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誰でも出来る!ちょっとゴージャスなリース(動画レッスン上級編)

こんにちは。オランダ在住のフラワーデザイナーのAyakoです。
少しトレンドを取り入れたクリスマスリースのレッスン動画(約40分間)を配信いたします。

お馴染みのエバーグリーンと共に、生花やオブジェなどの異素材を組み込んだデコラティブなクリスマスリースです。
日本でも鳥の羽根を入れたデコレーションは人気がありますが、オランダでもインテリアショップに行けば必ず何かしら鳥の羽根を使った商品が見つかるくらいの人気者。
自然界で木の上に鳥がいるのは自然な事から、リース上のデザインとしてもグリーンと鳥の羽根の組み合わせはパーフェクトな相性だと思います。

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今回のリースはそこへ生花が加わります。
リースに使用する生花はドライになった時に美しいものを選ぶ必要があります。保水できない状態で1ヶ月くらいドアに掛けておきますので。
今回は青から紫へのグラデーションが美しい秋色紫陽花を使いました。

さてこの秋色紫陽花って何でしょう?
初夏に雨の中で咲くあのしっとりとした紫陽花とは違うのでしょうか?
実は同じなのです。
翌年に美しい花を咲かせるために花が終わると剪定しますが、それを行わずにいると徐々に色やガクの厚みが変化してきて秋色紫陽花になるのです。
因みに、一般的に紫陽花の花と思われる部分は実は「ガク」で、本当のお花はガクの中心のポチッとした部分とガクの奥にある小さなツブツブです。
ガクアジサイのお花は真ん中のツブツブ集合体です。

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ガクの色の変わり方はドラマのように展開があり、最初の色とは全く違う色になって驚きます。それだけ紫陽花は変化する花なのです。
色によって様々な花言葉を持つ紫陽花ですが、その中に「移り気」という言葉があります。色の変化が由来の花言葉ですね。
ウェディングで使用する際にはやや気になりますが、小さな花がひしめき合って咲いている様子から「家族」や「団らん」という花言葉もあるので、まあ大丈夫大丈夫!

この秋色紫陽花は水が枯れた時にフニャっとなりにくく、色も少しくすみを増してアンティークな雰囲気のオシャレなドライフワラーになるのです。
日本では秋からお店に色々な秋色紫陽花が並びますので是非近くで見てみてください。

今回の上級編のクリスマスリースは
こんな方にぴったり
・明らかに人とは違うクリスマスリースを飾りたい
・ドラマチックな雰囲気を出したい
・デザイン性のあるリースを作ってみたい
・異素材を組み合わせたリースにチャレンジしてみたい
・紫陽花が好き!鳥が好き!
・デザイン、制作方法、レッスンの進め方を勉強したい

学べる点
・異素材を組み合わせる時の配置の仕方
・オーナメントのワイヤリングの仕方
・ドライになった時を想定した効果的な準備の仕方
・形状の異なる装飾をバランス良く配置する方法
・デザイン、制作方法、レッスンの進め方を勉強出来る

ファッションやインテリアにもトレンドがあるように、お花の世界にも流行があります。
デザインに関心がある方、トレンドを取り入れたい方には是非トライしていただきたいクリスマスリースです。

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