チューニングってなに?
こんにちは、にしじまです。
今回は楽器を吹くときに避けては通れない
チューニングについて解説します。
なかなか音程が良くならない!
そんな方はもしかしたらチューニングの仕方があまりよくないのかもしれません…
だとしたら、とってもモッタイナイですよ!
よかったら参考にしてください◎
■チューナーで音程が丸見え!
入部して一式いろんなものを買揃えるときに
チューナーと呼ばれる機械を購入すると思います。
(パーカスの人は買わないかも?)
これがとても素晴らしい機械で
音の高い低いを目で見て確認できる優れものなんです!
■チューナーの活用方法
よく学生さんが使っているチューナーでは
針がどちらに傾くかで
高い低いを知らせてくれます
(たまに数字で表示されるタイプもある模様。
価格は高かったような気がする…)
私たちはその針の振れ具合を手掛かりに
針が真ん中からぶれないように
音程を調節していきます
■大前提:管の長さと音の高さの関係
小、中学校で2種類のリコーダーを経験したと思いますが
覚えていますか?
小学校のリコーダー(ソプラノリコーダー)と
中学校のリコーダー(アルトリコーダー)とでは
長さに違いがあって
そして全部穴を塞いだ時に出る一番低い音も違いがありました。
実は
音の高さは管の長さで変化するんです
注意① 最初からガン見しない
毎回チューナーで確認するとピッチがバラバラで困っている人はいませんか?
目に見えない音程が一目でわかる
素晴らしい機械ですが
依存するとちょっと弊害があります。
人間ってすごくて
なにか目標物があると
勝手に合わせるために何かをしちゃうんです。
でも今知りたいのは
普通に息を吹き込んで出る音が
高くなっちゃうのか低くなっちゃうのか
ということなので
こちらの方法をお勧めします
①まずはまっすぐ音を出す
②揺れたりせず安定しているなと思ったらちらっとチューナーを見る
→自分のセッティングが高いのか低いのかを知ることができる
③チューニング管で調整
注意②チューニングでしか使わないような吹き方はしない
たまーに
チューニングの音だけ大きくて元気な音で吹く人がいますが
何のためにチューニングしているのか
見失っていませんか?
その音でピッタリチューニングをしたとしても
曲の中でまったく別の吹き方をしていたら・・・
それはずっとピッチあわないと思いませんか?
特に曲中で「音程が悪い!」と注意されたとき
その曲で使う音のニュアンスでピッチ確認をしましょう
■まとめ
チューニングって1つの作業だと思われているかもしれませんが
曲を吹く前の準備であってこれがすべての土台です。
音が出ている間はずーっと関係があります。
全部に通じているので
チューニングでしか通用しないようなやり方では
やっても意味がないですよ!
次回(11月3日配信予定)は
温度によって変わるピッチについて
お話ししようと思います。
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イベント全滅中なので純粋に生活の糧になります… いつまで続くんでしょうかね… さすがにだいぶダメージが大きくて泣きそうです(苦笑)