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W.storyって、なんぞ?

 お久しぶりになってしまいました。W.storyのayaです。
今回は私が屋号として使っている『W.story』と、肩書として使っている『StoryPainter』について、ご紹介したいと思います。

 わたくし、小さい時から絵をかくのはもちろん、お話を考えるのも大好きな『空想人間』でした。そんな『空想人間』に拍車をかけたのが、小学校3年生(おそらく)の国語の授業。
 当時の国語の教科書には「たからの地図」が載っていました。この「たからの地図」のスタート地点からはいくつか分岐する道が伸びており、お宝のあるゴールまで続く道、途中で行き止まりになる道、進むと怖い動物に遭遇する道なんかがありました。(今でも小学校3年生の教科書に『たから島のぼうけん』という題で載っているようですが、私が当時見た地図とは違いました。子供さんがおられる方は、ぜひのぞいてみてください。)これはもちろん国語の授業ですから、この「たからの地図」をみて、好きなルートからお宝までの道を自分で選び、それを文章に書き起こして、最終的にはクラスメイトに発表するという内容でした。
 こんな楽しい内容に、持てる時間をすべてつぎ込んだ当時の私。ほとんどすべてのルートを通れるようにルートを練り、遭遇する危機をいかに面白く書くか練り、担任の先生に何枚も原稿用紙をもらって書き続けました。
書いた物語を発表する頃には原稿用紙が何枚も重なり、ちょっとした冊子のようになったのを、今でも覚えています。その物語は、おそらくこの世には存在しませんが(終わったものは容赦なく捨てていくので、実家をひっくり返してもアルバムくらいしか残ってなさそう)、思い出だけはいまだに覚えています。
 そんな『空想人間』なので、画家として活動を始めるときにも、『私が描く絵には物語もワンセットである』という考えがありました。『絵を描く』ことと同時に『物語を描く』という意味を込めて『StoryPainter』とし、肩書が完成しました。
 画家なので肩書だけでもよさそうなものですが、格好つけの私は、もう一つ名前を付けたかった。それが屋号『W.story』です。
この時点でお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、私は一つの言葉に2つの意味を持たせるのがどうやら好きなようです。屋号もつけようと思いついたとき、さて私はどんなコンセプトをもとに屋号をつけようかと悩みました。
 私が好きな絵を仕事にするけれど、私一人が楽しむだけではもったいない。絵を通して何か発信出来たら。そんな想いから、『私(Watashi)のストーリ』、そして大好きな『和歌山(Wakayama)』を発信しようと思い、『W.story』という屋号が誕生しました。
 …正直まだ少し気恥ずかしいんです。「W.storyのayaです。」って名乗るのが。でも、色んな想いを乗せて生まれた屋号と肩書ですから、いっぱい使っていきたい。「W.storyさん」でも「StoryPainterさん」でも「ayaちゃん」でも、呼び方はなんでも構いません。どれも私の好きな名前ですから。
 ちなみに「aya」は本名です。漢字で「綾」と書きますが、画家として活動していくにあたり、絶対に本名を使おうと考えていました。だって、自分の名前が好きやから。素敵な名前をつけてくれた親に、本当に感謝しています。

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