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「気になっているのにやっていなかったり、中途半端になっていたこと」~②ホテル

ホテル時間が大好物でした

学生時代から「ホテル」が好きでした。

アルバイト代を
ホテルのモーニングやランチビュッフェの
優雅な時間に変えたり、

お金をかけなくても、
まるで用があるかのように素知らぬ顔をして
ロビーで英気(?)を養わせてもらったり、

当時は御三家だー、新御三家だー、なんて、
ホテルめぐりをしたり、
本や雑誌もたくさん読んだし、
就職活動では、ホテル業界もがっつり狙っていました(でも異業種へ)。

就活中にできた友人たちと、
職場の上司やお仲間と、
久しぶりに会う友達と、

結婚後も、帰省したら、可能な限り子どもを親にお願いして、
ホテルの時間とサービスを堪能させてもらっていました。

例えば紅茶が1杯2千円したとして、
学生時代には(今でもか?)とんでもない金額だとしても、

紅茶そのものの味と、そこで過ごした時間、
用がある時はさっと来てくれるけれど、
そうでない時は視野に入らないようにしてくれるスタッフさんの動き、
それらは2千円以上の価値があると、思えたのですよね。
そもそもお代わりもお願いできちゃうしね。

ホテルにある「空間」「人」「時間」が大好物でした。

いつの間にか遠くなってしまったホテル


子ども達が大きくなってくると、
それぞれの予定や行事で旅行するのも一苦労。
なんとか帰省できても、小さい頃のように子どもを両親に預けて
出かけるなんてこともできなくなってきたんですよね。

ディズニー系や観光先でのホテルも、
もちろんそれはそれで楽しいけれど、あくまでレジャーでいったホテル。
楽しんで、トラブルなく過ごせたら最高!が基準なので、
そんなことを求めていなかったのが事実かも。

家族で素敵なホテルに泊まることもあったけれど、何しろ子ども3人。
外に出ちゃいますよね。(笑)
せめて夜景を楽しむぞ、
と飲み物を用意して窓の側にゆったりと座っても重いまぶたとたたかうことになったり。

むくむくわいてきた「ホテル」に行きたい


今住んでいるところにも、
有名どころの外資「ホテル」はあるのだけど、

スニーカーでは入りたくないような、
足を踏み入れた瞬間、背筋がしゃきっとするような、
自分がちょっと特別な存在になったような、
そんな感覚になれるホテルはないんです。

自分の時間を意識できるようになった最近、
私は、やっぱり、かつて行っていた「ホテル」に行きたい。

かつて行っていたホテル。
それはきっと「ホスピタリティ」とホテルの「プライド」が
いたるところに溢れていて、
自分が大切にされていることを感じられる、
自分をもっと大切にしようとも思えるホテルのことを言うんだろうな。

今や浦島太郎状態の私。
2024年は「ホテル」に行きます!

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