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跳躍が苦手な人は幅感覚を鍛えてみる

単音で吹けば音程ばっちりなのに
続けて吹くと音程がとんでもないことになる

そんな方は
音と音の距離感覚(音程幅)を掴むと良いですよ~

今回は
跳躍の音程感を鍛えるためのアイディアをご紹介します◎

■跳躍を制する者は音痴を制する

音と音の連続(跳躍)がフレーズとなってその集合体が楽曲です。

つまりは
この跳躍を攻略してしまえば
超ざっくりいうと音痴を解消する近道になります。

>跳躍が難しくなる条件

跳躍の幅は広くなればなるほど取りにくいのは事実です。

それだけではなく
どれくらい離れているか(度数といいますが)の距離によって
音程がとりにくく感じる幅もあります

>単体の音程より飛ぶ距離を掴んだ方が速い話

特定のジャンプ幅によって
「音程が掴みずらい!」という妨害が誘発されてしまう中で
目標の音程だけを狙って吹くのはなかなかの難易度です。

絶対音感を取得済みの方には少々難しいかもですが…
恐らく多数派である非絶対音感の私たちは(勝手に仲間にしてすみません…)
音と音の距離を掴む方法が結構役に立つのでご紹介します!

■音を距離でイメージする

練習イメージとしては
階段の段飛ばしみたいなものを想像してみてください

一段ずつ駆け上がる時の歩幅と
1段飛ばしで駆け上がる時の歩幅って違いませんか?
何段飛ばすかは自分で決めたとしても
歩幅を調整して足を段にかけますよね?

こんなかんじで
音も今からどのくらいの距離なのかをイメージして
その音を掴みにいく
感じです。
(相変わらずのわかりにくさですみません…)

■2音間を歌ってみる

楽器でいきなりやってもいいですが
楽器だと色んなことを同時進行しないといけなくなるので
最初は少しでも頭の負担を減らすために声を使うことをおススメします

>距離感を体感する

最初は少しずつ距離を離していき
距離の差を感じていきます。

もしかしたら
自分が思っているより距離が近かったり遠かったりするかもしれません
その気づきが大事です。

>等間隔で動くトレーニング

次はジャンプ幅を変えずに
開始音を順番に変えて同じジャンプ幅を保つトレーニングをします。
(厳密に言うと同じ幅ではないのですが…
 専門の方々…大目に見てくださいm(_ _)m)

>苦手な幅を見つける

上の工程を地道に続けていくと
これムズイわぁ」となるところが出てくると思います
これが今の自分の弱点の距離です。

逆に言えば
曲で上手くできないジャンプから距離を数えて見つけ出す
という方法もアリです◎

見つけたらその幅を歌うなり聞くなり吹くなりしてたたき込む
これだけです。

■手を使ってイメージを補完してみる

毎度のことながら
音って目に見えないのでほんっっっっっとうに厄介ですよね

なので
手を使ってイメージを見える化してサポートしてみるのもよいです

>オクターブの範囲を決める

今は暫定でドレミファソラシドの範囲で説明していきます

左手をおへその前の高さ(低いのドの位置)
右手をおでこの前の高さ(高いのドの位置)に設定して
このおへそからおでこまでの距離を1オクターブと決めます

>範囲内で均等に手を動かしていく

今決めた範囲の中を
ドレミファソラシドを歌いながら手を交互に重ねていくような感じで
均等に区切って動かしていきます

この時に低いドからの距離感を目で感じながら歌うと
頭や耳で捉えるよりも
簡単に幅の意識を感じる
ことができます

是非お試しあれ◎

■まとめ

跳躍の音程感を鍛えるための
幅間隔を鍛えるアイディアをご紹介しました

✔単体の音程より飛ぶ距離を掴んだ方が速い
✔音をイメージする
✔手を使ってイメージを補完してみる

どんな譜面も怖くなくなりますよ!

次回(8/16配信予定)は
書けるとちょっと便利な楽譜の書き方
をお話ししようと思います


イベント全滅中なので純粋に生活の糧になります… いつまで続くんでしょうかね… さすがにだいぶダメージが大きくて泣きそうです(苦笑)