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大学生と『どうして他人には優しくできるのに、身内には優しくできないか。なぜ人は死にたくなるのか。』のテーマで語り合った話

学習支援塾ビーンズの塚ちゃんこと塚﨑君にお声掛けいただき、大学生と話す会の企画で、8月に1回目の大学生とのセッションをしました。

ビーンズについて詳しくはこちら↓

https://study-support-beans.com/classwork/ 

学習支援塾ビーンズは「なんだかんだで毎日楽しく生きていける人があふれる社会をつくる」を目的とし、「悩める10代100万人とその横で泣いている保護者をサポートする」をミッションとする塾です。

現在、東京 飯田橋の教室には、不登校や通学していても無気力・不安を抱える中学生・高校生約70名が通っており、「不安で何も考えたくない」という生徒の心のケアから、自己分析、進路選び、受験対策を個別指導とグループ授業でサポートしています。

学習支援塾ビーンズさんHPより編集
 

テーマ

テーマは私のリクエストで

1.どうして他人には優しくできるのに、身内には優しくできないんだろう?
2.なんで人って死にたくなるんだと思う?

この2つにさせていただきました。

(いろんな方とフラットにこのテーマは話したいと思っているのだけれど、社会的養護や里親関係の人と話すとどうしても”家族”というその人が選んだものではない何か、に影響されすぎる気がして。ほぼ話したことがなかったテーマ。)

事前に決めたお約束

今回は折角の機会を頂いたので

●「こんなこと、聞いていいかな?言っていいかな?」と戸惑うことほど、今日は聞いてみてほしいこと、
●無言ももちろんOK

などの安心できるルールをみんなで設定し、スタートさせていただきました。


大学生さんの言葉で

一つ一つ、大学生さんが丁寧に自分の言葉で考えて出してくれる言葉に、なんかこっちの感情や思考がほぐされ、ぐらついてくる瞬間があり。大学生の時の自分ってどんな事を考えてたんだろうとか、振り返る良き時間でした。

私は心理士でも精神科医でもないし、そもそもこれは正解を探すものでもない。一緒に悩んで、言葉にして、自分の気持ちを探す時間をお供させてもらった時間でした。


振り返ると私は…20歳の時におとなになりきれないモヤモヤとよくわからない正義感、社会への諦めを感じた自分を思い出してました。高校生の時の保健室登校や、大学生の時に日本の格差社会に絶望して「絶対将来は里親になる」と決めたのが懐かしい。


死に対するイメージの差

あとは「死』に対する直接的なイメージって一般的にはあんまり無いものなんだなと初めて気づいた。(気づくのが遅い…。)

自分は学生ACLSで常に患者が助からない瞬間や家族説明を考えてたし、病院で患者の死に立ち会うこと、お看取り、今も高齢者施設で担当していた方が亡くなることは日常的にあるので普通に話してしまったけど、そこは補足が必要だったなと。反省点でした…。


いろんな大人に出会えたらいいよねと思ってる

今回いろんなご縁があってこの機会になったのだけど、自分が大学生の時に自分の専門外の人に沢山出会い、仕事という枠組みの超え方や、分野を超えて活躍する人と出会えたことは自分の財産になっていて。

なので正直、大学生さんたちに”直接的なメリット”はないのかもしれないけど、一人の社会人の働き方や生き方に関して、もし今後の選択肢が広がれば素敵だなと思っています。(人生のロールモデルを見つけるという観点で、100%同じ人はいないから、いろんな人から少しずつエッセンスをもらうしか無い。)


第2回目も楽しみ。
素敵な機会をありがとうございます!

いつも応援ありがとうございます。サポートいただけたお金は、当事者の子どもたちとのご飯代金か、直接子どもたちに手に渡る寄付に回したいと思います。