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頭の中のステークホルダー登録簿。

前回(昨日)の記事で、ステークホルダー登録簿についてお話しました。

ステークホルダー登録簿は、『PMBOK』やプロジェクトマネジメントのガイド本ではほとんど必ず登場するくらい、大事なことです。

しかし。
個人的な経験として、私は「組織図」や「プロジェクトメンバーの構成図」は作ったことはありますが、ステークホルダー登録簿を作ったことは、ほとんどありません。

代わりに、、なっているか不明ですが疑似的なモノが頭の中にある状態で、プロジェクトの活動をリードします。

PMとして、ステークホルダー登録簿を作らないことがメジャーなのかマイナーなのかは不明ですが(私の環境がたまたまそうだっただけかも)、
作ったことがない私の意見としては、日本の企業は体質的にステークホルダー登録簿やステークホルダーマネジメントは、明文化しないで暗黙知として進めている傾向があると考えています。

開発者などのチームメンバーやバックオフィスを明文化して構成図にまとめたことは何度もあります。

明文化しづらいのは……

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