンバーとは隔離させた場所にいることが謎ですね。
そしてmvの最後にジンとグクが背中合わせで踊り、向かい合って腕を絡ませ、グクが腕を振り払いジンだけが残されるところで終わります。

(6)グクが走り続けるのはかつての7人との再会と結成を願うため??

グクがジミン、ユンギ、ホソクを助けようとしているのは上記でも述べましたが、グクが救いたいのは3人だけではないのではないでしょうか。
グクがテヒョンやジンのことを救いたいと思っていなかったら、これほどまで対の関係として描かれないはず。

Spring dayのようにみんなが笑顔で一致団結する日が見たいですね。
たとえその先の道が険しいとしても、何があるかわからなくても、7人揃えばきっと全て上手くいくはず、、、。

終わりに

以上が「FAKELOVE」のMVで考えられる『LOVEYOURSELF』シリーズの謎が謎を呼ぶストーリーの真相です。もちろんこれはいち韓国好き女子の妄想であり考察なので信じるも信じないも読者様の自由です。

そのほかにも考察のしようがある部分はたくさんあるので、まだまだ追記で考察していきたいと思います!

防弾少年団のMV考察はシリーズ化していきたいので、みなさんのご意見・ご感想どしどしお待ちしています!