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同じ音の連打がうまくいかない時

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たとえば
同じ音が3連符で羅列されてて
ちょっとファンファーレっぽい箇所。

そんなに難しい音でもなさそうなのに
なんかハズレちゃう…

こんなお悩みありませんか?

今回はそんな方へ
少しアドバイスをご紹介していきます◎

■同じ位置を突き続けられていますか?

狙う

ざっくりいうと
タンギングをするときに
同じ位置というのか点というのか
同じポイントを突きつづけた方が音のブレは少なめです。

色んな位置にウロウロしちゃうと
そのたびに音色や長さが変わっちゃいます。
実はそれくらいタンギングって繊細なんですよ~

イメージとしてはボタンの連打
ゲームのコントローラーのボタンを人差し指で連打するとき
一点集中で突きますよね?
(高橋名人級の連打だと特殊なやり方もあるだろうけど、今回は除外)
あれの舌バージョンのイメージです。

同じポイント

■連打音がキマらない3つの原因

カッコ悪い

安定してタンギングを狙えていないと
こんな感じの現象が起きてます
▼ ▼ ▼

~カッコよく決まらない原因 3選~
・音がハズレる
・一定のテンポで刻めない
・音の形の品質がばらばら

音がハズレる

ストラックアウト

むかしどこかの記事にも書いたような気がしますが…

管楽器には音のツボなる感覚があります。
イメージとしては
ストラックアウトで狙った数字をぶち抜く感覚に近いかも、です。
(このツボを見つけるのが一苦労なんですが…長くなるので今回は省略)

狙ったボード(ツボ)に当てたい時に
タンギングに意識を向けると精度が上がる感覚があります。

一定のリズムで刻めない

コントロール

一定のリズムで刻めてない、というのは
だんだん加速したり失速していく
ということです。

複数人で同じ音を吹いているのならば
バラバラに聴こえて悪い意味で目立ちまくりだし
音が違うけど同じリズムなら
そもそも同タイミングで出てくれなきゃハモれません

原因は
タンギングの連打速度が追い付かない
テンポをぶち抜いている
のどちらかです。

追い付かないのなら
ダブルタンギング(俗にいうTu Ku Tu Kuタンギング)を研究する
という方法もあるかもしれないし
ぶち抜いているのなら
タンギングのスピードを自分のコントロール下に置く練習が必要です。

すごくない

音の形の品質がばらばら

アーティキュレーション

音の形は作曲者が色んなことを考えて決めています。
自分勝手な理由で勝手に変えてしまうと
その狙いはあっという間に崩れてしまいます。

楽譜に書いてある色んな記号は
無視していいものは1つもありません。

この音の形の指示をアーティキュレーションというのですが
これを表現するにはタンギングがポイントになります

以前アーティキュレーションについてまとめたので
詳しくはこちらをどうぞ ↓ ↓

■苦手なあなたへオススメの2戦法

2戦法

速くタンギングできないよ!」もしくは「苦手なんだよ!
という方はまずは口で歌えるかチェックしてみてください

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✓ 口で歌えなかった

口で歌ってリズムがハマりきらなかった人は
ゆっくりのテンポからじわじわ上げてく戦法をお勧めします。

これはジワジワやるのがポイントなので
時間がかかるというデメリットがあります。
なので練習計画を立てるときに時間がかかりそうな部分を
いち早く見つけて練習を始めれると最高です◎

✓ 口で歌えた

口で歌えた人は
少しリズムを改造して戻していく戦法をお勧めします
連打の音数を減らしてから徐々に戻していく感じです

譜例解説

■まとめ

連打音ってキメの場面が多かったりして
緊張してできないのかな~と思いきや
実はタンギングがもたついてました!
的なオチも多いです。

あと
タンギングやリップスラーって
速くやれるのがすごい!
となりがちな感覚がありますが
私的には早くもできるし遅くもできるし
自由自在な速さでコントロールできる
というレベルになって初めて自慢できることなんじゃないかな~
と思ってます。

結局、曲中でカッコよく使いこなせなければ
全然意味がないってことじゃないのかな
という感じです

使える技多い方が絶対いいですよね~
楽器にしてもゲームにしても!(笑)

次回(8月10日配信予定)は
練習には目的別でいくつかの種類がある
というお話をしようかなと思います

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イベント全滅中なので純粋に生活の糧になります… いつまで続くんでしょうかね… さすがにだいぶダメージが大きくて泣きそうです(苦笑)