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あのとき出会ってなかったら

どうもこんにちは。めっちゃ更新を止めてしまって、すみません…。
生きてます、坂井彩花です。

最近の私はといいますと出稼ぎに行って、ライターやって、お酒を呑んでいます。呑んでいるなら書けよ、って感じですよね。

うん、私もそう思う。

ということで、久しく書いていきたいと思います。
今回のテーマは…!!

\ 会社員時代の思い出を語る /

ちなみに私は楽器屋さん保険のお姉さんっていう2つの会社員を経験しているんだけど、今回は楽器屋さんの思い出を話そうかな。

私ね、楽器を売る仕事が大嫌いだったんですよ。お客さんとお話をして、コミュニケーションをとるのは好きだったんですけど「高い楽器が正義」みたいな風潮が好きじゃなくて。

楽器屋さんといえど成果主義だったので「今月は○○万売るぞ」っていうのは、まぁあるよねwww それを達成するために楽器を売る、みたいなのが好きじゃなかったのです。

だから、私のお客さんは中学生だったり、楽器初心者の大学生だったり。他の人が「売り上げにならない」と言って切り捨ててしまうようなお客さんが多かったかな。
なによりも私はそういう人が楽器や音楽に興味を持ってもらうことに仕事のやりがいを感じていたからwin-winなんだけど。店長やエリマネには超怒られましたwwww

そんな中で、いまでも連絡をとっていて印象に残っているお客さんの話を。

彼と出会ったのは、私が社会人1年目で彼が中学3年生の時だったかな。(違ってたら、ごめんwww)

気づいたら仲良くなっていて、正直なところ出会いを思い出せなかった(笑)。私にとって弟の1人みたいな子がいるのです。

私と話すためにお店に遊びに来てくれたような子でね、本当に仲良し。彼が友達を連れて遊びに来てくれることもあって、そこから仲良くなった女の子もいるくらい。(その子も今でも仲良しw)

お正月にはお年玉を握りしめてお店に来てくれてさ、一緒に楽器のメンテナンス用品を選んだりしたなぁ。中学生のお年玉やお小遣いなんて、底が知れてるじゃない? それでも、そうやってお店に来てくれて、私から買ってくれるのがすごく嬉しかった。

彼は高校生になってからもよくお店に来てくれて。
「弾いてく?」「うん!」みたいな。いろんなギターを弾いてくれました。彼のギターが少しずつ上達していくのも、本当に愛おしかったなぁ。

私がいたお店はわりと大きなお店だったので、定期的に○○フェアみたいなイベントもやる店舗でさ。アコースティックギターフェアみたいなイベントをやったこともあって。
もうね、普段はお店にはならばないような高級ギターがお店に展示されるの! 1本200万とかするギターがお店にくるっていう。

んで、そのイベントの時もやっぱり彼を呼んでいて。彼に200万するギターを弾いてもらって。めっちゃ面白かったよー(笑)。
「高級楽器は緊張して弾けないww」「手汗が止まらないwww」
って、ずっと言ってた。それでも、もくもくと弾いていたのも印象的。

ある日とある楽器を作る専門学校が文化祭をするっていうお知らせが来たから「行ってみたら?」と声をかけたら、実際に行ってくれてね。本当に楽しかった! って言ってくれて。
それだけでも嬉しかったのに、その直後くらいから「ギターを作る人になりたい」って言い始めたんですよ。

やばくない? 尊くない?

あ、もしかしたら私。
音楽で1人の人生を変えたかもしれない。

そう思いました、本気で。
あの後、どうなるのかなって思っていたんだけどね。この春から彼は、楽器を作る専門学校に通うんですって。すごいよね。

あの時、接客したのが私じゃなかったら。私が休憩に出ている時間だったら。もしかしたら違う何かに憧れたのかな、とか。どうしても考えてしまうのが彼との出会いです。

いつか一緒にお仕事したいね。

とりあえず、ご飯いこう詐欺をしているので()合格祝いに行きたいと思いますw


さりのさんは、会社員時代の思い出なにかある? 雇われてるさりのさんの話ってレアだから楽しみ~♪


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